高松市では、高松市職員の定員管理計画を策定しております。

これまでの取組
　本市の職員数については、平成9年5月に、第1次となる「定員適正化計画」を策定して以来、平成28年度で終了となった第4次「職員数の適正化計画」に基づき、民間への業務の委託化や正規職員の非常勤嘱託化などの手法を推進することにより、全職種・全部門において、おおむね計画どおり、20年間で、824人の削減を達成しました。

新たな「職員の定員管理計画」
　これまでの計画においては、職員数の削減を主眼に、人件費の抑制を図ってきたところですが、その削減も、ほぼ限界に達していることから、現行の職員数を、計画的に管理する計画として、平成29年3月に、「適正化」から、最適な定員の管理を行う、「定員管理計画」といたしました。
　そして、引き続き、最適な定員の管理を行う計画とするため、「第2次高松職員の定員管理計画」を策定しました。

　今後の取組としましては、円滑な行政運営の確保及び職員のワークライフバランスの促進を図るため、現段階で考えられるあらゆる可能性を視野に入れ、施策・事業の取捨選択、業務の平準化、組織体制や事務事業の簡素化・ICTを活用した業務改善を行いつつ、限られた人的資源を有効に活用していきます。

計画期間と数値目標
　計画期間は、令和3年4月1日の職員数を基準として、令和4年度から令和8年度までの5年間とし、新たな行政需要や著しい社会経済状況の変化への対応などから職員数の増員が見込まれるものの、令和8年4月1日の目標を正規職員3,769人、会計年度任用職員1,635人の合計5,404人とします。

この計画の進捗状況については、毎年、広報高松などで公表します。