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2020年度 第1期常設展

常設展

2020年度 第1期常設展〔常設展示室1〕 美術にみる動物たち


 今年度最初の特別展「絵本原画ニャー!」(4月18日~5月31日)では、動物の中でも特に人気者の「猫」をテーマにしていることから、常設展示においても、美術に表れた動物たちを通して、芸術表現の多様性や豊かさを楽しんでいただきます。

 「猫」といえば猪熊弦一郎が好んだモチーフですが、当館の猪熊作品で描かれているのは少女の肩に乗る「鳥」であり、戦前のマティスの影響が色濃いフランス滞在時のものです。その猪熊と親しかった脇田和は、病床中に友人から贈られた鳥籠のことりに慰められ「鳥の画家」と呼ばれるようになりました。工藤哲巳の《マザー・コンプレックス・パラダイス》は同じく「鳥」を扱いながらも全く印象を異にしています。「猫」に続く人気者といえば「犬」ですが、大量のマスキングテープから誕生した淺井裕介の《青犬》は身体中が模様に覆われています。またノミ跡を残すことで特徴的な三沢厚彦のブルテリアには腹部と目にブチがあり、どちらもユーモラスな姿態で愛すべき存在です。

 そのほか、象、ライオン、オオカミ、馬、ヤギ、ネズミなどの実在の動物はもちろんのこと、想像上の動物「麒麟」も展覧会場でご覧いただけます。24人の美術家による多彩なイマジネーション世界を、これら動物を介してお楽しみください。

猪熊弦一郎《鳥と少女》1939年

桂ゆき《鼻》1967年

粟津潔《花札想:二月》1981年

2020年度 第1期常設展 〔常設展示室2〕 工芸にみる鳥と蝶


 遠い昔から、人間は飛行することを夢見てきました。天と地をつなぐ「鳥」は信仰や憧れの対象であり、また身近な存在として、工芸作品においては技法の挑戦と時代の美意識に応じた様々な形象が見られます。

 中国神話の伝説の鳥「鳳凰」を、藤川蘭斎は『存清』で、佐々竹僊は『讃岐彫り』で表現しており、石井磬堂は同じく中国で未来を予兆するめでたい鳥とされる「山鵲」を『堆朱』で彫りおこしました。また『蒟醤』で人間国宝に認定された磯井如真は、香合を「鶴」や「雉」で象ったり、『彫漆』技法を駆使して楽しげにさえずる5羽の鳥を表現するなど、その多才ぶりを発揮しています。このほか、飛翔感が際立つ真子実也の『錆漆』による「サギ」をはじめ、漆芸家たちのスズメ、フクロウ、七面鳥、雁などをご覧いただけます。

 また、磯井如真の息子である磯井正美は、「蝶」を主役に『蒟醤』技法により作品を制作しています。植物と組み合わされた蝶たちは、可憐であったり、荘厳さを帯びたりして、時に妖しいまでの情景へと私たちを誘い出します。対照的に、明石朴景のモダンな様相の3枚のパネルには戯れる蝶々が『榜彫り蒟醤』で表されており、明るく開放的な雰囲気に包まれます。

 ともに飛翔する「鳥」と「蝶」をモチーフにした12作家28点の漆芸作品をお楽しみください。

香川宗石《讃岐漆 存清花蝶紋 色紙箱》1965年頃

磯井如真《雉子 香盒》1940年

磯井正美《蒟醤 梅花吸蜜 箱》2003年

展覧会基本情報

会期:
2020年4月7日(火曜日)~6月21日(日曜日)

会場:
1階常設展示室
 
休館日:
月曜日
(ただし、5月4日(月曜日)開館/5月7日(木曜日)休館)

開館時間
午前9時30分~午後5時
(ただし、特別展開催期間4月18日~5月31日の金曜日・土曜日は、午後7時まで)
 
主催:
高松市美術館
 
観覧料:
【一般】 200円(160円) 
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料
高松市キャンパスメンバー制度に加盟する大学の学生は、学生証提示で観覧料免除
※共通定期観覧券についてはこちらから
 
お問い合わせ先:
高松市美術館
電話:087-823-1711
 

関連イベント

ギャラリートーク ※中止となりました

開催日時:
2020年5月9日(土曜日)午後2時~

 
会場:
1階常設展示室

入場料:
無料(ただし観覧券は必要です)
 

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