高松市公式ホームページ もっと高松

Multilingual

市長定例記者会見

最新の会見(令和7年12月24日)

市長定例記者会見を収録した動画をYouTubeで配信しています。

日時:令和7年12月24日(水曜日)11時30分~12時20分
場所:防災合同庁舎3階 301会議室
1.報告事項
(1)林野火災の予防を目的とした注意報及び警報の運用開始について
(2)高松市競輪場チータカ広場のリニューアルについて
2.記者質問

市長説明及び記者との質疑応答要旨

 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 報告事項の前に、先日、プレスリリースいたしました、ひとり親家庭への支援策として「就活に役立つ時短ビューティーセミナー〜自分にピッタリな就活リップを見つけよう〜」の開催について、お話をさせていただきます。
 ひとり親家庭の自立や生活の安定と向上を図るために、安定した収入が重要な要素の一つでございますので、本市では、就業や自立支援を始めとした、様々な支援と、その周知啓発に取り組んでおります。
 このような中、今年度の取組の一つといたしまして、来月1月10日(土曜日)に、香西本町のイオンモール高松におきまして、「就活に役立つ時短ビューティーセミナー〜自分にピッタリな就活リップを見つけよう〜」を開催いたします。
 このセミナーでは、資生堂ジャパン株式会社の「ソーシャルエリアパートナー」の方による、「就活に役立つメイク術」のほか、「簡易パーソナルカラー診断」に基づく、「就活に役立つ好印象なリップ選びの提案」を実践していただく予定としております。
 また、このセミナーは、ひとり親家庭の方だけではなく、どなたでも参加可能となっております。セミナー開催中は、会場にて、風船などのノベルティグッズと併せて、ひとり親支援施策を紹介するチラシも配布する予定でございます。
 セミナーの申込期限は、12月26日(金曜日)までとなっており、参加費は無料で、託児サービスもございます。詳細につきましては、本市ホームページに掲載しておりますので御覧いただければと思っております。また、イベントチラシを御確認いただきたいと存じます。
 是非、多くの方に御参加いただき、就職活動や社会人として必要な「第一印象」を磨いていただくと同時に、本市のひとり親支援施策の情報が、必要な方に届くきっかけとなることを期待しております。取材方、よろしくお願いいたします。
 それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
 本日は、「林野火災の予防を目的とした注意報及び警報の運用開始について」「高松競輪場チータカ広場のリニューアルについて」の2件でございます。
 まず、「林野火災の予防を目的とした注意報及び警報の運用開始について」でございます。
 本市では、本年2月に岩手県大船渡市で発生した林野火災を受け、総務省消防庁が設置した検討会での報告書の内容や通知を踏まえて、林野火災の予防を目的とした注意報及び警報の運用を、来年1月1日(木曜日)から開始することといたしました。
 発令の対象期間は毎年1月から5月までとしております。本市消防局管内の林野を対象区域といたします。対象区域、制度の詳細につきましては、今後、本市ホームページに掲載する予定としております。
 この注意報及び警報の発令基準でございますが、注意報は、毎朝9時時点の雨量等を考慮し、林野火災の予防上、注意を要する気象状況に該当する場合に発令をいたします。また、警報は、毎日9時から17時の間に、注意報の発令基準に加えて、高松地方気象台から「強風注意報」が発表された場合に発令をいたします。
 発令時には、注意報は「林野火災注意報」、警報は「林野火災警報」との通称を用いて発表いたします。市民の皆様に、消防車両での巡回広報や、電話案内、SNSを通じてお知らせをする予定としております。
 また、発令後は、対象区域内での「たき火」など、屋内外での火気の使用に制限が課せられます。特に、林野火災警報が発令された際には、これらの制限に従っていただくこととなり、違反した場合には、30万円以下の罰金又は拘留に処することが消防法で定められております。
 なお、発令後の注意報につきましては、毎朝9時時点、警報は毎日9時から17時の間に、発令基準に該当しなくなった場合に解除いたします。
