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風かおる情景

「風かおる情景」と題し、コレクションより春から初夏をテーマに描いた作品を紹介します。熊野俊一は、渡欧先の風景を誠実に見つめ、その土地ならではの気候を肌身で感じながら描きました。春から初夏にかけてのあたたかな日ざしのもとで描いた作品からは、西欧の空気が伝わってくることでしょう。
伊東義久は、確実にめぐってきては去っていく日本の四季に魅せられ、透明感のある風景作品を水彩で描きました。自然を敬愛する伊東が見た、新緑の輝きに注目してご覧ください。川瀬巴水は、近代の浮世絵版画である新版画の第一人者として知られています。生涯を通して、日本各地の旅先で写生した原画をもとに風景版画を制作しました。本展では、香川県内の名所を描いた作品を紹介しています。
その他にも、植物をテーマに版画で描く池田利夫や、小中学校で教員として勤めながら、生涯を通して人物をテーマに描いた小林正六の作品約30点を紹介します。

[出品作家]
池田利夫、伊藤義久、川瀬巴水、熊野俊一、小林正六 等

【期間】 平成27年4月25日(土曜日)~7月20日(月曜日)
【場所】 高松市塩江美術館 常設展示室
【時間】 午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)
【入館料】 一般300円、大学生150円(常設展観覧料含む/団体は20名以上2割引)
 高校生以下及び65歳以上の方、障害者手帳等の所持者は無料
【休館日】 月曜日(ただし休日の場合はその翌日)
【主催】 高松市塩江美術館

熊野俊一プロフィール

1908年 香川県香川郡塩江町に生まれる
1928年 香川県香川郡多肥小学校に奉職
1963年 第1回渡欧、翌64年帰国
1964年 渡欧作品展を三越本店画廊で開催
1965年 第2回渡欧、同年12月帰国
1966年 渡欧作品展を三越本店画廊で開催
1968年 船便、カンボジア丸で妻初江同伴、45日をかけて3回目の渡欧
1970年 新作渡欧展、作品50点を三越本店特設会場で開催
1972年 第4回渡欧、翌73年9月帰国
1973年 渡欧作品展を三越本店で開催
1974年 第5回渡仏、翌75年11月帰国
1976年 渡欧作品展をロイヤルサンギンザで開催
1977年 二紀会を退会、無所属となる
1978年 ロイヤルサロンギンザで個展を開催
1979年 第7回渡欧、ギリシャ、同年7月帰国
1981年 第8回渡欧、同年9月帰国
1988年 第9回渡欧、同年12月帰国
1994年 故郷、塩江町に絵画・デッサン合せて335点を寄贈、町立塩江美術館に収蔵
2005年 6月4日逝去 (享年97歳)

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以下フッターです。

高松市美術館公式サイト

〒761-1611香川県高松市塩江町安原上602
TEL 087-893-1800 FAX 087-893-1833

○開館時間
9時から17時(入館は16時30分まで)

○休館日
月曜日(祝休日の場合は開館、翌日休館)
年末年始(12月29日から1月3日)

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