市長定例記者会見を収録した動画をYouTubeで配信しています
日時:令和8年10月15日(木曜日)11時30分~12時3分
場所:防災合同庁舎 301会議室
1.報告事項
(1)官民共創イベントの実施について
(2)第9回日仏自治体交流会議出席並びにユネスコ本部等及びトゥール市訪問について
(3)ごみ分別支援サービス「たかまつAIごみナビ」の運用開始について
2.記者質問
それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
本日は、「官民共創イベントの実施について」「第9回日仏自治体交流会議出席並びにユネスコ本部等及びトゥール市訪問について」「ごみ分別支援サービス『たかまつAIごみナビ』の運用開始について」の3件でございます。
まず、1件目は「官民共創イベントの実施について」でございます。
本市では、今年度から、政策局政策課内に「官民共創サポートデスク」を設置し、事業者と互いにアイデア等を持ち寄り、地域課題に対する理解を深めながら、最適な解決手法を協議し、課題解決を図る「官民共創推進事業」に取り組んでいるところでございます。その一環として、二つのイベントを御紹介したいと存じます。
一つ目は「本市の課題発信&交流イベント」でございます。本市が抱える具体的な課題を、民間への発信とマッチングの機会にしていくもので、企業や研究機関との共創を促進することを目的としております。
日時は、10月23日(金)午後3時からで、会場は「情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ」で実施いたします。なお、昨年は東京で実施しており、本市内を会場としての開催は初めてとなります。
二つ目は、本市初の取組として、本市施設や主催イベントを活用し実施する「たかまつチャレンジフィールド」で、今月下旬に市役所1階市民ホールで二つの企画を実施いたします。
まず、22日(木)には「株式会社ルーヴ」様と共創し、31日(土)に先行オープンを迎える「中央公園北側エリア」のPRとして、お知らせチラシやTKMTロゴクッキー等の配布を行います。
続いて、26日(月)には、「大塚製薬株式会社」様と共創し、市民の健康課題、特に糖尿病リスクへの啓発に重点を置き、来庁者への情報提供やサンプリング配布等を通じて、現場でのニーズ把握と解決策の実証を行います。
また、先月30日(水)から、官民共創の情報発信サイトを公開しており、本市の地域課題や共創事例等を順次、掲載することとしております。
これらの取組により、行政と民間が共創して、市民サービスの向上と地域課題の解決を図ってまいりたいと存じます。
2件目は「第9回日仏自治体交流会議出席並びにユネスコ本部等及びトゥール市訪問について」でございます。
この度、10月21日(水)から24日(土)までの間、フランス共和国カンヌ市で開催されます「第9回日仏自治体交流会議」に出席するとともに、パリ市内のユネスコ本部等及び本市の姉妹都市であるトゥール市を訪問いたします。
「日仏自治体交流会議」は、両国の地方自治の発展に寄与することを目的として、日仏の自治体関係者が一堂に会し、行政課題や先進施策等について発表・議論するもので、2008年度が第1回だったと思いますが、それから2年ごとに両国の都市で交互に開催されているものでございます。
今回、第9回会議となりますけれども、「未来の地域の魅力を築く イノベーションから持続可能性へ」というテーマで、22日(木)に歓迎式典、23日(金)に全体会と分科会が開催されます。開催地は、フランスのカンヌということでございます。
私は「地域の魅力を構成する文化とレジャー」の分科会におきまして、「音楽が彩る創造都市たかまつ」と題して、本市の音楽によるまちづくりへの取組について発表することとなっております。また、「地域の魅力促進に向けたガバナンスと公共政策」の分科会では、座長を務める予定でございます。
また、今回の渡仏に併せて、トゥール市を訪問し、ドゥニ市長とお会いして友好親善を図りますとともに、令和10年には、姉妹都市提携40周年を迎えますことから、今後の交流等について、意見交換を行う予定といたしております。
加えて、本市では、現在、「ユネスコ創造都市ネットワーク」の音楽分野での加盟を目指しており、この渡仏の機会に合わせて、パリ市内の「ユネスコ本部」及び「ユネスコ日本政府代表部」を訪問する予定としております。
私といたしましては、今回のユネスコ本部やトゥール市などの訪問を通じて、トゥール市などとの友好親善を深め、今後の交流の一層の充実につなげるとともに、「ユネスコ創造都市ネットワーク」の加盟に向けて、音楽によるまちづくりの更なる推進に取り組んでまいりたいと存じます。
