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第6回「国分寺北部地区青少年健全育成連絡協議会」

更新日:2020年3月19日

  • 日時  令和2年2月18日(火曜日) 午後7時から8時まで
  • 会場  国分寺北部コミュニティセンター(国分寺町)
  • 参加者 22名

 今回、「国分寺北部地区青少年健全育成連絡協議会」の皆様方と、令和元年度第6回「市長まちかどトーク」を開催しました。
 「国分寺北部地区青少年健全育成連絡協議会」におかれましては、平成23年7月に設立され、これまで、「児童・生徒の安全見守り活動」や「児童・園児とのぴかぴかデー清掃活動」、「青パト・交通安全パトロール活動」など青少年の健全な育成や明るい家庭、明るい地域づくりに大いに貢献されております。
 今回は、「多核連携型コンパクト・エコシティ推進計画」や「青少年健全育成事業実施の現状と課題」、「生涯学習・社会教育としての青少年健全育成活動」などについて、活発に意見交換が行われました。

多核連携型コンパクト・エコシティ推進計画について

 現在、高松市で進められている多核連携型コンパクト・エコシティ推進計画について伺いたい。特に、国分寺地区がこれからどのようになっていくのか、聞きたい。地域の未来像は、住民主体によるまちづくりが最も重要と考えており、その柱の一つである、この地域で生活する子どもたちの育ちが青少年健全育成事業に取り組む上での重要事項だと思っている。
 今後、国分寺地区の人口はどのようになるのか。また、交流人口の状況やまちのアウトラインがどうなっていくのかなど、この地域でこれからも青少年の健全育成に取り組む私たちのヒントにしたい。

 本市は、平成17年度に周辺6町と合併をして、人口が1.3倍、面積が1.9倍と拡大したものの、将来的な人口減少、少子・超高齢社会を見据え、低密度で拡散型の都市構造から転換するためのビジョンとして、多核連携型コンパクト・エコシティ推進計画を策定し、集約拠点への都市機能の集積や市街地の拡大抑制によるコンパクトで持続可能な「多核連携型コンパクト・エコシティ」の実現に向け取り組んでいるところである。
 本市の中心市街地の8つの商店街で形成された高松中央商店街を中心とした「大きな核」と、JRやことでんの鉄道駅周辺を中心とした16の「小さな核」を集約拠点として連携させ、移動手段として公共交通機関を利用することで、コンパクトで環境にも人にも優しいまちとなるように推進している。
 本市全体の人口については、平成27年までは増加していたが、28年以降は減少に転じている。転入・転出による社会動態の増減数はプラスとなっているものの、出生・死亡の自然動態の増減数は大きくマイナスとなっていることから、人口減少が起きている。国分寺地区においても、人口は微減となっている。
 国分寺地区は、17の集約拠点の一つとして位置付けており、昨年12月には、盆栽の担い手づくりを目的とした研修施設が完成し、また、本年4月には、情報発信や展示・販売・体験などの機能を持つ「高松盆栽の郷」拠点施設がオープン予定である。盆栽は外国人観光客に人気があることから、この拠点施設を中心として、観光面でも国分寺を盛り上げていこうと考えており、観光客などの交流人口は今後増えていくのではないかと思う。
 30年後、50年後を見据えた、都市構造の集約化に向けて、「多核連携型コンパクト・エコシティ推進計画」に掲げた施策・事業を効果的に組み合わせながら、相当の年数をかけて粘り強く取り組み、人口が減少し、高齢化しても、公共交通機関など、生活に必要な基盤を充実させることで、活力を維持したまちづくりを目指したい。

青少年健全育成事業実施の現状と課題について

 高松市には、現在44のコミュニティ協議会があり、各コミュニティ協議会ごとに健全育成事業が推進されているものと思われる。児童生徒の学校外での安全・安心な生活の確保に向けた取組や、市内の状況について伺いたい。特に、登下校時の安全見守り活動や不審者、災害など、児童生徒が身の危険を感じた時に駆け込むことを想定した「こどもSOS事業」などの取組や「協働ができている事例」について伺いたい。また、児童生徒の安全・安心確保に係る市政との協働について、コミュニティ協議会や市民活動団体への要望があれば聞きたい。

