どんぐりぼうやの、オッケとピレリルはあらしの
日(ひ)にかしわの葉(は)にのり、とばされてしまいます
はしばみの女(おんな)の子(こ)ヌッタと、おれいのどんぐりが
目当(めあ)てのリスのスバンス氏(し)がふたりをさがしに
でかけます
北欧(ほくおう)のかわいい秋(あき)がつまった絵本(えほん)

♪えんやら りんごの木(き)
めがでて ふくらんで…♪
赤(あか)い実(み)はだれにあげようかな
そっと節(ふし)をつけて、歌(うた)いながら読(よ)んであげましょう
文学(ぶんがく)の入(い)り口(ぐち)となるわらべ唄(うた)の絵本(えほん)です

「どんぐりが
ぽとぽとり
やぶのなか
ころころり…」
こねずみしゅんさんや、たくさんの野原(のはら)のなかまの
詩(し)を口(くち)にだして読(よ)んでみると楽(たの)しいよ

あきになると、たねをとばすまつぼっくり
どんな花(はな)がさいて、どんな実(み)がなるのか、
美(うつく)しいまつばやしをめぐりながら、わかり
やすくおしえてくれます

「きりぎりすがなきはじめると、
霜(しも)がおりるまであと6週間(しゅうかん)」
そんないいつたえのように、あつい昼間(ひるま)は
みじかくなって小麦(こむぎ)がみのり、鳥(とり)は旅(たび)を
はじめ、人々(ひとびと)は果実(かじつ)をとり感謝祭(かんしゃさい)をはじめます
開(ひら)くたびに、鮮(あざ)やかな秋(あき)の色(いろ)が広(ひろ)がります

大(おお)きなかえでの金色(きんいろ)の葉(は)っぱは、
木(き)から飛(と)び立(た)つのを楽(たの)しみに待(ま)っていました
そしてついにその時(とき)が…
偶然(ぐうぜん)出会(であ)った少年(しょうねん)に風(かぜ)にのせてもらい、また
会(あ)おうと約束(やくそく)し、葉(は)っぱは風(かぜ)にのり、畑(はたけ)や川(かわ)や
雪(ゆき)の中(なか)をめぐっていきます
そしてまた秋(あき)になり、あの少年(しょうねん)をみつけます

ページをめくるたびに、ものすごい量(りょう)の
ドングリが登場(とうじょう)！
形(かたち)、木(き)の種類(しゅるい)、拾(ひろ)った場所(ばしょ)による分類(ぶんるい)などを紹介(しょうかい)
食(た)べるとおいしいのは、マテバシイのドングリ？
日本(にほん)には17種類(しゅるい)のドングリがあり、みなブナ科(か)の
木(き)がつける実(み)のことらしい
拾(ひろ)ったドングリはどの木(き)のものか調(しら)べてみよう

おもしろ荘(そう)に暮(く)らす女(おんな)の子(こ)リサベット
ある日(ひ)、エンドウ豆(まめ)を鼻(はな)のあなにおしこんで、
とれなくなってしまいます
おねえさんといっしょに、お医者(いしゃ)さんに見(み)て
もらおうとでかけますが…
のびのびした子(こ)どもたちと、それを見守(みまも)る大人(おとな)
たちのお話(はなし)です