3件目は、「ごみ分別支援サービス『たかまつAIごみナビ』の運用開始について」でございます。
本市では、これまで、ごみ分別アプリ「さんあ~る」を導入し、ごみの分別回収によるリサイクルの推進を図ってきたところでございますが、近年、外国人住民の増加により、ごみ分別の周知方法が課題となっておりました。
こうした課題を解決するため、本市の公式LINEにおきまして、AIを活用した、新たなごみ分別支援サービス「たかまつAIごみナビ」を導入するものでございます。
この「たかまつAIごみナビ」には、主に三つの特長がございます。
一つ目は、ハンガーなど、品名を入力するだけで、AIが瞬時に適正な分別方法を御案内いたします。また、品名が分からないものは、スマートフォンで写真を撮影して送信すれば、分別方法を御案内いたします。
二つ目は、日本語を始め、英語や中国語、ベトナム語など9か国語に対応しておりますので、外国人住民の皆様にも、簡単に御利用いただけるものと存じます。
三つ目は、お住まいの地域を登録いただければ、登録した地域のごみカレンダーが表示され、収集日や収集品目を確認することができます。また、ごみ出しの日を忘れることがないよう、前日又は当日に収集品目をLINEでお知らせいたします。
「たかまつAIごみナビ」への登録は、11月2日(月)正午以降に、本市公式LINE「たかまつホッとLINE」から行うことができます。
登録方法の詳細につきましては、「広報高松11月号」や本市ホームページに掲載いたしますほか、総合センター、支所、出張所、コミュニティセンター等に、周知用のチラシを設置することといたしております。
この新たなごみ分別支援サービスを、外国人住民の皆様を始め、是非、多くの市民の皆様方に御活用いただき、適正なごみ分別に御協力いただきたいと存じます。
私の方からは、以上でございます。
【記者】
シルバーウィーク期間中に行われた「屋島山上観光渋滞対策実証実験」の結果と所感
【市長】
「屋島山上観光渋滞対策実証実験」として、屋島山上に上るルートの交通対策について実証実験を行ったところでございます。
この内容といたしましては、山上駐車場の利用料金を需要に応じて弾力的に変動させる、混んでいるときには高い料金をいただき、混んでないときには通常の料金とする、いわゆる「ダイナミックプライシング」を導入したいということで実証実験を行いました。それに合わせまして、屋島山麓における「パークアンドバスライド」を同時に行う実証実験の第1回目を、シルバーウィーク5日間の連休に行ったということでございます。19日(土)から23日(水)まで「ダイナミックプライシング」といたしまして、通常、山上駐車場料金1日1回300円ですが、シルバーウィークの最初19日(土)と最後23日(水)には1,000円に、中日の3日間、20日(日)から22日(火)までは1,500円に設定したところでございます。
また、無料のパークアンドバスライド駐車場として、屋島レクザムフィールドに約100台分を確保し、そこに駐車していただいて、30分間隔で無料のシャトルバスを運行いたしました。
期間中、山上駐車場は約3,500台、屋島レクザムフィールドは約1,000台の普通自動車等の利用がございました。祝日数や天候の違いはありますが、昨年と比較してみますと、屋島山上の入込客数は、昨年同時期と比較して、約2倍の約14,000人となったものの、屋島スカイウェイの渋滞発生は見受けられなかったことから、渋滞解消に一定の効果があったと判断しているところでございます。
また、パークアンドバスライドの利用者を始めとした、山上来訪者にアンケート調査を行ったところ、1,410人の方から回答に御協力をいただきました。利用者881人、非利用者529人でございます。
アンケート結果では、「無料連絡バスの利用理由」として「無料だから」「山上駐車場の料金が高いから」が約7割程度となっていることから、ダイナミックプライシングによる誘導効果が適切に働いていたのではないかと考えているところでございます。
また、無料連絡バスの運行頻度に対して「ちょうど良い」が約8割、運行時間帯に対して「適切である」が9割以上と回答がありました。また、満足度については「満足」「どちらかと言えば満足」の合計が9割を超え、利用者から高い満足をいただいたと考えております。
本市といたしましては、今回の実証実験で得られたデータから、解決すべき課題を整理し、次回の実証実験の実施内容の検討を含め、課題解決に向けて、今後、より多くの観光客等が屋島を快適に訪れていただけるような、効果的な対策を検討してまいりたいと存じます。
【記者】
<たかまつAIごみナビについて>