 市民の皆様には、林野火災の予防のため、本制度の趣旨について御理解いただき、注意報等が発令された際には、火気の使用を控えていただきますよう、御協力お願いいたします。
 2件目は、「高松競輪場チータカ広場のリニューアルについて」でございます。
 高松競輪場につきましては、令和10年度上期のグランドオープンを目指して、現在、再整備事業を実施しております。本年7月からは、競輪施設の解体工事に着手しているところでございます。
 このうち、既存の「チータカ広場」につきましては、来年度以降、解体工事が始まりますが、今の「チータカ広場」を残したままで、解体工事が始まると同時に、新しい「チータカ広場」を使うようにしようということで、整備を先行して進めているところです。この度、リニューアルの概要がまとまりましたので、公表いたします。
【パース1】
 「地域の方々が散歩の途中に気軽に立ち寄れる憩いの場」をコンセプトに、南側入口付近に、会議室などの機能を備えた「チータカハウス」を整備するほか、広場中央から奥にかけて、大型複合遊具やオリジナル遊具を設置し、その隣には、幅広い年代の子どもたちが、どんぐり拾いなど、自然に触れ合いながら遊べる「いのちの森」など、多様な遊び場を計画いたしました。
【パース2】
 「チータカハウス」は、地域のみんなの家として親しみを持っていただけるよう、複数の「切妻屋根」が連なるデザインといたしまして、地域の方々が利用できる会議室や、広場で遊ぶ子どもを見守ることができる、屋根下広場などを配置しており、地域の憩いの場となることを目指しております。
【パース3】
 また、遊具につきましては、自転車をモチーフとした大型複合遊具や、ペダルを漕ぐ楽しさを体感できるオリジナル遊具の「ギアサイクリング」など、子どもたちに自転車に乗るきっかけや魅力を伝える遊具を計画いたしました。
【パース1】
 また、先ほど申しました「いのちの森」を始め、広場全体に季節ごとに楽しめる草花や花木を取り入れており、年間を通して、彩り豊かな景観になるものと存じております。
 供用開始は、令和8年4月頃を予定しておりまして、この新しいチータカ広場が、多様な世代の憩いの場となり、地域に愛され続ける広場となることを期待しているところでございます。
 報告事項は、以上でございますが、今年最後の記者会見でございますので、今年一年を振り返って、少しお話しさせていただきたいと存じます。
 今年は、石破総理の辞任に伴い、10月に高市 早苗氏が女性初となる、第104代の総理大臣に指名され、新たな政権のスタートの年となりました。
 また、海外におきましてもトランプ氏が再び米大統領に就任し、4月には、ほぼ全世界を対象に相互関税を課す旨を発表するなど、国内外の経済情勢に多大なる影響を及ぼしたところでございます。
 一方、国内におきましては、4月に「大阪・関西万博」が盛大に開幕しました。184日間の会期中、国内外からの来場者で大いににぎわいを見せるなど、多くの人に鮮やかな記憶を残す万博となりました。
 本市におきましても、香川県や神戸市などの催事に、合計3回参画をし、多くの来場者に本市の魅力や文化の多様性をPRしたところでございます。
 また、同時期には、6回目の開催となる「瀬戸内国際芸術祭2025」が開幕し、国内外から108万人を超える方々に御来場いただくなど、成功裡に幕を閉じました。
 7月には、全国高等学校総合文化祭「かがわ総文祭2025」が開催され、多くの方が本市にお越しいただける、様々な機会に恵まれた年でありました。
 さらに、7月に公表された「じゃらん観光国内宿泊旅行調査2025」で、香川県が「都道府県魅力度ランキング」で総合満足度1位に選ばれるなど、国内の宿泊旅行先としても注目度が高まり、私としても、大変喜ばしい結果となりました。
 このような中、本市といたしましては、この状況をまたとないチャンスと捉え、本市の魅力を国内外に広く発信するとともに、国内だけでなく、国外からも認知され、注目されるよう、全力で取り組んできたところでございます。
 さて、今年一年の市政を振り返ってみますと、「第7次高松市総合計画」に掲げる、目指すべき都市像「人がつどい 未来に躍動する 世界都市・高松」の実現に向け、各般の施策・事業を実施してまいりました。
 この「世界都市・高松」を目指すに当たりましては、国内外から本市への認知度・注目度を高めるため、特に「シティプロモーション」や「観光誘客」に向けた取組を推進したところでございます。
