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教育長ひと言

教育長が、教育に関する想いを「この月に想う」と題して綴ったコラムです。

「八月に想う」   高松まるっとマップ

ちらし

  

         

高松にはたくさんの魅力がある。


それを生み出す人や守る人がいる。


ここは、それらとあなたをつなぐ場所です。


あなたの「行きたい」から始まる


たんけんに出かけよう。

      
 今年度、市内各小・中学校の児童生徒用タブレット端末や高松市教育委員会のホームページから、このマップに子どもたちが自由にアクセスできるようになっています。高松には、人々が訪れてみたくなるような魅力的な場所がたくさんあります。こうした場所に、学校の遠足や校外学習で訪れたり、また家族で訪れたりして、様々な発見や体験をしていただき、「ふるさと高松」への愛着や誇りを感じてほしいと願って作成したものです。

ふるさと
(イメージイラスト)

             
 先日、テレビでNHKの番組「四国羅針盤」の再放送を見ていると、ノーベル文学賞作家の大江健三郎さんが生きた「谷間の村」(愛媛県内子町大瀬地区)を取り上げていました。大江作品における「ふるさと」は、彼の人生や思想を反映した象徴的な存在として、文学作品に深みと奥行きを与えており、数々の作品に登場する「谷間の村」は、彼が中学卒業までを過ごした村だそうです。「身近なことに目を凝らせば、大切なことが見えてくる」という言葉が心に残りました。

       
 高松市では、子どもたちのシビックプライドの醸成を教育活動の中に位置づけ、取組を進めている学校が多くあります。学校での様々な学習の場面を通して、このマップを活用することで高松の魅力に触れてほしいと思います。

 ご家庭においても、夏休みの期間は、ショッピングや食事に出かける機会も増えることと思いますが、時には身近な自然や文化、歴史、芸術などに触れられる場所をゆっくりと時間をかけて訪れることで、そこでの体験や感動が子どもたちの記憶に深く刻まれることを願っています。ふるさと高松で友だちや家族と共有した驚き、感動は、人生の揺るぎない礎となることでしょう。

 私自身も、マップに掲載されているいくつかの場所を実際訪れてみました。今まで長い間高松で暮らしてきましたが、初めて訪れた場所や出会った景色、芸術もあり、新たな発見をすることができました。また、今年の夏は、瀬戸内国際芸術祭も開催されており、ぜひ時間を見つけて芸術作品にも親しみたいと思いました。

シビックプライド

   
                  
 また、この夏休みには、高松プライドプロジェクトとして8月1日(金曜日)と8月26日(火曜日)に、市内のすべての中学校と高松第一高等学校の代表生徒が集まり、本市の魅力について意見交換を行うとともに、本市の魅力を広く社会に伝えるためのPR動画を作成することとしております。子どもたちによるどんな作品ができ上がるか、乞う御期待です。

             
 それでは最後に、このマップ作成に携わってきた教育委員会の担当指導主事から、皆さんへのメッセージをお読みください。

制作者思い

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