カタタチサトと美術館でおどる
カタタチサトと美術館でおどる-塩江美術館の内と外-(2014年4月19日)
企画展「人人へのまなざし~熊野俊一と小林正六~」に関連して、幅広い分野で活躍するカタタチサトさんを迎え、ワークショップを開催しました。
タイトル通り、はじめはテラスに集まり塩江美術館の広いお庭から展示室内まで、移動しながら参加者の皆さんと体を動かしました。
カタタさんの誘導によって、視線をはなさないまま移動したり、
さとうゆうじさんの彫刻作品《Love Circle》をみんなでトレースして、
真横に出現!させたり、
アキホタタさんの《Fantasia・ん》と一緒になって、
耳をすましたり、鼻をきかせたり、全身で感じました。
中庭で、山端篤史さんの《エリア》を形態模写によって堪能した後は、
窓から見える小林正六さんのあたたかな色合いの作品にまなざしを送ります。
いよいよ展示室内へ。
小林正六さんの絵の中に描かれている人々は、今どんな状況でなにを想っているのか。
皆で想像しながら、人や動物などになりきります。
今度は1人1人、熊野俊一さんのデッサンに描かれたモデルになりきります。
絵が描かれた時代から現在、また未来への時間の流れをも感じることができました。
最後はテラスに戻って、今日1日の動きをおさらい。
塩江美術館を120%楽しめるワークショップでしたね。
参加者の皆さんは、全身を使ってとっても濃い作品鑑賞ができたのではないでしょうか。
カタタチサトさん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました!
