市長定例記者会見を収録した動画をYouTubeで配信しています
日時:令和8年10月29日(木曜日)11時30分~11時50分
場所:防災合同庁舎 301会議室
1.報告事項
(1)第2回 屋島山上観光渋滞対策実証実験の実施について
2.記者質問
それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
報告事項に入ります前に、今月18日(日)から25日(日)までの日程で、私と随行職員3名の総勢4名で、フランス共和国カンヌ市で開催されました「第9回日仏自治体交流会議」に出席いたしますとともに、本市の姉妹都市でありますトゥール市、並びにパリ市のユネスコ本部等を訪問してまいりましたので、その概要について御報告いたします。
まず、パリ市では、ユネスコ日本政府代表部の加納特命全権大使を表敬訪問いたしております。その後、ユネスコ本部では、「ユネスコ創造都市ネットワーク」の音楽分野への加盟再申請を見据え、本市の音楽によるまちづくりの取組について、新たに作成した動画を交えて担当課長に説明し、意見交換を行ったところでございます。
ユネスコ本部のネットワーク課のバックス課長からは、本市の「ユネスコ創造都市ネットワーク」加盟に対する熱意を感じていただくとともに、音楽が多くの市民の日常生活に溶け込んでいる本市の取組について、一定の評価をいただいたところでございます。
次に、姉妹都市のトゥール市に参りまして、エマニュエル・ドゥニ市長への表敬訪問を行いました。また、歴史ある歌劇場や新設された給食センターの視察を行いました。また、「ジャパン・トゥール・フェスティバル」や自転車専用道の整備、都市緑化の取組など、トゥール市の特色ある施策について、御説明をいただいたところでございます。
ドゥニ市長との間では、2年後にトゥール市と本市の姉妹都市提携40周年を迎えることから、その記念事業についての意見交換を行うとともに、今後の両市間の交流の発展を、お互いに誓い合ったところでございます。
次に、「第9回日仏自治体交流会議」につきましては、10月21日(水)から24日(土)までの4日間開催されまして、23日(金)から本会議に参加しました。今回の「第9回日仏自治体交流会議」には、日本側からは16の自治体、フランス側からは23の自治体が参加をし、「未来の地域の魅力を築く:イノベーションから持続可能性へ」のテーマに基づき、各自治体の施策や課題について、活発な議論が交わされたところでございます。
私は、第2分科会の「地域の魅力を構成する文化とレジャー」におきまして、「音楽が彩る創造都市たかまつ」と題しまして、本市の音楽によるまちづくりへの取組について発表いたしました。また、午後からは「地域の魅力促進に向けたガバナンスと公共政策」の分科会では、日本側の座長を務めたところでございます。
また、今回の会議におきまして、自治体を代表する特産品の試食や、芸術品、工芸品等の展示プログラムでは、和三盆の試食提供を始め、香川漆器、サヌカイト、庵治石製品、高松張子を出展し、本市の魅力のPRに努めたところでございます。
この会議を通じまして、日本とフランス双方の自治体が、お互いの経験を共有し、意見交換を行うなど、対話と交流を図ることで、両国の相互理解が更に深まったものと存じます。次回は、2年後の令和10年に、新潟市で開催される予定でございます。
次に、先日プレスリリースいたしました、「高松市指定収集袋の臨時措置終了」についてお話をさせていただきます。
本市では、指定収集袋の品薄状態が生じたことにより、市民生活への影響を考慮し、先月17日(木)から、指定収集袋を入手できない場合に限り、「可燃ごみ」と「破砕ごみ」の指定収集袋以外でのごみ出しを可能とする、臨時措置を講じたところでございます。
この度、指定収集袋の流通体制が安定し、店頭などにおきまして、安定的な供給が可能となりましたことから、明日、10月30日(金)をもちまして、臨時措置を終了することといたします。
臨時措置の期間中は大きなトラブルもなく、市民の皆様方には、御理解と御協力をいただき、感謝を申しあげたいと存じます。
なお、来月2日(月)からは、従来の指定収集袋によるごみ出しに戻りますので、引き続き、ごみの適正な分別と減量化への御協力をお願いいたします。
それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
本日は、「第2回屋島山上観光渋滞対策実証実験の実施について」の1件でございます。
「屋島山上観光渋滞対策実証実験」といたしまして、屋島山麓における「パークアンドバスライド」と、山上駐車場の利用料金を混雑状況に応じて弾力的に変動させる、いわゆる「ダイナミックプライシング」を同時に行う実証実験の第1回目を、9月のシルバーウィークの19日(土)から23日(水)までの5日間実施したところでございますが、この度、第2回目の実験を、来月21日(土)及び22日(日)の2日間実施いたします。
実証実験期間中の山上の駐車場利用料金につきましては、普通自動車・軽自動車に限り、通常1日1回300円のところ、1,000円に設定いたします。
また、無料のパークアンドバスライド駐車場として、東部下水処理場及び屋島レクザムフィールドに、それぞれ約100台分を確保し、東部下水処理場から屋島レクザムフィールドを経由して、屋島山上へ30分間隔で無料のシャトルバスを運行いたします。
さらに、春日町の株式会社タダノ様の教習センター第2駐車場にも約50台分を確保し、そこから屋島山上へ30分間隔の無料のシャトルバスを運行いたします。
運行時間は午前8時から午後7時までで、山上へ向かう往路は、午前8時が始発、最終は午後5時、また、山上から戻る復路は、午後6時30分が最終となります。なお、東部下水処理場は施設の都合上、シャトルバスの最終便は、往路が午後3時、復路が午後4時30分となりますので御注意願います。
詳細につきましては、本市ホームページ及び専用の特設WEBページ等で周知いたしますとともに、変更等がありましたら、同様に周知する予定でございますので、そちらも参考としていただきたいと存じます。
