更新日:2025年4月28日
感染拡大を防ぐためにも、一人一人が、手洗いや咳エチケットの励行など、感染症予防対策をとりましょう。
新型コロナウイルス感染症とは、コロナウイルスのひとつである、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症です。
コロナウイルスには、一般の風邪の原因となるウイルスや、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や、2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」ウイルスが含まれます。
新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)(外部サイト)
新型コロナウイルス感染症は、1~7日の潜伏期間の後、発熱やのどの痛み、咳、筋肉痛、下痢、腹痛などの症状が現れます。
高齢者や基礎疾患のある方、治療や疾患により免疫機能の低下がある方、妊娠中の方(後期)等は、重症化する割合が高い傾向にあります。
個人差はありますが、発症2日前から発症後7~10日間は感染症のウイルスを排出しているといわれています。特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いため、注意しましょう。
発熱等の症状のある方は、かかりつけ医等に電話で相談のうえ、受診してください。
新型コロナウイルスの感染経路は、主に次の3つです。
(1)ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着すること(飛沫感染)
(2)ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で露出した粘膜を触
ること(接触感染)
(3)空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと(エアロゾル感染)
流水・石鹸による手洗いは、手指など体についた新型コロナウイルスを物理的に除去するために有効な方法で、手洗いがすぐに出来ない状況では、アルコール消毒液も有効です。正しい手の洗い方(厚生労働省)(外部サイト)
新型コロナウイルス対策には、こまめな換気が重要です。24時間換気システムや換気扇により、室温を大きく変動させることなく換気を行うことができます。24時間換気システムや換気扇を常時運転し、最小限の換気量を確保しましょう。
次のような場合にはマスクの着用が推奨されます。
・医療機関受診時
・高齢者等重症化リスクが高い方が多く入院生活する医療機関や高齢者施設等への訪問時
・通勤ラッシュ時など混雑した電車・バスに乗車する時
新型コロナワクチンは、新型コロナウイルス感染症の発症する可能性を低減させる効果と、発症した場
合の重症化防止に有効と報告されています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかった後、一部の方で長引く症状(罹患後症状,いわゆる後遺症)があることがわかってきました。
症状が改善せず続く場合には、かかりつけ医等や地域の医療機関に相談しましょう。
新型コロナウイルス感染症の罹患後の症状について(香川県)(外部サイト)
各都道府県における新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)に関するホームページ一覧(厚生労働省)(外部サイト)