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2021年度 第4期常設展

常設展

常設展示室1 キュレたま2021企画 現象~移ろう世界~


 目に見えていなかったものが姿を現したり、形を変えたり、また消えていったり…。世の中には常に様々な現象が起こり、それらはしばしばアート作品のモチーフにもなっています。
 本展は、2021年の春に公募によって集まった中学・高校生で構成されるキュレーターのたまご(略してキュレたま)の企画による展覧会です。全5回のプログラムを通して、美術館の役割やキュレーターの仕事、美術作品への理解を深めながら話し合いを重ね、「現象」という視点から出品作品を選定して展覧会を構成しました。
 野村 仁の《ドライアイス》は時間とともに変化するドライアイスを記録した作品で、作者はそのなかに現象全体を貫く必然的な力のようなものを感じるといいます。また、柳原 睦夫《積木の空〈1〉》も空に現れた雲を捉えた彫刻作品です。さらに、動物の骨を用いた小野 耕石や橋本 雅也の作品には、物質の形の変化を見るとともに、生き物の体の変化、さらに命の移ろいも感じ取ることができるでしょう。
 それぞれの作品に表現された現象に焦点を当てて作品をご覧いただくとともに、本展ではキュレたまのメンバーたちが用意した鑑賞者の皆さんへの問いかけも併せてお楽しみください。

画像:小野 耕石《Inducer.03》 2016年 撮影:青地 大輔

常設展示室2 讃岐彫の美


 江戸時代末期に活躍した讃岐漆芸の祖・玉楮 象谷(たまかじ ぞうこく)(1806-1869)は素朴な木彫をはじめ、堆朱(ついしゅ)堆黒(ついこく)(朱色や黒の漆を何層も塗り重ねてから文様を彫り出す手法)などの彫漆(ちょうしつ)技法を考案し、それらは「讃岐彫(狭貫彫)」と呼ばれました。その後、明治40(1907)年頃に讃岐彫を中心にした漆器を製造・販売する「百花園(ひゃっかえん)」が開店し、石井 磬堂(いしい けいどう)(1877-1944)や高橋 皖山(たかはし かんざん)(1883-1942)、佐々 竹僊(ささ ちくせん)(1898-1932)ら名工たちが集い、讃岐彫の拠点となりました。なかでも磬堂と皖山は彫りの双璧と称されたというほど、高い技術で多くの作品を生み出しました。優れた彫りの技はさらに後の世代にも受け継がれ、磬堂の弟子の音丸 耕堂(おとまる こうどう)(1898-1997)は1955年に「彫漆」の技法で重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝に認定されました。
 本展では、象谷の作品から、磬堂や皖山の超絶技巧とも呼べる高い技術を駆使した作品を中心に、新しく開発された色漆(いろうるし)を用いた耕堂の華やかな作品まで、精緻な彫りが生み出す美しさをご覧いただきます。

画像左:石井 磬堂《狭貫彫 堆朱料紙文庫 玉堂冨貴之図》 1927年 撮影:高橋 章
画像右:石井 磬堂《紅花緑葉 香盒》 1928年 撮影:高橋 章

展覧会基本情報

会期:
2022年1月5日(水曜日)から3月27日(日曜日)
(ただし、常設展1室は3月12日(土曜日)から27日(日曜日)は「第39回日本伝統漆芸展」を開催。)

休館日:
月曜日
(ただし、1月10日(月曜日・祝日)と3月21日(月曜日・祝日)は開館、1月11日(火曜日)と3月22日(火曜日)は休館)
3月10日(木曜日)、11日(金曜日)は展示替えのため休室。

開館時間
午前9時30分から午後5時
(ただし、特別展開催期間2月11日から3月21日の金曜日・土曜日は、午後7時まで)

会場:
1階常設展示室

主催:
高松市美術館
 
観覧料:
【一般】 200円(160円)
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
(注釈1)( )内は20名以上の団体料金
(注釈2)身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料
(注釈3)高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生証所持者は無料
(注釈4)共通定期観覧券についてはこちらから
 
お問い合わせ先:
高松市美術館
電話:087-823-1711
 

関連イベント

ギャラリートーク 

開催日時:
2022年1月8日(土曜日)午後2時~

会場:
1階常設展示室

聴講料:
無料(ただし観覧券は必要です)
 

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