更新日:2025年5月1日
20~50歳代、男性の方、梅毒、他人事だと思っていませんか?(香川県)(PDF:468KB)
梅毒の感染が拡がっています(厚生労働省)(PDF:325KB)
先天梅毒を防ぐために妊娠届を出して妊婦健診を受けましょう(厚生労働省)(PDF:428KB)
梅毒は胎盤から赤ちゃんに感染します(香川県)(PDF:274KB)
梅毒とは性的な接触(性行為、オーラルセックス)などによって感染する感染力の強い感染症です。
全国的に梅毒患者数が増加しています。高松市でも令和5年は82件の届出があり、過去最多の届出数となりました。
男性では20代~50代、女性では20代で多い傾向にあります。
妊婦が感染した場合は胎盤を通じて胎児に感染し、流産や死産、低出生体重児、先天性の障害などが起きることがあります(先天梅毒)。
第 1期(感染から約3週間) | 第2期(感染から約3か月) | 第3期(感染から3~30年) | |
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症状 | ・性器のしこり ・皮膚、粘膜表層のただれ、欠損 ・鼠径部の無痛性のリンパ節腫脹 ・唇や乳首に病変が生じることもある。 |
・掌、足の裏、体幹部などに発疹 ・微熱、全身倦怠感、脱毛が生じることもある。 |
・皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘤が出現、周囲の組織を破壊する。 ・精神症状や認知機能低下を伴う進行麻痺など。 |
一時的に症状が消える時期(潜伏梅毒)もありますが、治ったわけではありません。治療をしなければ病原体は体内に残り続け、進行します。
パートナーに感染している可能性もありますので、一緒に検査や治療を受けることが大切です。
ペニシリン系の抗菌薬の内服や筋肉注射で治療します。
・不特定多数との性的接触を控えることは、感染予防の基本です。
(梅毒は症状が出たり消えたりするため、相手に症状がなくても感染している可能性があります。)
・性的接触を行う際はコンドームを着用しましょう。
・パートナーへの感染予防のためにも、皮膚や粘膜に異常がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
気になる症状がある場合は、性的接触を控え、泌尿器科・皮膚科・婦人科などの医療機関を早めに受診しましょう。
こちらのリンクから、受診したい診療科を検索できます。
高松市保健所では、HIV検査時に梅毒抗体検査を実施しています。
検査は匿名・無料、事前予約制です。
※無症状の方で感染の不安がある方
※梅毒抗体検査のみを受けることはできません。
(予約方法)
ご希望の検査日の前月1日(1日が土・日・祝日の場合、1日以降で直近の営業日)からインターネットと電話で予約を受け付けています。
●電話:087-839-2870(平日 8時30分~17時15分まで 土・日・祝日、年末・年始を除く)
●インターネット:下記の専用フォームから予約をしてください。
定員になり次第、受付終了となります。