更新日:2023年3月1日
CKD(慢性腎臓病)とは、下記の(1)又は(2)のいずれか、又は両方が3か月以上続いている状態のことを指します。
(1)たんぱく尿など、腎臓の障害がある
(2)GFR(糸球体ろ過量)が60未満
初期にはほとんど症状がありません。
体のむくみや貧血などの自覚症状が現れるころには、病気がかなり進行している可能性があります。
下記のような症状はありませんか?腎機能が低下している可能性があります。
症状が進行すると、腎不全へと進行し、最終的には人工透析や腎移植が必要になります。
過食、運動不足、飲酒、喫煙、ストレスなどの生活習慣は、肥満、高血圧、糖尿病などを引き起こし、発症に大きく関与しているといわれています。
これらは、血管に負担をかけ、毛細血管の集まりである腎臓の機能を低下させます。
CKDの治療の目的は、透析が必要な末期腎不全への進行を遅らせることと、心臓血管疾患になることを防ぐことです。
※食事や運動に関しては、かかりつけ医の先生に相談しましょう。