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高松藩主松平家墓所

更新日:2019年2月26日


般若台(松平家墓所)


法然寺

史跡

指定区分  国指定史跡

指定年月日 平成31年2月26日

所在地   仏生山町(法然寺)

解説
 高松藩主松平家墓所は、江戸時代、初代松平賴重(よりしげ)以下、幕末に至るまでの歴代藩主を葬った大名家墓所で、仏生山町の法然寺と、さぬき市造田の霊芝寺(れいしじ)の2か所からなる。

 法然寺の墓所は、初代賴重をはじめとして3代賴豊(よりとよ)から8代賴儀(よりのり)までの7人の藩主、正室、一族からなる202基の墓が一体的に営まれたもので、全国でも有数の規模を誇っている。その様相は、初代藩主賴重を頂点とする生前の身分に応じて埋葬位置や墓の規模が明確に区分されるなど、階層関係の表現が顕著に認められる。

 なお、墓所は、法然寺の柵門(さくもん)から入り南北両側の前池(まえいけ)と蓮池跡(はすいけあと)との間を西へ向かって一直線に延びた参道の奥の般若台(はんにゃだい)と呼ばれる丘の上に設けられており、これらの境内の空間構成は、初代賴重が帰依(きえ)した浄土信仰における火や水の河に挟まれた白道(びゃくどう)を通り極楽浄土へ至るという「二河白道(にがびゃくどう)」の教えを具現化したものと考えられる。

※2代賴常(よりつね)及び9代賴恕(よりひろ)の墓所は、さぬき市造田の霊芝寺にある。
※10代賴胤(よりたね)の墓所は、東京都の伝通院(でんつういん)にある。
※11代賴聰(よりとし)の墓所は、当初東京の谷中に設けられたが、現在は当墓所に移されている。

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