高松市では、リチウムイオン電池を始めとする小型充電式電池はこれまで回収しておらず、「小型充電式電池リサイクル協力店」である電気店やスーパー等に設置しているリサイクルボックスによる回収が行われておりました。
しかしながら、家庭からの収集ごみ（破砕ごみ・プラスチック容器包装ごみ等）の中にリチウムイオン電池等混入している状況が続いており、令和2年5月、南部クリーンセンターの再生利用施設で、リチウムイオン電池等が原因の火災が発生し一時稼働停止したほか、西部クリーンセンターや収集車においても発火事故が発生しております。
このようなことから、令和2年10月から高松市として、市役所本庁舎などにリサイクルBOX缶を設置し、リチウムイオン電池等の小型充電式電池の回収を行っております。

◎小型充電式電池とは

小型充電式電池とは、充電して繰り返し使える電池のことで、私たちの身の周りでは、あらゆるところで使われています。
その種類も、乾電池に似たものから1個以上の電池をプラスチックに入れた電池パックなど、形もいろいろです。
これらの小型充電式電池には、主な材料として、いろんな金属資源が使われ、なかでもニッケル (Ni) やカドミウム (Cd)、コバルト (Co) など、希少な金属が使われており、回収・リサイクルすれば、資源の再利用が図れます。

◆リチウムイオン電池
◆ニカド電池
◆ニッケル水素電池

・通信機器（コードレステレホン、トランシーバー、アマチュア用無線機　等）
・AV機器（デジタルカメラ、ビデオカメラ、ヘッドホンステレオ、ポータブルカーナビゲーション　等）
・OA機器（ノートパソコン、ファクシミリ、PDA、モバイルバッテリー※　等）
・日用品他（ハンディクリーナ、携帯ゲーム機、電動歯ブラシ、シェーバー、電動アシスト自転車　等）

排出の際には、「小型充電式電池」を機器から取り外してください。
※モバイルバッテリーについては本体回収となりますので、分解しないでください。
（携帯電話・スマートフォンについては、使用済小型家電として回収しています。）

下記の施設に設置しておりますリサイクルBOX缶に投入してください。

※排出する際には、ショートの恐れがありますので、＋極、－極の金属端子部を
ビニールテープ等で絶縁してください。

◆絶縁処理の仕方

絶縁処理の仕方については、上記サイトの「安全処理方法事例集」及び「安全回収のハンドブック」をご覧ください。

回収用リサイクルBOX缶の設置場所については下記一覧表のとおりです。

※仏生山コミュニティーセンターについては、令和4年3月1日から仏生山総合センターに設置場所を変更しています。

（対象電池の見分け方の説明があるほか、会員企業、回収協力店の検索ができます。）