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令和6年第1回高松市議会定例会(令和6年3月4日)

更新日:2024年3月4日

 それでは、令和6年第1回高松市議会定例会が開会されるに当たり、この際、所信の一端を申し述べたいと存じます。
 私は、昨年4月の高松市長選挙において、本市の進むべき針路を指し示す新たなビジョンとして「夢と誇りが持てる世界都市・高松を目指して」をテーマに掲げる「マニフェスト2023」をお示しし、市民の皆様の御信任を賜り、引き続き、高松市の市政をお預かりさせていただくこととなりました。
 その重責をかみしめながら、「子どもを産み育て、働きやすいまち」、いわゆる「選ばれるまち」を始めとする、7つの政策とそれを実現する施策の着実な推進を図るため、各般の事業に誠心誠意、取り組んでいるところでございます。
 この間、議員各位並びに市民の皆様方には、格別の御理解、御支援を賜り、改めて感謝と御礼を申しあげる次第でございます。
 現在、我が国は、急速に進む人口減少や少子・超高齢化のほか、地震災害や異常気象による風水害に加え、ウクライナや中東においては、大規模な戦闘が継続しているなど、内政・外交ともに非常に難しい局面を迎えております。
 一方、3年以上もの間、社会経済活動に大きな影響を及ぼしてきた、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、昨年5月8日に5類に移行し、行動制限が緩和されたことにより、国内の観光需要の回復に加え、インバウンド需要も急速に回復するなど、社会経済は新たな段階へ移行してきております。
 このような中、今月16日には、屋島や備讃瀬戸を中心とする地域が瀬戸内海国立公園として、雲仙国立公園や霧島国立公園とともに、日本初の国立公園に指定されてから90周年を迎え、各種関連イベントの開催などにより、本市の更なるにぎわい創出が期待されております。
 また、サンポート高松では、間もなく開業を迎える、高松駅ビル「タカマツオルネ」を始め、「香川県立アリーナ」や徳島文理大学の「高松駅キャンパス」の整備が進められているほか、昨年12月には、外資系高級ホテルのサンポート高松と直島への立地が正式に発表されたところでございます。
 さらに、来年には「大阪・関西万博」や「瀬戸内国際芸術祭2025」が開催される予定でありまして、本市が更なる飛躍を遂げるためにも、しっかりと次の一手を打っていかなければならない、重要な時期を迎えております。
 また、去る1月に召集された第213回通常国会の施政方針演説において、岸田首相は、「デフレ完全脱却」に向けて、賃上げと投資がけん引する「新しい資本主義」の実現を図るとともに、「人口減少問題」に対して、前例のない規模でこども・子育て政策の抜本的な強化を図ることを示されました。
 取り分け、我々地方自治体にとりまして、人口減少、少子・超高齢化の進行は、労働力人口の減少や消費市場の縮小、深刻な人手不足など、地域社会や経済に大きな影響を及ぼすことが懸念されており、本市としても、総力を挙げて取り組まなければならない、極めて重要な課題であるものと存じます。
 しかしながら、先日、国が公表いたしました、2023年の住民基本台帳人口移動報告によりますと、東京都への転入超過は、2年連続で増加しており、コロナ禍を過ぎ、再び東京への一極集中が加速しているものと存じます。
 また、本市人口の昨年1年間の社会動態は、97人の社会減、また、自然減は2,610人で、人口全体では2,707人の減となっており、年々減少幅が拡大してきている状況で、改めて危機感を強くしているところでございます。
 香川県全体におきましても、昨年1年間で8,227人の人口減となっており、人口減少対策は、近隣市町におきましても、極めて重要な共通課題となっております。
 そのため、「瀬戸・高松広域連携中枢都市圏」全体で、人口減少を抑制し、真の地方創生を実現するべく、中枢中核都市としての役割をしっかりと果たしていかなければならないものと存じます。
 このような中、現在、本市におきましては、「第6次高松市総合計画」の着実な推進に向け、その実施計画である「第4期まちづくり戦略計画」において、「地域共生社会の構築」「コンパクト・プラス・ネットワークのまちづくり」「スマートシティの推進」「ゼロカーボンシティの実現」の4つをテーマに掲げ、市民の皆様に、「住みやすい」「住み続けたい」と思っていただけるまちとなるよう、鋭意、取り組んでいるところでございます。
 そして、令和6年度は、本市における総合的かつ計画的なまちづくりや市政運営の根幹をなす、「第7次高松市総合計画」に基づく、新たなまちづくりがスタートする、極めて重要な年であります。
 「第7次高松市総合計画」では、「誰もが自分らしく健やかに暮らせるまち」や「人を育み、多様な生き方が尊重されるまち」など、6つのまちづくりの目標を達成し、目指すべき都市像として掲げる「人がつどい 未来に躍動する 世界都市・高松」の実現を目指しております。
 私といたしましては、これまでにカタチにし、実現してきた様々なことを土台として、変革意識と新しい発想で、本市が、これからも輝き続け、暮らす人、訪れる人、それぞれが、ウェルビーイングな心地良さを感じるとともに、国内だけでなく、国外からも認知され、注目される「世界都市・高松」となるよう、全力を挙げて取り組んでまいる所存でございますので、引き続き、議員各位並びに市民の皆様方の格別の御理解、御協力を賜りますようお願い申しあげる次第でございます。

お問い合わせ

このページは総務課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎3階
電話:087-839-2181
ファクス:087-839-2190

Eメール:soumu2181@city.takamatsu.lg.jp

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