更新日:2025年6月25日
塩江道の駅エリア整備事業における地域振興施設については、事業費が当初計画の16億4,000万円から32億9,000万円へと、建築資材、労務単価の上昇率を超える約2倍に増額しています。この理由は、建築構造の特異性が挙げられ、香東川沿いに立地し、長屋造りの一体的な空間を創出することで、必要となる防火上の構造が、通常の建築と比較し強固なものとなっていること、また、壁面のガラス化によるものが大きく影響したものです。
大幅な事業費増額への対応として、今後、建築着工までに期間を要することで、さらなる増額の可能性があることからも、事業方針の抜本的な見直しが必要であると判断し、現整備計画の金額面における圧縮策に加え、民間事業者による設計施工管理一括方式等を見据えたPFI手法の可能性を探る調査を行っています。
塩江道の駅エリア整備の基本設計について(概要)(R4.3)(PDF:11,796KB)