 2月には、高松に関わる人たちが一丸となってシティプロモーションを推進していくための「高松市シティプロモーション推進ビジョン」を策定するとともに、みんなで楽しみながら、本市の魅力を発信できる「TKMT」を新たなロゴマークとしたところでございます。
 また、5月には、昨年「WeWork丸の内北口」に開設した「東京事務所」の開所1周年に併せ、私もトップセールスを行い、本市の魅力をお伝えするとともに、本市との官民共創の御協力を呼び掛けてまいりました。
 さらに、8月に開催した「さぬき高松まつり」の花火大会では、「せとシーパレット」に初めて「有料観覧席」を設置し、高松の夏の夜を多くの人に楽しんでいただいたほか、10月には、「史跡高松城跡玉藻公園開園70周年記念事業」として、玉藻公園ライトアップイベント「玉藻あかり物語2025」を開催するなど、夜型観光の推進や、にぎわいの創出を図ったところでございます。
 また、子どもや若者、子育て世帯が夢と希望を持ち、安心して暮らせるまちを目指すため、3月に「高松市こども計画」を策定し、令和8年1月からの「こども誰でも通園制度」開始への取組など、子どもの成長や子育て家庭への支援に向けた各種施策に取り組んでまいりました。
 このほか、安全で安心して暮らせるまちづくりの施策といたしましては、4月1日に「高松市犯罪被害者等支援条例」を施行し、犯罪被害者やその家族に対する経済的支援を始めとする各施策の推進に努めたところでございます。
 こうした中、本市の玄関であり、顔とも言えるサンポート高松地区において、2月に中四国最大級規模の県立アリーナ「あなぶきアリーナ香川」がオープンし、4月には徳島文理大学高松駅キャンパスが開学しました。あなぶきアリーナ香川では、これまで、ビッグアーティストらによるコンサートを始めとした、集客力のある大規模イベント等が開催されました。
 このアリーナで、5月に開催された「TGC香川2025」では、本市も参画をし、ステージイベントで「TKMT」をお披露目いたしましたほか、特産品等のブース出展などにより、若い世代の方々に本市の魅力をPRいたしました。
 また、「あなぶきアリーナ香川」が、ユネスコの世界的建築賞である「ベルサイユ賞」のスポーツ部門で、我が国では初となる最優秀賞に選ばれ、本市のランドマークとも言うべき新たな魅力が加わり、更なるにぎわいの創出が図られることを期待しているところでございます。
 このようなサンポート高松エリアの大きなにぎわいを、回遊性や滞在性を高めることにより、今後は、中央商店街を含む、中心市街地全体に広げていくことが重要でありますことから、県と連携を図りながら、本市中心市街地における、活力とにぎわいのあるウォーカブルな空間づくりに取り組んでいるところでございます。
 また、中心市街地において、官民が一体となって、夜間においても高松らしい景観づくりを進めるため、先月、「高松市中心市街地夜間景観ガイドライン」を策定し、「サンポート高松」「高松城跡」「中央商店街」、リニューアルを予定している「中央公園」などのエリアをライトアップで一層際立たせ、昼とは異なる演出を行うといった取組も進めておりまして、これらを通して、より魅力的な中心市街地の形成やにぎわい創出を図ってまいりたいと存じます。
 さて、先の12月定例市議会におきまして、食料品価格等の高騰により影響を受けている市民や事業者を支援するため、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」などを活用した補正予算を議決いただいたところであります。迎える新年も、物価高や人口減少、少子・超高齢社会への対応など、厳しい社会状況が続くものと存じますが、本市で暮らす人、本市を訪れる人が、ウェルビーイングな心地良さを感じ、国内だけでなく、国外からも認知をされ、注目をされる「世界都市・高松」の実現を目指して、より良いまちづくりを推進してまいりたいと存じます。
 少し長くなりましたが、今年一年を振り返らせていただきました。結びになりますが、改めて、記者クラブの皆様方におかれましては、今年一年、様々な報道、また、市政の情報発信などにつきまして、多大なる御協力を賜り、感謝を申しあげます。
 それでは皆様方、くれぐれも体調に御留意いただき、良い年をお迎えください。
 私からは、以上でございます。

