市長定例記者会見を収録した動画をYouTubeで配信しています
日時:令和8年2月19日(木曜日)13時30分~14時8分
場所:防災合同庁舎3階 301会議室
1.報告事項
(1)令和8年度当初予算案について
(2)「BLEタグを使った地域共助型見守りサービス~みんながみまもり隊~」の先行展開について
2.記者質問
それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
報告事項の前に、「たかまつ食と農のフェスタ2026の開催」と「第7回 脱炭素先行地域の選定」について、お話をさせていただきます。
はじめに、先日プレスリリースいたしました「たかまつ食と農のフェスタ2026」について、お知らせいたします。
このイベントは、生産者と消費者の交流促進や、本市農産物の認知度の向上などを目的に、明後日、2月21日(土曜日)から2日間、サンメッセ香川大展示場をメイン会場に、県の「フラワーフェスティバルかがわ2026」と共同開催するものでございます。
今回は、市内で採れた新鮮な農産物を生産者が直接販売する「産直!高松産ごじまん市」のほか、特に、本市が重点的に進めております、農業分野における障がい者等の活躍を促す、いわゆる「農福連携」を紹介するコーナーを拡充し、「農福連携」に取り組む社会福祉事業者にも出展していただくこととしております。
このほか、本市と連携協定を結んでおります、さぬき市、土庄町、小豆島町、三木町、綾川町の生産者等による出展や、「高松市園芸品評会」に出品されたデコポンやイチゴの展示のほか、毎年恒例となりましたガラポン抽選会など、盛りだくさんの内容となっております。
是非、多くの市民の皆様にお越しいただき、生産者との交流を楽しんでいただきたいと思います。また、地元の農産物を、より身近な存在として感じていただきたいと存じます。
周知方よろしくお願いいたします。
次に、既に発表済みでございますが、今回、環境省が実施する「脱炭素先行地域」に本市の提案が選定されましたので、改めて御報告をさせていただきます。
まずは、脱炭素先行地域への選定という朗報を、市民の皆様にお届けすることができますこと、大変うれしく思っております。
この先行地域は、2050年カーボンニュートラルの達成に向けて、先進的な取組により、脱炭素と地方創生を同時に実現するモデル地域として、少なくとも100か所、国が選定するものでございます。
これまで6回の公募があり、既に優れた案件が、かなり選定されているため、回を重ねるごとに難易度が上がり、正直、難しいチャレンジでございました。今回、全国で18件の提案がございまして、本市を含めて12件が選定されております。香川県内では、初めてとなる選定でございます。
提案の概要でございますが、本市の計画のタイトルは、「人と物が集まり にぎわいを生む ウォーターフロント サンポート高松から始まる さらなる一歩 ~選ばれ続ける都市・港へ 脱炭素でおもてなしプロジェクト~」でございます。
また、提案の柱としては資料にございますように、人や企業から「選ばれ続ける都市・港」への進化や、「地域と共生する持続可能な再エネ発電モデルの展開」、「EV船を核とした『サステナブルツーリズム』の推進」、「高松港のカーボンニュートラルポートへの加速化」の4つを大きなコンセプトとしております。
コンセプトの1にありますように、本市の人流・交流の拠点であるサンポート高松を中心に、ハード・ソフトの両面で脱炭素化に取り組み、脱炭素という新たな付加価値を加えて、都市ブランド力を高めることで、MICEや企業の誘致促進、観光振興によって、地方創生を実現させていきたいという考え方でございます。
また、サンポート高松エリアへの再エネ電力の供給には、本市の農業を支える貴重な水資源である「ため池」を活用した太陽光発電を導入することとしております。
このため池太陽光発電については、ため池の保全管理が非常に大きな課題となっています。高齢化等、あるいは農家離れ等で管理する人が少なくなっているということですが、このような状況を踏まえまして、ため池と発電設備の一体的な保全管理や、発電事業による収益の一部を地域に還元する、地域共生型の発電モデルに取り組んでまいります。
