塩江美術館 塩美レポート 平成22年ヘンないきもの展
ENBI REPORT :: 塩美レポート :: 12月18日-2月6日
2010年12月18日から、2011年2月6日まで開催のヘンないきもの展が終了しました。多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございます。ヘンないきもの展のイベントを一部ご紹介いたします。
週末にはたくさんのお客さんが来られ、魅力的な作品を楽しまれました。
1月10日「カリカリシネマ・アニメーション」
木村まさよさんの人形たちの登場する『Kinachick Circus』を制作された月眠のアサオヨシノリさんの、フィルムに絵をかいたり、ひっかいたりしてつくるアニメづくりのワークショップを開催しました。わたしたちが気軽にみているアニメですが、それを制作するには、とても時間と手間のかかるものです。つくったアニメーションは展示室で上映しました。
1月23日「熔かしてつくろう”金属モンスター”」
鋳金作家の山下真守美さんに、スズをつかった鋳造を教えてもらいました。金属を熔かしてタイルの上に流し、自然にできた形に、タガネを使って模様をつけます。山下さんの作品は、たくさんの工程を経て出来上がりますが、今回は1時間で完成する簡単でたのしいワークショップとなりました。
1月30日「ちいさないきものをつれて出かけよう」
彫刻家・赤松きよさんの、石粉ねんどという素材をつかって、ちいさな立体のいきものをつくるワークショップを開催しました。赤松さんもびっくりするようなちょっと「ヘン」でちいさな独創的ないきものたちができあがりました。完成したあとは、みんなで展示室で撮影会をしました。
2月6日(日曜日)「コラージュで作るヘンないきもの」
造形作家千葉尚実さんと一緒に、雑誌や写真を切って貼って、ヘンないきもののコラージュ作品を制作しました。切って貼るだけの、簡単な平面作品ですが、目をつけたり、形に工夫をこらすことで、とても「ヘン」ないきものになります。
美術館で開催するワークショップは、作家さんに作品の制作について教えてもらい、たのしみながら制作することができる機会です。塩江美術館の展覧会では、これからも、いろいろなワークショップを企画していますので、ぜひご参加ください。