 各地域では、青色パトロールカーによる巡回を47校区中、32校区において実施している。本市でも、子どもの安全確保活動として、児童の下校時刻に合わせた青色パトロールカーでの巡視活動を行っているほか、警察OBによる地域学校安全指導員(スクールガードリーダー)4名を、市内の小学校・幼稚園・こども園に派遣し、校区内の安全点検や見守り活動、防犯や事故防止の観点から学校等への指導・助言を行っている。また、不審者情報等については、各学校や発生校区の保護者等にメールで迅速に配信し、注意喚起を行っている。
 各地域では、学校やPTA、青少年健全育成団体等が連携を図り、登下校時の子どもの見守り活動に力を入れており、現在、組織的な見守り隊がある小学校区は36校区、組織はないがボランティアの見守りをしている校区は10校区あり、ほぼ全ての校区で見守り活動が行われている。
 「こどもSOS」については、平成3年に山田中学校区で、PTAと青少年健全育成団体が主体となって始めたもので、現在、「こどもSOS」の看板設置数は、3,003か所にまで増えている。設置主体は学校やPTA、青少年健全育成団体などで行っており、具体的な活動は、子どもたちが通学路の「こどもSOS」の場所を確認したり、毎月、学校から「こどもSOS」の方々へ下校時刻を知らせたりするなど、子どもたちの安全確保に役立つように取り組んでいると聞いている。
 市民活動団体等への要望については、各地域の方々が、学校運営協議会を活用し、学校と協議の上、地域の実態をよく知っている方による子どもたちの見守り活動に、より一層の御協力をいただきたい。
 また、地域の先輩である大人として、地域の子どもたちと共に活動する機会をつくり、互いに顔見知りになり話ができるような関係を築いていただきたい。

生涯学習・社会教育としての青少年健全育成活動について

 市内各地域における青少年の健全育成活動は、様々な個人や団体による多様な取組によって進められている。計画的・継続的な市政運営の一環として、青少年の健全育成事業が確実に推進されるためには、協働してまちづくりが行えるよう個人や団体相互をつなぐとともに、市政と市民との間に立って協働を推進する専門的な職員の配置が必要である。高松市における生涯学習・社会教育行政の推進体制について伺いたい。また、住所を機縁に組織される自治会・町内会は、地域の安全・安心確保には大変重要・有効な伝統的な組織と思われるが、現実は逆行している。市としての考えを聞きたい。

 本市では、総合計画のまちづくりの目標の一つに「心豊かで未来を築く人を育むまち」を掲げ、学校教育の充実や青少年の健全育成など「社会を生き抜く力を育む教育の充実」を図るほか、生涯学習の推進により、「心豊かで地域力を育む生涯学習社会の形成」に努めることとしている。
 また、教育振興基本計画では、「子どもの安全確保」、「青少年の健全育成」、「家庭・地域の教育力の向上」などを基本目標に掲げ、学校や家庭、地域、関係機関等が連携・協力し、次代を担う子どもたちの健全な育成に取り組むこととしている。
 「生涯学習の推進」については、市民の多様な学習ニーズに応えるため、生涯学習センターやコミュニティセンター等の充実を図るとともに、ボランティア活動や市民活動など、地域の人づくりやまちづくりにつながる活動を支援するなど、学習成果を地域や社会で生かせる環境づくりに取り組んでいるところである。
 今後は、専門的な立場から、スクールガードリーダーが講師となり、地域の見守り隊の方々を対象とした防犯や見守り活動のポイント等についての研修会等の機会を設け、地域で子どもを守るという意識や防犯対策の技能向上につなげていきたい。
 次に、自治会については、地域住民に最も身近な地縁組織であり、地域コミュニティ協議会の中核を担う基盤組織であり、住民の安全安心を確保するための防災や防犯の観点から、さらには、地域包括ケアや健康づくりの推進など、これからの地域づくりにおいても、欠くことのできない組織である。
 このため、平成30年度には、自治会の抜本的な見直しを行うため、高松市コミュニティ協議会連合会、高松市連合自治会連絡協議会と本市で組織した「自治会の在り方等検討プロジェクトチーム」において、必要性を感じてもらえる自治会の在り方などについて議論が重ねられ、昨年9月に、提言としての最終報告書が取りまとめられた。
 最終報告書には、「自治会ハンドブック」の作成や「マイタウン・アドバイザー」の配置など、魅力ある自治会に近づくための地域・行政の具体的な取組が提案されており、これらを実践しながら、自治会の充実を図り、地域共生社会をつくりたい。

お問い合わせ

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