2023年に三豊市でごみの分別について、対話型チャットGPTを利用して案内するサービスが一時期導入されたが、正答率が一定程度に満たず、導入を断念した経緯があった。「たかまつAIごみナビ」のAI回答の精度はどの程度なのか
【市長】
回答精度までは調べていませんが、基本的にAIで判断できるものについて対応できる品目として約1,600個で考えておりますので、これまでの五十音順ごみ分別一覧が約600個のごみから分別方法を探していたものを、1600個にしたので、かなり詳細に判別できるのではと思っております。
ただ、あくまでAIの回答なので、実際の分別方法とは異なる場合もあるということで、どうしてもおかしい場合には、担当課窓口に問い合わせていただく必要がありますが、一般的な仕分けは、これでできるのではないかということ、また、9か国語に対応していることが大きいかと思います。基本的なごみの出し方も含めて、外国人の方に周知できればいいかなと思っております。
【記者】
<たかまつAIごみナビについて>
外国人のごみ出しに関する1日の問合せ件数や、誤ったごみ出しにより回収できない件数について
【ゼロカーボンシティ推進課】
件数は把握できていませんが、最近、外国人のごみ出しについて、地元からも御意見をいただいたり、問合せが多くなっていますので、外国語でも対応できるように、市内に住んでいる方が多い9か国語を、設定させていただきました。
【記者】
<たかまつAIごみナビについて>
LINEを活用したサービスは、別の自治体等での導入事例があるか
【ゼロカーボンシティ推進課】
関東地方で導入事例があり、東京都内に多いことと、北海道苫小牧市や石巻市、中国地方では東広島市など、把握しているものは、26自治体が同様のAIごみナビを導入しているという状況です。
【市長】
今回導入するものと同様なLINEを活用したごみ分別支援サービスは、現在、18自治体で運用しており、令和8年度中に、26自治体に拡大予定と聞いています。
【記者】
<たかまつAIごみナビについて>
LINEシステムの活用を決めた理由は
【市長】
外国人の居住者が非常に多くなり、ごみ出しについて、地域で課題が発生しているということを認識して、より多くの外国人の方にごみの出し方の基本ルール、分別のやり方、それについて、きちんと伝えたいということで、多言語化し、より丁寧な周知を図るためのLINEアプリがあったので活用したというものです。
双方向性で、こちらから問合せもできますし、写真を送れば回答してくれることも大きいかと思います。双方向でやりとりできる点です。
【記者】
<たかまつAIごみナビについて>
外国人への周知方法と、本市内で外国人はどれぐらい増えているのか
【ゼロカーボンシティ推進課】
「たかまつAIごみナビ」の周知方法につきましては、地元の衛生組合を通じてチラシを配布したり、本市公式LINEも活用して、「たかまつAIごみナビ」への切り替えを周知していますので、そういうところで市民の方には周知していきたいと考えています。
外国人の把握については、市民課に登録されている外国人が多い、中国語圏域の方や東南アジア等、住まれている方が多い言語の9か国にしたということでございます。
具体的にどれぐらい増えているかは把握していません。
【市長】
あとで外国人の状況はお知らせします。
【記者】
今回の「屋島山上観光渋滞対策実証実験」では、満足度が非常に高かったと思うが、今後、本施行する目途は立っているか
【市長】
今、実証実験という形で行っておりますが、満足度も9割以上と高いものですし、実際の渋滞緩和の効果はあったものと判断しておりますので、いくつか条件を変えながら実証実験した後に、本格運用に持って行きたいと思っています。
来年の春頃に、屋島山上の「新屋島水族館」がリニューアルオープンしますので、現状のままでは、確実に渋滞する状況になろうかと思いますので、それをどうにか解消すべく「ダイナミックプライシング」と「パークアンドバスライド」を組み合わせた形で、実装になるか、実証になるかは分かりませんが、そういう対策を取らざるを得ないだろうと思っております。
【記者】
第二弾も検討していて、「新屋島水族館」のオープンに合わせたタイミングになるのか
【観光エリア振興室】
第1回の結果を詳細に分析しているところで、その結果次第ではございますが、今年度に、もう1回か2回か分かりませんが、実証実験を行うことも考えられております。
その後も、「新屋島水族館」のリニューアルオープン時期が、実証になるのか実装になるのかは別にして、引き続き、実施を検討してまいりたいと考えております。
【記者】
