更新日:2024年2月19日
高松市の自殺者数は、平成23年は100人を超えていましたが、平成29年には52人と大幅に減少しました。令和元年以降は64人から65人で推移しており、令和4年は67人となっています。依然として多くの尊い命が失われており、社会の問題として、今後も自殺対策を推進していくことが必要です。
また、年齢階級別の自殺者数は、令和4年は70歳代が最も多く、次いで40歳代と50歳代が多くなっています。また経年的にみると、令和3年以降、70歳代は増加傾向にあり、20歳未満、20歳代、60歳代は減少傾向にあります。さらに男性では、30歳代から60歳代のいわゆる働き盛りの年代の自殺者も目立ちます。
原因・動機で最も多いのは「健康問題」となっていますが、原因は1つではなく平均すると4つの要因が複合的に連鎖して起きるもので、健康問題の背景にあるその他の問題(経済問題・家庭問題等)についても重要視しなければなりません。