更新日:2025年4月1日
現在、休日や夜間において、軽症の患者さんの救急医療への受診が増加し、緊急性の高い重症の患者さんの治療に支障をきたすケースが発生しており、そのことが、病院勤務医の負担が過重となる原因のひとつにもなっています。地域の医療体制を守るために、適正受診へのご協力をお願いします。
1 かかりつけ医やかかりつけ薬局を持ちましょう
日頃から最寄りの開業医の先生をかかりつけ医として持ち、気になることがあればまずは相談しましょう。また、緊急時にはいつでも連絡がとれ、適切な医療機関に紹介状を書いてもらえる備えをしておきましょう。
上手な医療のかかり方(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)
2 休日や夜間の診療は控えましょう
休日や夜間に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者さんを受け入れるためのものです。休日や夜間に受診しようとする際には、平日の時間内に受診することができないか、もう一度考えてみましょう。
3 迷ったら、電話相談やアプリ「Q助」を利用しましょう
(1)香川県電話相談
看護師や医師が夜間の急な病気の相談に応じ、医療機関へ受診する必要があるかどうかのアドバイスを行います。(あくまでも電話による相談で、診断・治療はできませんので、あらかじめご了承ください。
(2)全国版救急受診アプリ「Q助」
急な病気やけがをした時、症状などを画面で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応を判定してくれます。
アプリ「Q助」はこちら(外部サイト)
4 こどもの救急ハンドブックを確認しましょう
こどもの発熱やおう吐などのよくある症状ごとに、観察のポイントや家庭での対応をわかりやすくまとめた「こどものハンドブック」を作成しています。こどもの具合が悪 くなったときに、このまま様子を見てもよいのか、すぐに医療機関を受診した方がよいのかなど、ご家庭で判断する際にご活用ください。