記者質問

【記者】
<年末年始の医療提供体制について>
 昨年、診療している医療機関では大変な混雑が見られたと聞いている。今年も年末年始が9連休となり、例年以上にインフルエンザが猛威を振るう中、市として何か特別な対策を講じる予定はあるか
【市長】
 昨年度の年末年始におきましては、診療できる医療機関が限られたところに、季節性インフルエンザの流行期が重なったことにより、診療を行っていた医療機関に患者が集中し、診療の待ち時間が長時間に及んだほか、周辺道路が渋滞するなどの混乱が生じ、患者の皆様には、大きな御負担をお掛けしたところでございます。
 今年度の年末年始につきましても9連休となりますので、昨年の反省もあり、可能な限り充実した医療提供体制を構築するため、医療従事者の人材確保や負担軽減などの課題も考慮しながら、高松市医師会と協議を重ねてきたところでございます。
 この結果、今回の年末年始の休日当番医につきましては、極力、診療所よりも規模の大きな病院を指定することで、患者の受入体制の強化を図りたいと考えております。また、市内の大半の小児科が休診となる12月30日(火曜日)については、松島町一丁目にあります「高松市夜間急病診療所」を、昼間にも開設するなどの対応策を講じることといたしました。
 なお、休日当番医を含め、年末年始に診療を行う医療機関につきましては、本市ホームページ等により、広くお知らせすることとしております。
 本市といたしましては、広報高松や本市ホームページのほか、市公式LINEを始めとするSNSなどの各種広報媒体を積極的に活用し、救急時以外には、医療機関の受診を控えたり、必要に応じて救急電話相談や救急受診アプリを利用していただくなど、適正受診への協力を、より一層、呼び掛けてまいりたいと存じます。
【記者】
<小学校給食費無償化について>
 公立小学校の食材費相当額を国が全額負担することで、自民、日本維新の会、公明の3党が合意したことに対する市長の受け止め
 また、中学校の給食費無償化についての考え
【市長】
 国による、いわゆる給食費無償化につきましては、地方自治体の予算編成が大詰めを迎える12月上旬に、国から突然に制度案が提示され、本市を含む全国の自治体で混乱を招いたところでございます。
 この問題については、全国市長会でも大きな議論となりまして、市長会として、全国どこの自治体においても格差なく取り組める措置について要望してきました。無償化という以上、基本的には国が責任を持って、無償化するような制度にしてほしいということであり、最終的に、無償化というよりは一部、負担の軽減策と
いった形で国から補助が出されることになりました。最終的に示された制度案は、基本的に負担は国と都道府県が行い、それを基に市町村が実施をするという形になったというわけで、多くの点で地方に御配慮いただき、全国一律の負担軽減や、子育て支援につながる制度になったものと考えており、一定の評価をいたしたいと思っております。
 なお、支援の基準額は、令和5年度における全国平均月額4,700円をベースに、近年の物価動向を加味して、児童1人当たり月額5,200円に設定し、それを国と都道府県が負担をする、都道府県の負担については、地方交付税で措置をするという案になっているわけで、基準額を超える部分については、市町村が負担し、無償化とするのか、又は保護者負担とするのかは、自治体の判断ということになりました。したがいまして、これを基に、本市の方針を決定してまいりたいと存じます。
 小学校給食の無償化が示されて、中学校の給食費についてどうするかということですが、まずは、小学校の給食費に関する本市の対応を早急に決定した上で、国の動向等、財政状況等も踏まえながら、保護者負担の在り方について検討してまいりたいと存じます。
【記者】
 市長が来年、特に力を入れたいことについて
【市長】
 今年はサンポート高松でアリーナや大学の整備のほか、ホテルも建設中ですが、そのような大いなるにぎわいができ、「瀬戸内国際芸術祭2025」でも、まち全体でにぎわったわけでございます。そのにぎわいの勢いを来年に持ち越して、2月には「第6回高松国際ピアノコンクール」がございますし、3月には初開催となります、「かがわマラソン2026」があります。そのような大規模イベントが2月、3月にあり、それによってホップステップと言いますか、2025年ににぎわった勢いが、来年でも続けられるように、いろいろな仕組みを考えていきたいと思っております。
【記者】