このほか、EV船の導入による瀬戸内海の恵みを味わえる「世界から選ばれるサステナブルツーリズム」の展開を始め、環境に配慮した商品の購入や、省エネ行動をした時にポイントを付与する「エコポイント制度」の創設に取り組んでまいります。
さらには、サンポート高松を起点に、高松港湾内の産業部門の事業者や県と連携し、高松港のCNP(カーボンニュートラルポート)化の実現を加速させていきたいと思っております。また、香川大学と連携した藻場の造成によるブルーカーボンの醸成、早明浦ダム地域である高知県嶺北地域と、利水地である本市で設立している「もりとみず基金」と連携した、県境をまたぐ地域間連携による森林クレジットの活用も行うこととしております。再エネ導入ポテンシャルの低い都市部の脱炭素化を、このような仕組みで図ってまいりたいと考えております。
この度の提案は、(株)百十四銀行、四国電力(株)、香川大学等、23の企業・団体が名を連ねていただいております。まさに、ゼロカーボンシティにおける官民共創を象徴する取組になるものと考えております。
ゼロカーボンシティの実現は、市民や事業者の皆様方の御協力なくしては、達成できない目標であるものと存じます。
これからも共同提案者の皆様を始め、多くの皆様と力を合わせて、計画を着実に進め、「世界から選ばれ続ける都市・港」を目指してまいりたいと存じます。
それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
本日は、「令和8年度当初予算案」と「『BLEタグを使った地域共助型見守りサービス~みんながみまもり隊~』の先行展開について」の2件でございます。
まず、1件目は、「令和8年度当初予算案」でございますが、予算の特色は、地域経済の好循環と市民生活の充実を両輪として、誰もが安心して暮らし、挑戦し、未来に希望を持てるまちづくりの実現を目指した、「高松の 活気あふれる 未来を 創る予算」として位置付けております。TKMTになぞらえております。
それでは、予算案に盛り込んだ重点施策などを中心に、概要について御説明をいたします。
令和8年度一般会計当初予算案につきましては、「第7次総合計画」に掲げる、本市の目指すべき都市像である「人がつどい 未来に躍動する 世界都市・高松」の実現に向けて、「(1)子育て支援・学校教育の充実」、「(2)防災・減災対策の充実」、「(3)物価高騰による影響を受けた市民や事業者への支援」を始め、8年度から始まる「第2期高松まちづくりプラン」に掲げる5つの重点テーマ、「(1)若者・女性にも選ばれるまちづくり」、「(2)コンパクト・プラス・ネットワークのまちづくり」、「(3)デジタルでつながるまちづくり」、「(4)イノベーションを生み出すまちづくり」、「(5)共生・共創・協働(3キョウ)のまちづくり」、合わせまして8つのテーマに重点を置いて、特色の有る取組を推進するとともに、物価高などにも対応した予算を編成いたしました。
その結果、一般会計の予算規模は、1,928億円と、昨年度から84億円、率にして4.6パーセント上回る、過去最大の規模となったところでございます。
このうち、総合計画の実施計画となる「まちづくりプラン」に登載する重点取組対象73事業に対しまして、約88億円を計上いたしております。
それでは、特に重要な施策・事業につきまして、御説明をいたします。
まず、「子育て支援・学校教育の充実」14.7億円でございますが、保育の質の向上と保育サービスの充実を図るため、「保育人材の確保」を始め、不登校児童・生徒のための「校内サポートルームへの支援員の配置」や、部活動の地域展開を一層推進するため、「モデル校への活動支援及び情報発信に向けたホームページの構築」など、個性豊かな子どもが育つ社会の形成に向け、保育・学校教育の充実を図ってまいります。
また、安心して出産や子育てができるよう、「経済的に厳しい世帯の子どもへの学習支援教室の拡充」や「産後ケア事業の訪問型の創設」など、子育て世帯などへのきめ細やかな支援を実施するものでございます。
