にしもとひろこ展レポート
美術館の日・にしもとひろこパフォーマンス
8月2日(土曜日)美術館の日
開催中のにしもとひろこ展「枝が 1つ 浮かんでいる」では、作家本人によるオープニングパフォーマンスが行われました。
本展では、展示室全体が一つの作品となるような、自作の物語を原案とした派生インスタレーションを展示しました。
壁には墨や絵の具で絵や言葉が直接描かれ、布を様々な色に着色して切ったり貼ったりと
テンポよく制作が進められました。
にしもとさんが訪れた先々から持ち帰った植物で制作された、大モビールも登場。
耳をすますとどこからともなく音がきこえてきたりと、展示室全体が絵本の世界になってしまったような不思議な空間となりました。
オープニングパフォーマンスでは、ご自身がホーミーのような発声を使い、現場の生の音で曲を作り演奏しながら、壁に描かれている「枝が 1つ 浮かんでいる」の物語を朗読するというものでした。
展示空間全てを包み込む演奏で、にしもとさんの多岐にわたる表現すべてに美術館スタッフは圧倒されっぱなしでした。
にしもとさん、お集まりいただいた皆さん、ありがとうございました。
