本市では、平成29（2017）年3月に地球温暖化対策実行計画を改定し、温暖化防止に関するさまざまな施策に取り組んできましたが、国の2050年カーボンニュートラル宣言や本市ゼロカーボンシティ宣言、気候変動適応法の施行など、計画を取り巻く状況が変化しましたので、令和4（2022）年3月、計画を一部改定し、新たな計画のもと、温暖化対策に取り組みます。
新しい計画では、市内の温室効果ガス排出量を、令和12（2030）年度に平成25（2013）年度と比べ、46％削減とする目標を掲げています。

• 計画の対象区域

　　高松市全域

• 計画の期間

　　平成29（2017）年度から令和12（2030）年度まで

• 対象とする温室効果ガス

　　二酸化炭素（CO2）、メタン（CH4）、一酸化二窒素（N2O）、代替フロン等4ガス

• 温室効果ガス排出量の削減目標

　令和12（2030）年度までに46％削減を目指します
　　※基準年度：平成25（2013）年度

【高松市地球温暖化対策実行計画（一部改定版）】
　≪計画書≫

　≪概要版≫

【旧高松市地球温暖化対策実行計画はこちら】

また、高松市地球温暖化対策実行計画（区域施策編）の実施状況等は、毎年、高松市地球温暖化対策実行計画推進協議会にて報告しています。

本市では、地域における再生可能エネルギーの導入ポテンシャル及び将来のエネルギー消費量などを踏まえた再エネの導入目標や、目標の実現に向けての具体的取組等を取りまとめ、令和4（2022）年3月、新たに「高松市地域再エネ導入戦略」を策定しました。
本戦略では、本市の特徴である豊富な日射量の「太陽エネルギー」を最大限に活用できるよう、市民・事業者・本市行政など、多様な主体の連携により、再エネ導入の仕組みを構築し、ゼロカーボンシティの実現を目指します。

　≪概要版≫

学識経験者や市民代表、事業者などで構成する「高松市地球温暖化対策実行計画推進協議会」等での御意見も踏まえ、計画を策定・改定しています。

国のデータによると、家庭でのエネルギー消費量全体の約3割が給湯によるもので、また、家庭からのCO2排出量全体のうち、自動車及び照明・家電製品からの排出量が、それぞれで約3割を占めています。
このようなことを踏まえ、計画の着実な推進に向け、家庭における高効率給湯器の設置率や、次世代自動車の導入率などを把握するためのアンケート調査を実施しました。