また、放課後児童クラブの整備のほか、老朽化した学校や保育所等の改築など、ハード面におきましても、子育て・学校教育施設の充実を図るものでございます。
次に、「防災・減災対策の充実」8.4億円でございますが、今後想定される南海トラフ地震や、頻発する自然災害に備えるため、「トイレカー」導入などの避難所の生活環境の向上や、「防災DXの推進」による防災力の強化のほか、民間住宅の耐震診断や耐震改修に対する補助金も拡充をいたします。
また、ため池の決壊対策や、地震による津波対策など、ソフトとハードの両面から、防災・減災対策を強化し、安全で安心な暮らしを実感できるよう、取り組んでまいります。
次に、「物価高騰による影響を受けた市民や事業者への支援」29.6億円でございますが、「生活者支援」といたしまして、食料品等の物価高騰による負担を軽減するための、「生活応援給付金」の給付を実施いたしますほか、「給食費の無償化関係」といたしまして、保護者の負担軽減を図るため、小学校については、国が実施する市立小学校の抜本的負担軽減といたしまして、月額5,200円に加え、本市独自の公費負担により、無償化を実施してまいります。また、市立中学校については、1学期の給食費無償化を実施いたしたいと思います。2学期以降については、物価高騰分を公費負担とすることで、現行の保護者負担を増やすことなく、給食を提供できるようにいたします。
また、「事業者支援」といたしまして、従業員の賃金の引上げに対する奨励金を交付いたします。また、人手不足に悩む、介護事業者や交通事業者に対する、人材確保対策事業などを実施してまいります。
次に、「若者・女性にも選ばれるまちづくり」でございますが、二十歳のつどいの機会を活用した、更なるシビックプライドの醸成事業を始め、多様な世代や立場の人々が集う交流会の開催や、大学生などを対象にした、若い世代が希望を持ってライフデザインを描けるような支援を実施いたします。また、本市の伝統的ものづくり担い手の、雇用・育成を通じた、若者の職業選択肢の拡大にも努めてまいります。
このほか、更なる「シティプロモーション」の推進による、高松ブランドなどの戦略的な発信を始め、ひきこもりの若者等を対象とした、社会参加に向けた支援、また、本市の交流人口の拡大に向けたスポーツイベントの開催など、様々な交流機会や多様な働き方の創出などを通じ、「高松ファン」を増やすことで、本市で暮らすことに夢と誇りが持てるまちの実現に取り組んでまいります。
次に、「コンパクト・プラス・ネットワークのまちづくり」でございますが、中心市街地における「にぎわいと活力ある」まちづくりや、「居心地が良く歩きたくなる」まちづくりを目指し、サンポート高松地区の環境整備のほか、丸亀町商店街「DE街区再開発事業」の計画立案に向けた支援を実施いたします。また、利便性・持続可能性・生産性を高める「地域公共交通の構造改革」を推進するための、複合サービス提供に係る調査・実証事業を実施いたしますほか、ことでん新駅(多肥駅)の整備や、JR端岡駅周辺の整備を進めてまいります。
次に、「デジタルでつながるまちづくり」でございますが、「待たない・書かない・行かない窓口」の実現のため、各種窓口・公共施設のキャッシュレス化による、行政サービスのDX化の推進や、本市が所有するインフラの台帳情報等をオープンデータ化した「地理空間データ連携基盤」の機能を拡充し、市民生活の利便性・安全性などの強化を図ってまいります。
このほか、高松市美術館におきまして、オンラインチケットシステムを導入いたしますほか、多言語に対応可能な生成AIを搭載した、「家庭ごみ分別アプリ」を導入するなど、市民の利便性の向上や行政事務の効率化を図ってまいります。
次に、「イノベーションを生み出すまちづくり」でございますが、本市の観光資源をいかした夜型観光の推進や、「音楽都市高松の推進」に向けた取組など、コンテンツ造成等によるまちの魅力向上を図ってまいります。