本市を代表する観光地「屋島」では、大型連休等の山上駐車場の混雑や屋島スカイウェイの渋滞の解消が大きな課題となっておりまして、誰もが快適に屋島の魅力を堪能できるよう、より実効性が高く、持続可能なアクセス環境の構築に向けて検討を進めているところでございます。引き続き、皆様の御理解と御協力を得ながら、適正運賃適正利用に努めてまいりたいと存じます。
私の方からは、以上でございます。
【記者】
10月31日(土)に先行オープンする中央公園北側エリアについて、市民にとってどのような公園になってほしいか、また、市中心部のにぎわい創出にどのような役割を果たしてほしいか
【市長】
中央公園ですが今、鋭意、再整備を行っております。今回、施設の更新に合わせて、「新たなにぎわいの創出」や「景観・質の向上」など、5つのテーマを持って取組を取り入れながら、昨年8月から工事を行っており、グランドオープンは来年夏頃を予定しておりますが、先行して、明後日の31日(土)に、四国初のPark-PFIを活用した「Park T Lowe」を含む、公園北側エリアの約4,000平方メートルが、先行オープンするものでございます。
まず、御質問の「市民にとってどのような公園になってほしいか」でございますが、私といたしましては、本市の新たなにぎわい・交流の拠点として、子どもからお年寄りまで、全ての世代を通じて、多くの方に足を運んでもらえるような、魅力的な公園になることを期待しているところでございます。
次に、「市中心部のにぎわい創出にどのような役割を果たしてほしいか」でございますが、本市中心市街地におきましては、北側のサンポートエリアにおいて、県立アリーナや民間の商業施設、さらには、学校、ホテル等がオープンし、にぎやかさが増しております。また、商店街におきましても、サンポートの人流が影響して増えてきておりますし、そういう中で、中央公園北側が先行オープンし、来年グランドオープンするということでございます。まさに、中心市街地の中心部に当たるところにあるのが中央公園かと思っております。市役所と中央公園を合わせまして、本市の中心市街地の心臓部に当たると言ってもいいと思っており、活力の源となってほしいと思っておりますし、緑、やすらぎを与える健康の源になっていただきたいということで、中心市街地の核として、大きな役割を果たしていただきたいと期待をしているところでございます。
【記者】
<中央公園のリニューアルについて>
地下駐車場の駐車台数の制限が続いているが、一部先行オープンによりたくさんの方が訪れた場合の対策は
【市長】
公園の地下に駐車場が設置されているということで、工事の状況に応じては、重量に耐えられるような形で安全を確保しなければならないということで、工事の進捗に合わせて制限区間を設けながらやっているところでございます。
グランドオープンになるともちろん全面的に駐車場が利用できますが、それまでの間の先行オープン以降について、若干制限は継続してやらざるを得ませんが、かなりの混雑等がオープン当初は予想されるということでありますので、分散できるような形をとるとか、できるだけ公共交通を利用していただきたいという呼び掛けをするとか、そのような形で少しでも混雑が少なくなるような、いろいろな対策はとってまいりたいと思います。
ある程度、先行オープンからグランドオープンまでの駐車場制約は、やむを得ないと考えています。
【記者】
<中央公園のリニューアルについて>
四国初のPark-PFIの手法を取り入れているが、こういった官民連携の手法を、今後、まちづくりにどう取り入れていくか、また、積極的に取り入れる場合は、どういった方法で企業に呼び掛けていくのか
【市長】
今回官民連携の「Park-PFI」は、四国初と聞いております。今後、いろいろな公共施設においても整備を行っていく場合に、行政だけで完結できる事例が少なくなってくるのではと思っております。何らかの形で民間の活力をいかして施設を整備する、事業を展開するということが非常に重要だと思いますし、そうしなければ効率的な運営、幅広い人に利用していただけるような運営は望めないのではないかと思っております。
本市において、競輪場の再整備を行っておりますが、官民共創で、委託事業者において、競輪場は公的に整備をいたしますが、余剰地においては、民間活力において、いろいろな施設を整備して活用していただくという、市と民間事業者が協力をしながら、まさに官民共創で事業を進めていっています。
今後の中央卸売市場の水産物棟の整備もそのような形になろうかと思っております。できるだけ、大きな施設の整備については、PPPやPFIの導入可能性について、十分に検討した上で、より効率的で効果的な事業が展開できるよう、進めてまいりたいと思っております。
【記者】
フランス訪問の報告で、音楽が多くの市民の日常生活に溶け込んでいる本市の取組について、一定の評価をいただいたとあるが、具体的にどのような評価だったのか
【市長】
本市の取組について説明をし、高松市はよく頑張っておられますね、というような感触を得たということです。
【記者】
<第2回 屋島山上観光渋滞対策実証実験の実施について>
今回の実証実験の期間と、料金設定の理由や狙いは
【市長】
前回は9月の5連休でしたので、ある程度混雑状況が予想されるということで、実験をさせてもらいました。
今回、第2回目ということで、11月21日(土)、22日(日)に屋島山上でパンをテーマにしたイベントが開催されるということで、前回ゴールデンウイークの開催時には、非常に人気で、渋滞がかなり発生し、車が動かなくなってしまった、という事態もあり、人気のイベントがある土日ということで、今回11月21日(土)と22日(日)を設定しました。
それで予測の来場台数を勘案し、コンサルにお願いし、どの程度の駐車料金設定が望ましいかということを諮った上で1,000円という額を設定し、シャトルバスも増やして実験し、どうなるか見てみたいということで、第2回目をやることにしました。
第1回目で、ある程度効果も見られましたし、第2回目の結果を見た上で、どう展開していくか考えていきたいと思っております。