及川みのる展レポート2
出前ワークショップ@安原小学校
2014年7月14日(月曜日)、7月15日(火曜日)
安原小学校にて、及川みのるさんによる出前ワークショップを実施しました。
今年で閉校することが決まっている安原小学校。
実施するワークショップでも、何かそれにちなんだものをつくりたい。
及川さんと安原小の先生方による話し合いからスタートしました。
先生方は子どもたちにアンケートを行い、「閉校」、「きずな」、「安原」をキーワードに、
先生方を含めたそれぞれがイメージをふくらませました。
そして、安原小学校での思い出や閉校への思い、感情などを全校生徒で1つの布に込めることが決定しました。
手順は、
(1)マスキングテープで絵を描く
(2)手と絵具を使って、マスキングテープの上から全面にペイントする
(3)マスキングテープをはがして完成
まずは4~6年生のテープ貼り。
まだけのイメージを中心に描いていきます。
及川さんが簡単にお手本を見せてスタートです。
下描きも何もない真っ白な布にテープを張っていきます。
はじめはさぐりさぐりでしたが、
徐々に大胆に。
協力しつつ、画面全体を見ながら描くことができました。
次は1~3年生。
まだけの葉っぱ、虫や動物、思い出などを思い思いに描いていきます。
1日目終了。
マスキングテープだけを使って、とてもおもしろい絵が描かれました。
2日目、まずは1~3年生がペイント。
1人1色を選び、その色だけで自由に塗っていきます。
自分がテープを貼ったところから、だんだん全体に広がっていきます。
絵の具は手から足に広がっていきます。
次は4~6年生。
1~3年生が塗ったところをつぶさないように、白地を塗っていきます。
ペイント終了。なんだかすごそう。
次の日乾くのを待って、全校生でマスキングテープをはがしました。
完成!
安原小学校の象徴であるまだけを背景に、虫や動物たち、安原小の思い出が浮かび上がりました。
子どもたちや先生方1人1人の思いが込められ、とってもパワフルな作品に仕上がりました。
完成した作品は、体育館の壇上に掲げられ、安原小学校の閉校を見届けます。