また、市内の創業・スタートアップへの機運醸成や、市内中小企業に対し、様々な課題に対する支援を実施いたしますほか、首都圏の企業の積極的な誘致を図るなど、様々な企業の挑戦を後押しすることで、新たな価値の創造を図ってまいります。
次に、「共生・共創・協働(3キョウ)のまちづくり」でございますが、市民・事業者・教育機関など、多様な主体と連携をし、地域活性化などに取り組むもので、自然との「共生」といたしまして、中小企業の脱炭素化経営を促進いたしますほか、行政が市民と共に考え・創る「共創」といたしまして、官民共創サポートデスクを新たに創設するなど、本市と事業者が相互に資源やノウハウなどを持ち寄り、地域課題の解決を図ってまいります。
また、行政と地域との「協働」といたしまして、地域の実情に沿った自治会の新しい在り方検討への伴走支援を実施するなど、地域コミュニティの充実を図ってまいります。
最後に、「その他重点的に取り組む事業」でございます。まず、屋島活性化推進事業でございますが、屋島地区における渋滞対策に向けた社会実験の実施や、JR高松駅から屋島山上への直通バスの運行補助を実施いたしますほか、屋島の活性化に向け、屋島のにぎわい創出事業への補助を実施してまいります。
また、中央公園の再整備事業といたしまして、公園北東部にございます、パークPFI公募対象施設のカフェと、特定公園施設である、休憩施設とトイレが、順調にいけば、令和8年秋ごろの先行オープンを予定しているところでございます。このほか、公園北西部のアイパル香川北側に、歩行者空間などを整備いたしますほか、公園南東部の観光情報案内板を電子化いたします。
また、北消防署につきましては、現在の南部駐車場解体後の跡地に新たに整備を進めてまいります。
以上が、当初予算案の概要となりますが、人口減少、少子高齢化、物価高などの喫緊の諸課題に加え、今後、ますます複雑化・多様化することが考えられる社会課題に、的確に対応し、高松が若者を始め、幅広い世代の方々から「選ばれるまち」として、また、「世界都市・高松」として、未来に希望を持てるまちづくりに、鋭意、取り組んでまいりたいと存じます。
なお、詳細につきましては、本日、午後2時30分から、財政局から説明をいたしますので、よろしくお願いいたします。
続いて2件目は、「「BLEタグを使った地域共助型見守りサービス~みんながみまもり隊~」の先行展開について」でございます。
本市では、令和5年度から香川県が運営する「かがわDX Lab」の「要支援者等の共助モデル構築ワーキンググループ」に参加しております。
このワーキンググループでは、官民共創による「共助型社会」の実現を目指し、デジタル技術を活用した新たな見守りサービスについて検討を行っており、昨年11月には、この取組を推進するため、本市とソフトバンク株式会社との間で協定を締結したところでございます。
この度、同社が提供する「BLEタグを使った地域共助型見守りサービス ~みんながみまもり隊~」が、全国に先駆けて本市を対象エリアに、本年2月25日から先行展開されることとなりました。
このサービスは、見守りが必要な方を対象に、小型電子機器「BLEタグ」を携帯していただき、タグから発信される信号を「みまもり協力者」のスマートフォン等が検知することで、位置情報を速やかに御家族へ通知するものでございます。
今回、見守りが必要な市民の方を対象に、ソフトバンク社よりBLEタグを先着1,500名様に無料で提供いたします。
なお、令和9年1月31日までは、サービス利用料も無料で御利用いただけますので、是非、多くの皆様に御活用いただきたいと存じます。
併せて、無料の専用アプリをインストールし、見守りに御協力いただける「みまもり協力者」も随時募集をしております。このサービスは、一人でも多くの方に「みまもり協力者」として御参加いただくことで、検知率が向上する仕組みとなっております。
本市といたしましては、官民連携による新たなサービスを構築することにより、高齢者が住み慣れた地域で、希望をもって安心して暮らし続けられる、地域共生社会の実現を目指してまいりたいと存じます。
私からは、以上でございます。
