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令和4年第1回高松市議会定例会(令和4年3月4日)

更新日:2022年3月4日

 令和4年第1回高松市議会定例会が開会されるに当たり、提出いたしました諸議案の説明に先立ち、所信の一端を申し述べたいと存じます。
 令和2年1月15日に国内で初めて新型コロナウイルス感染症の感染者が確認されてから、早2年が経過いたしましたが、今また、感染力の強い「オミクロン株」が全国で猛威を振るっております。
 3月1日には、本市で過去最多の244人の新規感染者が確認されたことを始め、県内においても感染者数の高止まりが続いておりますことから、「まん延防止等重点措置」の措置期間を今月21日まで延長することが予定されており、今なお収束は見通せない状況でございます。
 改めまして、新型コロナウイルス感染症により、亡くなられた方に哀悼の意を表しますとともに、治療療養中の方の一日も早い御回復をお祈り申しあげます。
 本市におきましては、急激な感染者の増加に対応するため、先月12日に、これまでの全庁的な応援体制に加えて、職員20名に保健所への兼務・併任を発令し、保健所体制の一層の強化を図ったところでございます。
 また、新型コロナワクチンのいわゆる3回目接種につきましては、2回目接種から6か月経過すれば接種可能とするなど、ワクチン接種を前倒して促進するとともに、3月7日からは5歳から11歳までを対象とした小児接種を開始する予定としているところでございます。
 今後におきましては、一日でも早く、この「第6波」を乗り越えるため、引き続き、関係機関と協力して感染防止対策に万全を期してまいりたいと存じます。
 併せまして、ウィズコロナからポストコロナを見据え、「新しい生活様式」を踏まえた取組の継続と定着を図るとともに、感染リスクの最小化と、社会経済活動の活性化を両立させることができるよう、あらゆる分野でデジタル技術の活用を図りながら、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進などに取り組む必要があるものと存じております。
 このようなことから、現在策定中の第4期まちづくり戦略計画におきましては、「地域共生社会の構築」、「コンパクト・プラス・ネットワークのまちづくり」、「スマートシティの推進」、「ゼロカーボンシティの実現」の4つを、重点課題として取り組むテーマに掲げているところでございます。
 これからの2年間は、第6次高松市総合計画の総仕上げの期間でもありますことから、施策目標の達成に重点を置きながら、重点的に取り組む施策・事業を取りまとめるとともに、その効果的な実施に、一層努力してまいりたいと存じます。
 去る1月に召集された第208回通常国会の施政方針演説におきまして、岸田首相は、新型コロナウイルス感染症対応を政権の最優先課題と位置付け、「メリハリをつけた対策を講じていく」と決意を述べられました。
 また、経済再生の要として「新しい資本主義」の実現を目指す方針が示されるとともに、「新しい資本主義」の主役は地方であるとし、デジタルの力を活用することで人口減少などの地域課題を解決し、地方から国全体へのボトムアップの成長を目指す「デジタル田園都市国家構想」を強力に推進することが掲げられました。
 これまで、スマートシティの推進に取り組んできた本市といたしましては、デジタル技術を活用した地域課題の解決や、行政手続のデジタル化、さらには、官民連携・広域連携による新たなDX推進体制(かがわDXLab)の構築などを、今後、本格化していくこととしており、デジタル田園都市のモデルとなるよう、これらの取組を通じて、これまで以上に本市の魅力創出に努めてまいりたいと存じます。
 さて、私は、本年の年頭の挨拶におきまして、「明(めい)」という字をキーワードに選ばせていただきました。
 折しも、昨年11月には、世界的な旅行ガイドブック「ロンリープラネット」が発表した「2022年に訪れるべき世界の最も旬な旅行先の地域部門」で、「四国」が日本で唯一選ばれたことを始め、本年は、「瀬戸内国際芸術祭 2022」が開催され、夏には屋島山上交流拠点施設のオープンや全国高等学校総合体育大会の4競技が本市を会場として開催されるなど、国内外から高松に注目が集まる明るい話題の多い年となります。
 また、「明(めい)」という字には、「あかるい」という意味のほかにも、次を表す「あける」という意味がございます。「明けない夜はない」という言葉もございますように、コロナ禍により長期間にわたり市民生活や地域経済が苦しい状況に置かれる中、コロナ禍が明けた後を見据え、明るい希望を市民の皆様にお示しできるよう、本市が飛躍・発展を遂げるための次の一手を、しっかりと準備し、適切に打っていきたいと存じます。
 そして、第6次高松市総合計画に掲げる「活力にあふれ 創造性豊かな瀬戸の都・高松」の実現に向けて、私が先頭に立ち、職員一丸となって取り組んでまいる所存でございますので、引き続き、議員各位並びに市民の皆様方の格別の御理解、御協力を賜りますようお願い申しあげる次第でございます。

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