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令和5年第1回高松市議会定例会(令和5年3月3日)

更新日:2023年3月2日

 令和5年第1回高松市議会定例会が開会されるに当たり、提出いたしました諸議案の説明に先立ち、所信の一端を申し述べたいと存じます。
 令和2年1月に、国内で初めて新型コロナウイルス感染症の感染者が確認されてから、早3年が経過いたしましたが、第8波も収束の兆しを見せるなど、ようやくコロナ禍からの出口が見えてきたところでございます。
 このような中、国におきましては、今月13日から、屋内におけるマスク着用の考え方を見直し、着用は個人の判断に委ねることや、5月8日からは、新型コロナウイルス感染症について、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律上の位置付けを、5類感染症に移行することなどの方針が示されたところでございます。
 今後、本市におきましても、国の方針に基づき、一日も早く日常を取り戻すことができるように、必要な取組を着実に進め、社会経済活動の活性化を図ってまいりたいと存じます。
 さて、私が、高松市長に就任して4期目となる任期も、残すところ、あと2か月ほどとなりました。
 私は、4期目の出馬に当たり、「老若男女の笑顔が輝く元気な高松の創生」をテーマに、「共生のまちづくり」「安全と環境のまちづくり」など、「6つのまちづくり」を進めるために、63の施策からなる「マニフェスト2019」をお示しし、その実現に向け、誠心誠意、取り組んでまいったところでございます。
 この間、議員各位並びに市民の皆様方には、格別の御理解、御支援を賜り、改めて感謝とお礼を申しあげる次第でございます。
 現在、我が国は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けているだけでなく、急速に進む少子・高齢化や、ロシアのウクライナ侵攻に伴う不透明な国際情勢など、内政・外交ともに非常に難しい局面を迎えております。
 また、本年1月の月例経済報告では、ウィズコロナの下で、各種政策の効果により、景気が持ち直していくことが期待される一方、世界的な金融引締めによる海外景気の下振れ、物価上昇や金融資本市場の変動の影響など、景気を下押しするリスクへの対応に迫られている状況でございます。
 取り分け、我々地方自治体にとりまして、人口減少、少子・超高齢社会の到来は、東京への一極集中と併せて、労働力人口の減少や消費市場の縮小、深刻な人手不足など、地域社会や経済に大きな影響を及ぼすことが懸念されており、これらの課題は本市として、総力を挙げて取り組まなければならない、極めて重要なものであると存じます。
 先日、国が公表いたしました、2022年の人口動態統計の速報値によりますと、出生数は、79万9,728人、前年と比べて、約4万3,000人、率にして、5.1パーセント減の過去最少となり、統計開始後、初めて80万人を割り込み、また、国の将来推計人口より、11年も早く少子化が進んでいるなど、極めて深刻な状況でございます。
 また、香川県によりますと、本市人口の昨年1年間の社会増は279人にとどまり、自然減の2,278人を大きく下回ったことで、人口全体では1,999人の減となり、年々減少幅が拡大していることに、改めて危機感を強くしているところでございます。
 香川県全体といたしましても、昨年1年間で8,110人の人口減となっており、近隣市町におきましても、人口減少対策が、極めて重要な共通課題となっております。そのため、「瀬戸・高松広域連携中枢都市圏」全体で、人口減少を抑制し、真の地方創生を実現するべく、中枢中核都市としての役割を果たしていかなければならないものと存じます。
 このような中、去る1月に召集された第211回通常国会の施政方針演説において、岸田首相は、新しい資本主義やこども・子育て政策、包摂的な経済社会づくりなどの政策を推進することにより、「日本全国の皆さんが輝ける、未来に希望を持てる、そんな日本を作っていきたい」との決意を示されました。
 国政レベルで、グリーントランスフォーメーション(GX)やデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するとともに、抜本的な人口減少対策などに危機感を持って取り組まれ、全国各地での持続可能な地方創生に向けた取組を、力強く後押ししていただけることを、強く期待したいと存じます。
 本市におきましては、現在、市政運営の最上位計画であります「第6次高松市総合計画」の着実な推進に向け、実施計画である「第4期まちづくり戦略計画」において重要課題として、「地域共生社会の構築」「コンパクト・プラス・ネットワークのまちづくり」「スマートシティの推進」「ゼロカーボンシティの実現」の4つのテーマを掲げ、それらに特に意を用いながら、市民の皆様に、「住みやすい」「住み続けたい」と思っていただけるまちとなるよう、取り組んでまいっているところでございます。
 また、来年度は、第6次高松市総合計画の最終年度でございまして、「健やかにいきいきと暮らせるまち」や「心豊かで未来を築く人を育むまち」など、6つのまちづくりの目標を達成し、本市が目指すべき都市像「活力にあふれ 創造性豊かな 瀬戸の都・高松」を実現するために、全力を傾注していかなければならない、極めて重要な年となるものと存じております。
 私といたしましては、市民の皆様の生活を支える基盤づくりをハードとソフトの両面から推進するとともに、これら本市の都市ブランドイメージの向上につながる取組を積極的に展開することにより、多くの方に本市への愛着や関心を持っていただき、世界から注目される「瀬戸の都」として輝き続けられる、まちづくりを進めてまいりたいと存じております。
 このため、私は、本市の進むべき針路を指し示す新たなビジョンとして、「夢と誇りが持てる世界都市・高松を目指して」をテーマとする「マニフェスト2023」を発表させていただいたところでございまして、老若男女の笑顔が輝く元気な高松を創生するべく、「独創指向」「未来指向」「世界指向」の3つの指向を常に意識しながら、各般の施策・事業を、効果的かつ効率的に実施してまいりたいと存じております。
 私といたしましては、これまでの16年間で、一つ一つをカタチにし、実現してきたことを土台として、今後におきましては、本市が、新しい時代においても、「選ばれるまち」として、更なる飛躍を遂げるべく、全力を挙げて取り組んでまいる所存でございますので、引き続き、議員各位並びに市民の皆様方の格別の御理解、御協力を賜りますようお願い申しあげる次第でございます。

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〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎3階
電話:087-839-2181
ファクス:087-839-2190

Eメール:soumu2181@city.takamatsu.lg.jp

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