 にぎわいを維持する仕組みというのは、具体的にどういったものを考えているのか
【市長】
 それぞれの主体がございますが、ほとんどの事業が県と高松市が協働して行っていくということなので、サンポート高松地区のウォーカブルなまちづくり、プロムナード化などの整備と合わせて、ソフト事業として県と市が協働しながら事務局を作って、エリアマネジメントを行っていただきたいという商工会議所からの提言もありますので、それに基づいて、イベント等を一体的に行える、より効率的に行えるような仕組みを具体的に設定していきたいと思っております。
【記者】
 高松競輪場チータカ広場について、遊具や管理事務所を新しく建て替えるということだが、一連の投資額はいくらぐらいか
【市長】
 競輪場のバンクを新しく整備し、スタンドを撤去して縮小化するので、その余剰地において、民間事業者が75億円をかけて、スポーツ広場やショッピングゾーン、ホテルなどを整備するということです。
【記者】
<高松競輪場リニューアルについて>
 高松競輪場全体のリニューアルで75億円ということか
【市長】
 競輪場以外の余剰地部分ですね。
【競輪場事業課】
 競輪場施設の建て替えが75億円、民間事業者チャリロトが資金を出して整備する余剰地に関しては、計画段階なので金額ははっきり出ていませんが、おそらく同じぐらいの金額での整備になると思います。
【記者】
<高松競輪場リニューアルについて>
 全体で150億円ぐらいということか
【競輪場事業課】
 おおよそですが、それぐらいです。
【記者】
 先日、国立ハンセン病療養所がある大島で「大島を未来へつなぐ会」の初会合が開かれた。2014年に大島振興方策ができてから11年間将来構想が策定できていない大きな要因について
【市長】
 国立ハンセン病療養所は全国で13か所あり、離島にある療養所は大島青松園だけです。それぞれの療養所において、ハンセン病の根拠法律が廃止となり、一般施設になるということで、将来構想を策定するということになりましたが、他の地域については陸続きなので、一般的な医療施設等での活用や、一般の人と交流できるような将来構想が作られていますが、大島の場合は離島ということで、一般の人との通常の交流ができにくいことから、将来構想が策定できなかった、また、永続化についても結論が出ていなかったというわけです。そういうこともあって、大島振興方策が策定から10年になるので、見直しをしたいということで、私が大島青松園の入所者自治会にお話をするときに、是非それなら大島青松園の将来構想を関係者と一緒に作っていきたいという話があって、今回、この「大島を未来へつなぐ会」の設置につながりました。
【記者】
<大島の将来構想について>
 離島だからこそ将来構想策定に向けて動いていく必要があったのではないかと思うが、市長の考え
【市長】
 平成26年に大島振興方策を作りましたが、大きな軸となったのが、歴史の伝承、交流・定住の促進というものでした。それの中心となるのが、離島であるが故に、そこに行くための交通手段が船しかないので、大島港が老朽化している状況で、このままでは大島に行けなくなってしまうので、港の整備をしなくてはいけなくなったことがありました。それと、人との交流といっても、何も無いところに人は来ないので、大島については、第1回目の瀬戸内国際芸術祭から会場になりましたが、芸術祭の会場として今後とも続けていって、一般の人との交流を図っていくというのを柱にしていました。それを今後、より具体的にしていこうという話に
なっています。
【記者】
<大島の将来構想について>
 2月に入所者から市長に話があり、将来構想の策定に動き出したと聞いているが、市長自身どのように感じたのか
【市長】
 国立ハンセン病療養所の将来構想は、基本的には療養所の入所者自治会と療養施設がある自治体が協力してやっていく、基本的には自治会の将来構想として発表されています。大島青松園は、入所者自治会だけでは難しいので、大島振興方策を高松市が改定すべく議論を始めるのであれば、大島青松園自身の将来構想も一緒になって検討していただきたいという話が自治会からあり、「大島を未来へつなぐ会」という組織を作って、一緒に議論していくことになりました。
【記者】
<大島の将来構想について>
 大島が無人島にならないようにしてほしいという入所者の思いをかなえるに当たっての課題やポイントについて
【市長】
