企画展関連ワークショップ「友禅染で彩ろう!」
ワークショップ「友禅染で彩ろう!」を開催。
《染色について説明》
11月27日(土曜日)に企画展「染色家 山口摂華-存在の確認-」関連ワークショップが、美術館の陶芸室で開催されました。
体験できる機会が少ない”友禅染”という染色体験に参加した受講者は、この日講師を務めた山口摂華さんの説明を熱心に聴き入っていました。
《13色の染料》
受講者は、あらかじめ渡されていた図案に色の配色を考えてきました。
講師が準備していた13色の染料を用いて、布に色を挿していきます。
次に図案どおり色が挿し終わったら蒸し器を使って色を定着させます。
蒸し終わると水元(みずもと)といって、防染のため使用した糊や布に定着しなかった染料を水で洗い流します。
《色挿し》
《蒸し器》
《水元》 (みずもと)
《乾燥》 今回は、アイロンを使用
最後に乾燥させて、準備していた透明のアクリル額に入れて出来上がりです。
出来上がりまでの工程がたくさんあり、作業は一日がかりでしたが、受講者の皆様は友禅染の鮮やかな仕上がりに感激されていました!
お家に持ち帰りお部屋に飾って見るのも楽しみですね!
《作品を前に笑顔で、記念撮影》
