更新日:2025年8月1日
5種混合ワクチンへの移行に伴い、4種混合ワクチンの製造が終了となり、医療機関においても在庫が少ない状況となっています。
4種混合ワクチンが接種できない場合の対応については、以下のとおりとなります。
母子健康手帳を御確認いただき、どのパターンに当てはまるかを御確認ください。(回数は実際の接種回数にあてはめてお考えください。)
残りの接種は5種混合ワクチンを接種してください。
ワクチンの種類 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 追加 |
---|---|---|---|---|
4種混合 | 済 | 済 | 5種混合 | 5種混合 |
Hibワクチン | 済 | 済 |
Hibワクチンのみを先に接種し、4種混合ワクチンの接種回数と合わせてから、5種混合ワクチンを接種してください。
(ただし、3回目接種時に1歳以上の場合はHibワクチンのみの接種は不要であり、5種混合ワクチンを追加接種するのみとなります。)
ワクチンの種類 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 追加 |
---|---|---|---|---|
4種混合 | 済 | 済 | 済 | 5種混合 |
Hibワクチン | 済 | 済 | Hibワクチン |
4種混合ワクチンのみを先に接種し、Hibワクチンの接種回数と合わせてから、5種混合ワクチンを接種してください。
なお、4種混合ワクチンが入手困難な場合、3種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンの組合せで接種を受けてください。
ワクチンの種類 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 追加 |
---|---|---|---|---|
4種混合 | 済 | 済 | 4種混合 | 5種混合 |
Hibワクチン | 済 | 済 | 済 |
現在、3種混合ワクチンは百日咳の流行などにより需要が急激に高まり、出荷調整となっています。
これに伴い、上記の③に該当する方の接種に影響が生じる状況となっています。
この場合について、国は3回目の「3種混合ワクチンと不活化ポリオワクチン」の代わりに「5種混合ワクチン」を接種する場合について、以下のとおり見解を示しています。
四種混合ワクチンの販売中止に伴う対応に係る留意事項について(PDF:61KB)
国は上記のとおり見解を示していますが、ワクチンメーカーはHibワクチンが規定回数を超えた場合の安全性についてのエビデンスがなく、推奨はしていないとの見解をしています。
これらを踏まえ、4種混合のワクチンは7歳6か月未満まで接種可能であるため、3種混合ワクチンの入荷を待ち「3種混合ワクチンと不活化ポリオワクチン」を接種するか、入荷を待たず「5種混合ワクチン」を接種するかについては、 医師と保護者で話し合い、御対応いただきますようお願いします。