【記者】
全国的なインフルエンザの感染拡大により、過去10シーズンでは初めてとなる、1シーズン中2度目の「警報」が発令された。
現在の高松市の罹患状況や、感染拡大を予防する対策は
【市長】
本市のインフルエンザの発生状況でございますが、直近の2月9日(月曜日)から2月15日(日曜日)までの1週間における、市内の10定点医療機関の感染者数は、1定点当たり21.1人となっており、12月15日(月曜日)の週に44.46人のピークを迎えたのち減少に転じ、1月においては小幅な増減を繰り返しておりましたが、再び2月2日(月曜日)の週より注意報レベルの基準である10人を超えて推移しているところでございます。
毎年ピークは1回で収まっているのですが、今回は、再感染拡大がされており、10月6日(月曜日)の週に香川県において流行入りして以降、ワクチンの接種や手洗い、換気、マスクの着用など、自主的に感染を防ぐための行動を心掛けていただくよう、ホームページやSNSなどで、市民の皆様に呼び掛けているところでございます。今回の感染拡大に関しては、それを更に強化していくということにしています。
気を緩めずに、しっかりと予防、周知、啓発に努めてまいりたいと思います。基本的な予防策を徹底していただくというお願いになろうかと思います。
【記者】
今回の予算のポイントは
【市長】
予算については、物価高、あるいは人材確保の困難さ等、社会的な課題もありますが、我々、自治体としては、人口減少・少子超高齢化の中で、いかに市民生活を維持していくかということに力を入れて、特に少子化対策、子育て支援策に力を入れていきたいと思います。
それから8つの重点項目を言いましたが、テーマごとに重点事業を展開している予算になっていると思っていますので、4つ挙げさせていただきたいと思います。
1点目は、超高齢化、人口減少に対応するために選ばれるまちづくり、若者や女性に選ばれるまちづくりを展開していきたいということで、ソフト事業ですので、予算額はそこまで大きくないですが、「高松で交流して未来を共に事業」、若者にライフデザインを考えていただきそれを支援するような事業、そういうことに
よって少子化の歯止めをかけたいということで展開しています。
超高齢化社会、人口減少社会になりますと、持続可能なまちづくりということが言われ、キーポイントになるのが、公共交通の維持・充実だと思っています。現在、ことでん琴平線の新駅第二もできようとしていますが、公共交通の利便性を高めると同時に、今後の公共交通をどのようにして考えていくのか、決済機能を統一させるようなMaaS等について、地方公共交通構造改革事業という形で調査研究をしていきたい、それを目玉としてやっていきたいと思っています。
それから、子育て支援として、学校教育において、不登校対策が重要になっていますので、不登校児童のための校内サポートルームへの支援員配置、あるいは民間フリースクール等へ助成することをやっていきたいと思います。
また、喫緊の課題の物価高騰対策ですが、給食費の無償化、子育て世帯への支援を中心にしながら、市民生活を少しでも支援していく、負担を減らしていくということで、補正予算での対応になると思いますが、物価高騰対策にも力を入れてまいりたいと思っております。
【記者】
一言で言うとどういう予算か
【市長】
「高松の 活気あふれる 未来を 創る予算」、一言で言うとこういう予算かと思います。
【記者】
予算を通してどんな高松市にしていきたいか
【市長】
人口減少社会に対応するということが非常に重要、それを維持・拡大していくために、持続可能な形でのまちづくりを進めて行かなければならない、そのためにソフト・ハード両面でやろうかと思っています。
子ども・子育て世帯に対する支援を協力しながら、少子化対策等に取り組むと同時に、高齢者福祉等についても、医療や介護の事業が厳しくなってくるので、国の制度改革も確認しながら、充実を図っていかなければならないと思っています。