屋島山上の駐車料金について、来年度中に実施をし、段階によって8千円にしていく話もあったと思うが、いつ8千円にするかは決まっていないのか
【市長】
8千円にしていくということではなく、上限を8千円と条例で決めさせていただいて、その範囲内で設定していくということで、あくまで「ダイナミックプライシング」ですので、需要に応じた形で、初期の目的が達成できるように、どの程度の料金になれば、渋滞解消につながるのか、車で上がるのではなく、山麓の駐車場でバスに乗り換えていただくのか、その辺りの相場、値段具合を計りたいということで、上限を8千円に決めたということで、その都度、適正な額を設定していきたいと思っております。
今回の第一弾の実証実験では、1,000円と1,500円ですが、十分効果が出ておりますので、ある程度、適正だったかと思っております。そこをあえて8千円にするつもりはありません。
【記者】
実際に導入していくのは、来年度中という目標に変わりはないか。
【市長】
今のところ効果が出ており、手応えがありましたので、今年度中に1回か2回、実証実験をしながら、水族館のオープン時期を目指していきたい。ただ、オープンの時が実装になるのか、まだ実証実験しないといけないのか決まっていませんが、いずれの日かは実装という形で、このようなシステムを導入していきたいと思っております。
(外国人の増加数についての回答)
【ゼロカーボンシティ推進課】
先ほどの外国人の人口推移のところで、令和4年頃から5千人前後で推移しており、令和7年4月末現在で7,166人と、年々増加傾向にあり、今回の「たかまつAIごみナビ」の導入で9か国語に対応できるということで、そのうちの90%はカバーできるということです。
【記者】
<官民共創イベントの実施について>
高松市の抱える具体的な課題はいくつぐらいあるか
【市長】
いくつぐらいというのはございませんが、まずはシティプロモーションということで知名度を上げる、本市がやっている事業を広く知っていただくというPR効果を狙って、民間とやっていこうということが、今回の事業としては一番大きな狙いです。
その中で個別課題について、福祉や産業振興の問題など、それぞれ課題がありますので、民間事業者が提案を持ってきていただければ、どういった官民共創をやって、効果的な課題解決ができるのか、民間事業者と十分に話し合いながら、実際に進めていきたいと思っております。課題についてはその都度、あるいは民間事業者の提示していただけるものについて、やり取りをしながら決めていきたいと思っております。
【記者】
<官民共創イベントの実施について>
民間とやり取りをして、出てきたものに対して交流しようということか
【市長】
やり方はいろいろあろうかと思いますが、本市側からこういう課題があるけれど、どういう解決方法があるだろうかと投げ掛けて、そこに応じていただける民間の方とやり取りをしながら進めていくやり方もありますし、民間からこういう事業をやりたいので協力していただけないかというのもあるでしょうから、それによって課題解決方法をやり取りして決めていくなど、いろいろなやり方があろうかと思っております。
【記者】
<官民共創イベントの実施について>
たかまつチャレンジフィールドの、中央公園北側エリア先行PRについて、TKMTロゴクッキーの配布などがあるが、これは先着順か
【政策課】
クッキーについては、数はまだ決まっていませんが、先着となります。大塚製薬さんについては、600名を予定しております。
【記者】
<官民共創イベントの実施について>
大塚製薬さんが配る「賢者の食卓」とは、口に入れるものか
【政策課】
「賢者の食卓」という血糖値や中性脂肪を抑制するものです。
【記者】
<たかまつAIごみナビについて>
ごみ分別の件で、写真を送信した際と、品名入力した際のAI回答で、ごみを出す日が不一致な場合、どっちが優先なのか
【市長】
写真でしょうね。そのもののごみを捨てたいということですから、その写真のごみを捨てる場合はこうしてくださいということになるかと思います。
【記者】
防災メールの不正アクセスによるトラブルが全国の自治体で相次いでいるが、高松市では影響はないのか
【市長】
本市における情報漏えい等について、今のところ被害は確認されておらず、影響はございません。
【記者】
不正アクセスが続いていることに関して、高松市では対応について検討しているのか
【市長】
防災メール等については、外出先で防災情報が得られる便利なサービスであり、本市でもホームページで登録を周知しています。
今回、香川県での被害を受けまして、県も注意喚起をしておりますが、本市としてもホームページで、市民の皆様に注意喚起を行っているというところでございます。