 歴史を伝承するということと、人との交流・定住を図っていくことが大事だと思っております。離島なので港が無いことには船での行き来ができないので、急ぐ必要があることから、来年度末には新しい港湾が完成する予定です。浮桟橋については、既に国からの支援もあり完成しています。港を整備するというのが大きな点で1つです。それから「瀬戸内国際芸術祭」に参加することで、アートを軸とした島の活性化を図っていけるのではないかと考えております。そのときに中心となるのが、子どもが遊べるような公園を作って、人との交流を図っていくということが大事だと思っています。そういう意味で大島振興方策ができてから、子どものサマーキャンプも行われていますので、そういう活動を充実していく方向で進むのではないかと思っています。
【記者】
<大島の将来構想について>
 国の関与についての市長の考え
【市長】
 民有地はほとんどなく、国の土地であり、国の施設がほとんどなので、国にどうしていくかという話はしていかないといけないが、現在のところ、国は国立療養所の最後の1人まで面倒をみるという言い方はされていますが、その先のことについては明言されておりません。
 将来構想ができれば、それを基に、国といろいろ話をしていくのではないかと思います。
【記者】
 養殖カキの支援についての市長の考え
【市長】
 現状を見た上で必要な措置を採りたいということで、職員にも確認させておりましたが、屋島、牟礼漁協いずれもひどい状況で、9割方死滅の状況が見られました。これにつきましては、国も県も既に動いておりますので、国や県の支援制度に乗って、市としてもしっかり役割を果たしていきたいと思っておりますし、地元として現状についてはっきり伺った上で、漁業者の意向を国や県に伝えていきたいと思っております。
【記者】
 競輪場のリニューアルもウォーターフロント構想の一つとして考えているのか
【市長】
 ウォーターフロントの整備として競輪場の整備が浮かび上がったわけではなく、競輪場自体が老朽化し、耐震化もできていないことから、今後の在り方検討委員会で検討し、耐震基準を満たした上で整備して存続していこうということで、今に行きついています。結果として、サンポート高松を中心としたウォーターフロントの整備で、西側には中央卸売市場整備、東側として高松競輪場の整備が同じような時期に乗っかったということで、東西軸と中央通りから中央公園にかけての整備を合わせて、「高松Tゾーン」の整備と言っておりますが、Tゾーンとしての東の一角として、競輪場の整備が位置付けられているということです。最初から考えていたわけではなく、競輪場の整備はそういう形で同じ時期に乗っかってきたということです。
【記者】
 サンポート高松エリアで創出されたにぎわいを中央商店街に波及させる考えについて
【市長】
 歩けるのではないかというのは、まさにそのとおりですが、少なくとも香川の人は距離があるため、あまり歩かないですね。観光客もホテルクレメントに泊まって、中央商店街まで行っていただくとなると、タクシーでワンメーターあるかどうかですが、なかなか移動されないという方も多いです。
 そういう意味で、シャトルバス的な手段があれば、一体化して、にぎわいが増すのではないかと考えており、市としても協力しながら、この実証実験をやっていく、実際の実装に結び付ければと思います。まちなかループバスを活用するというのもありますが、より端的にサンポート高松と中央商店街を結ぶシャトルバスについては、一回実験をやって成果を見て、具体的に考えていきたいと思います。
【記者】
<物価高対策について>
 おこめ券ではなく現金給付を選択した考えと給付のスケジュールについて
【市長】
 今回の物価高に対する経済対策に対して、国から交付金が示され、食料品の生活支援、事業者への事業支援といった、メニューを基に、各自治体が対策を取るということで、食品等の物価高対策として、国からおこめ券の発行、クーポン券、などいろいろ示されましたが、最も確実で早く分かりやすく届けられるという意味で、高松市としては、一人当たり5千円の現金給付を選択しました。
 高松市の場合はそれだけではなく、賃上げをした中小企業への助成など、幅広い事業者支援も組み合わせた上で、パッケージ化して対策を採らせていただくということにしました。現金の給付は、国の具体的な方針を待つ必要もあり、それを見てから交付するということになりますが、おこめ券やクーポン券になると、いろいろな事務手続等に時間がかかるので、簡易で効率的に、時期的にも早く交付できる現金を選ばさせていただきました。

過去の配信動画

過去の定例記者会見