持続可能性の中で、コンパクト・プラス・ネットワークのまちづくり、従来の考え方を基にしたまちづくりの整備を順次進めていきたい、そういう中で公共交通の維持・充実、移動しやすさ、商店街の丸亀町DE街区の支援等も通じまして、更なるコンパクト・プラス・ネットワークのまちづくりを進めてまいりたいと思っております。
【記者】
<脱炭素先行地域について>
EV船を核とした「サステナブルツーリズム」の推進とは、サンポート高松を起点として瀬戸内海クルーズ向けにEV船を導入するということだが、具体的な計画は
【市長】
EV船については、民間事業が行っていきます。
【ゼロカーボンシティ推進課】
2028年の「マンダリンオリエンタル瀬戸内」の開業も見据えて、民間がコンソーシアムを作って進めていく事業として、瀬戸内国際芸術祭の春会期に間に合うように進めていると聞いています。
【記者】
<脱炭素先行地域について>
選定されたことについての市長の受け止め
【市長】
今回、脱炭素先行地域の第7回目の選考でしたが、18団体が提出していた中、選定された12団体の1つに本市も選ばれたということです。第6回にも本市は応募していましたが、そのときは選定されず、環境省からの指摘も踏まえて、今回仕立て直して選ばれたということについては、非常に厳しい条件の中をクリアしたと喜んでいるところでございます。
今回選ばれた12地域の中で、23の共同提案者というのは、一番多い数ということで、それだけの民間事業者、団体等が、御協力をいただけたというのは非常にありがたいですし、サンポート高松を中心とした脱炭素地域をやっていきましょうということで、しかも再エネ発電というところでは、ため池という香川県の貴重な農業資源を活用した保全管理が課題になっており、それも見据えた再エネ発電の仕組みでやってきているので、非常に意義のある取組だと思っております。
今回4つのコンセプトを紹介しましたが、官民が連携して、新たな企業認定制度や地域エコポイント制度を創出しながら、まさに官民共創で進めていく今回の事業については、大いに期待しています。
【記者】
<令和8年度当初予算案について>
屋島活性化推進事業に9千万円盛り込まれているが、今後市として屋島の活性化にどう取り組んでいくのか
【市長】
屋島については、昭和46、7年頃には250万人近い観光客が山上に来ていたという記憶が残っていますが、それ以来ずっと低迷し、瀬戸大橋の開通等で増えた時期もありますが、近年ではずっと50~60万人くらいの来場者数で推移しており、屋島は本市のシンボルとも言える観光地なので、どうにか存続をし、多くの観光客に来てほしいということで、これまでも整備を進めてきました。
ただ、山上へのアクセスは、ケーブルカーが平成14年に廃止になって、ドライブウェイだけとなり、そこでの渋滞が非常に大きな問題になっているということで、今までもいろいろと試みをやってまいりましたが、現在、山上の屋島水族館が約2年間をかけてリニューアル中で、これが再開するということになると、かなり多くの観光客が押し寄せるということで、交通渋滞が最大のネックとなるだろうと見越して、できるだけ公共交通期間を使っていただく、車が殺到しないように下でバスに乗り換えて山上に行ってもらうなどの対応策のための実証実験を、これから始めていくということで予算計上しています。
屋島は栗林公園と並ぶ本市のシンボルであり、一大観光地でもあるので、その魅力を有効に活用する、そのためにアクセスの改善に力を入れていきたいと思っております。
【記者】
香川1区選出で、市長にとっては自治省の後輩でもある小川さんが、中道改革連合の代表として選出されたことについて、市長の受け止め
【市長】
今回の衆議院議員総選挙については、自由民主党が圧勝したわけですが、中道改革連合という新しい政党が、公明党と立憲民主党が合流してできたということです。選挙結果については、非常に厳しい結果でしたが、その新しい党の党首として、香川1区選出の小川議員が選ばれたということで、まずは祝意を表させていただきたいと思います。
これまでも国会議員を長くされておりますので、豊富な経験と、地方自治にも明るい方なので、地元高松への支援も御期待をしたいと思っています。