更新日:2025年4月30日
今年の夏も大変暑くなる事が予測されているため、早めに暑さへ備えることが大切です。夏本番を迎える前に、暑さに慣れるための体づくりや、エアコン等の冷房機器の運転確認等の環境整備をしておきましょう。
熱中症対策の強化を図るため、気候変動の現状や熱中症のメカニズム・対策などをテーマにした講義、市内事業者の取組事例発表などを行います。
日時:令和7年5月22日(木曜日)14:00~16:00
場所:高松市役所13階 大会議室
対象:熱中症対策に興味のある人
定員:申込先着100人
申込:5月1日(木曜日)8:30~予約フォームから申し込み
暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて(暑熱順化)、暑さに強くなります。熱中症を防ぐため、徐々に気温が上がり始める今の時期に、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。暑熱順化には個人差がありますが、数日から2週間程度かかるので、余裕をもって早めに体づくりを始めてみませんか?
※下記の内容は、あくまで目安です。個人の体質や体調、その日の気温や環境に合わせて、無理のない範囲で行ってください。また、運動時は水分や塩分を適宜補給して、熱中症に十分に注意してください。
1.ウォーキング・ジョギング
散歩をする、帰宅時に一駅分歩く等、意識して少し汗をかくような動きをしましょう。ウォーキングは1回30分、ジョギングは1回15分、週5回程度が目安です。
2.サイクリング
日頃の移動に取り入れてみましょう。1回30分、週3回程度が目安です。
3.適度な運動
筋トレやストレッチなど、適度に汗をかく運動をしましょう。1回30分、週5回~毎日が目安です。
4.入浴
シャワーだけでなく、湯船にも入りましょう。2日に1回が目安です。
平常時は、体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みとなっており、体温調節が自然と行われます。
【環境省】熱中症予防情報サイト~熱中症の基礎知識~(外部サイト)
◇Ⅰ度(軽症)
めまいや立ちくらみ、筋肉痛、汗がとまらない
◇Ⅱ度(中等症)
頭痛、吐き気、体がだるい(倦怠感)、虚脱感
◇Ⅲ度(重症)
意識がない、けいれん、体温が高い、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない・走れない
屋内外で気軽に行える脱水症チェックです。水分補給のタイミング等の参考にしてください。
水分不足は尿の色にも反映されます。お手洗いの際に確認してみましょう。
【厚生労働省】働く人の今すぐ使える熱中症ガイド(外部サイト)
熱中症を予防するための指標で、単純に気温だけでなく、湿度や日差しの違いも考慮して熱中症になりやすい状況かどうか分かります。最高気温だけでなく、暑さ指数(WBGT)も参考にすることでより的確に熱中症予防の情報を知ることができます。暑さ指数(WBGT)が、厳重警戒、危険になると熱中症になる人が増えると言われています。※令和7年度の暑さ指数は4月下旬より下記リンク先で確認できます。
左記の二次元コードから環境省のLINE公式アカウントを友だち登録すると、暑さ指数の情報が届きます。
令和6年4月1日に気候変動適応法が一部改正され、深刻化する熱中症による健康被害を防止するため、「熱中症特別警戒アラート」が発表された場合、冷房設備が整っていて暑さをしのぐことができる施設として「クーリングシェルター」を市町村長が指定できることとなりました。対象の施設は、上記リンク先で確認できるので、ご自宅やよく行く外出先の近くの施設をご確認ください。
【問い合わせ先】高松市 環境局 ゼロカーボンシティ推進課(電話:087-839-2393)
厚生労働省では、職場における熱中症予防対策を徹底するため、労働災害防止団体などと連携し、5月から9月まで、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施しています。職場の熱中症予防対策として、ご参照ください。
【厚生労働省】STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(外部サイト)
○呼びかけに応えない、全身のけいれんがあるなどの症状の方を発見された場合
○自分で水が飲めなかったり、脱力感や倦怠感が強く、動けない場合