更新日:2021年10月26日
衣料用洗剤や柔軟剤などに含まれる香料等の特定の化学物質に対して、過敏に反応し、頭痛や吐き気などの症状を誘発される方がいます。
化学物質に反応する度合いは個人差が大きいため、同じ環境でも症状が重い人がいたり、全く症状が出ない人もいます。また、症状も様々です。発症の仕組みについては、未解明な部分があり、治療法も確立されていないため、原因不明の体調不良や周囲の理解がないことで苦しんでいる方への対応が、十分ではない現状があります。
化学物質過敏症の原因として、建物に使用されている建材、塗料、接着剤から放散される様々な化学物質や家庭用の殺虫剤、芳香剤、野焼きやたばこの煙なども原因となります。その他、衣料用洗剤、シャンプー、整髪料、化粧品、香水など身の回りにある化学物質が原因となります。
頭痛、吐き気、鼻水、耳鳴り、のどの痛み、せき、どうき、息切れ、湿疹、目がチカチカするなど、アレルギー反応や喘息を誘発するなど様々な症状があります。
多くの方が利用する施設へ出かけるときや、屋内での会合に参加する場合には、香料の使用をできるだけ控えるなど、ご配慮をお願いします。
以下のポスター掲示にご協力お願いします。
化学物質過敏症をご存知ですか?~困っている人がいます~(PDF:379KB)