高松市美術館コレクション+(プラス) 身体とムービング
お知らせ
【展覧会場での注意】
ログズ・ギャラリーの映像作品《DELAY_2007.10.25》は、本来よりも音量を下げた状態で上映していますが、毎週金曜日・土曜日の最終上映回((9):午後5時45分~6時22分頃)のみ、「オリジナル版」(大音量)にて上映します。
スピーカーによる大音量の上映となり、他の作品の鑑賞に支障が出る可能性もございますが、何卒ご了承ください。
上映予定時刻(各回約37分)
[平日]
(1)午前9時45分~10時22分頃 (2)午前10時45分~11時22分頃 (3)午前11時45分~12時22分頃 (4)午後12時45分~1時22分頃 (5)午後1時45分~2時22分頃 (6)午後2時45分~3時22分頃 (7)午後3時45分~4時22分頃
[金曜日・土曜日]
(1)~(7)に加え、
(8)午後4時45分~5時22分頃
(9)午後5時45分~6時22分頃(オリジナル版)
特別展
高松市美術館コレクション+(プラス) 身体とムービング
2020年7月23日(木曜日・祝日)~9月6日(日曜日)
美術館コレクションとゲストによる作品を組み合わせて紹介する「高松市美術館コレクション+(プラス)」。今回のテーマは、「身体」と「ムービング」です。
まず第一室では、「制作行為における身体と動き」に着目。兵庫県尼崎市が所蔵する白髪コレクションを全国の美術館で紹介する「白髪一雄発信プロジェクト」と共同し、足で描くアクション・ペインティングという独創的な制作スタイルで国際的な注目と高い評価を集めた白髪一雄(1924‐2008) の初期から晩年に至る作品の魅力に迫ります。そして、白髪も参加した「具体美術協会」のリーダー・吉原治良(1905‐1972) の「これまでになかったものを創れ」という教えのもとで行われた、若き美術家たちの実践と探求を、田中敦子(1932‐2005) の《電気服》をはじめとした当館の“具体” コレクションによって紹介します。
二室目は、「旅や移動とともにある制作行為」に着目し、絵画や映像作品を紹介します。イギリスの港町のギャラリーで、窓から刻々と差し込む光と自らの身体が対話するように描いた石田尚志(1972‐) の《REFLECTION》、ログズギャラリー(浜地靖彦(1970‐) と中瀬由央(1971‐) が1993 年に結成したアーティスト・ユニット名) による実際のドライブで記録された映像と音響が螺旋的に再構成される《DELAY》などの当館所蔵作品のほか、ゲスト作家として近藤亜樹(1987‐) と中園孔二(1989‐2015) を迎えます。近藤の絵画には「生きる行為と喜び」が溢れており、かつて暮らした小豆島にまつわる命を慈しむ作品に心揺さぶられます。また、若くして高松の海でその人生を終えた中園の、高速度に湧くイメージと身体の反応による作品群は、見る人に瑞々しく訴えかけてくれるでしょう。
加えて、「んまつーポス」(スポーツマンの逆さ読みのコンテンポラリーダンスカンパニー、宮崎市在住) の「高松くっぴんりお」を開催し、体育× 美術× ダンスといった異分野を越える経験によって広く豊かに本展を楽しんでいただきます。
予告動画(特別展「身体とムービング」の概要を紹介)
足で描く!白髪一雄
電球を着る!田中敦子
躍動する絵画!近藤亜樹
あふれ出すイメージ!中園孔二
踊るアート!んまつーポス

田中敦子《電気服》
1956年(1986年再制作)
撮影:加藤成文
(c)Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association
高松市美術館蔵

吉原治良《Peinture》
1960年
高松市美術館蔵

白髪一雄《天富星撲天雕》
1963年
尼崎市蔵

石田尚志《REFLECTION》
2009年
高松市美術館蔵
近藤亜樹《HOUSE》
2017年
(c)Aki Kondo/courtesy of ShugoArts
作家蔵

中園孔二 《無題》
2012年
白木聡・鎌田道世コレクション
Photo by Kenji Takahashi / (c)Koji Nakazono/courtesy of Tomio Koyama Gallery
展覧会基本情報
会期:
2020年7月23日(木曜日・祝日)~9月6日(日曜日)
休館日:
月曜日(ただし、8月10日(月曜日) 開館、翌8月11日(火曜日) 休館)
開館時間:
午前9時30分~午後5時(入室は閉館30分前まで)
※ただし金曜日・土曜日は午後7時閉館
会場:
美術館2階展示室
主催:
高松市美術館、尼崎市
特別協力:
公益財団法人 尼崎市文化振興財団、株式会社ログキャビン、小山登美夫ギャラリー、シュウゴアーツ
協力:
アートトランジット株式会社
観覧料:
【一般】800円(640円)※65歳以上も一般料金
【大学生】500円(400円)
【高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料
※8月1日(土曜日)は「美術館の日」のため観覧料無料
お問い合わせ先:
高松市美術館
電話:087-823-1711
関連イベント
んまつーポスの「高松くっぴんりお」 パフォーマンス/ワークショップ
〇パフォーマンス「空想オリンピック Short Version」観戦
開催日時:
2020年7月23日(木曜日・祝日)
午後6時 ~午後6時30分
※公演後アフタートークあり(約15分)
会場:
美術館エントランスホール
対象:
小学生以上
定員:
先着30名(要電話申込)
受講料:
無料
申込方法:
お電話にて受け付けます。(087-823-1711)
7月1日(水曜日)午前8時30分 ~受付開始。
〇ワークショップ「高松くっぴんりお」
開催日時:
2020年7月24日(金曜日・祝日)
午前10時 ~午後3時(昼食休憩1時間)
会場:
美術館エントランスホール
対象:
小学生
定員:
先着9名(要電話申込)
受講料:
500円(飲み物、昼食は各自で準備してください)
申込方法:
お電話にて受け付けます。(087-823-1711)
7月1日(水曜日)午前8時30分 ~受付開始。
※パフォーマンス・ワークショップの様子を展示室で上映、および動画で公開しています。・パフォーマンス「空想オリンピック Short Version」(外部サイト)
・ワークショップ「高松くっぴんりお」(外部サイト)
講演会 白髪一雄の「フットペインティング」の見どころ
出演:
平井章一(関西大学文学部教授)
開催日時:
2020年7月26日(日曜日)
午後2時~午後3時30分(午後1時30分開場)
会場:
美術館1階講堂
受講料:
無料
定員:
先着30人
映画《HIKARI》(33分35秒) 上映
近藤亜樹《HIKARI》 2015年
監督・脚本:
近藤亜樹(ゲスト作家)
上映日時: ※上映時間が変更になりました(赤字が変更後)
会期中の土・日曜日および8月10日(月曜日・祝日)
(ただし、7月26日、8月1日、2日、9月5日、6日を除く)
各日午前11時 ~午後4時30分(ループ上映)
(変更)各日午前9時30分~午後5時(ループ上映)
会場:
1階講堂
鑑賞料:
無料
定員:
30席
※上映日を変更する場合があります。
学芸員によるギャラリートーク
開催日時:
2020年8月9日(日曜日)、23日(日曜日)
各日午後2時~
※内容を変更する場合があります。
会場:
2階展示室
聴講料:
無料(ただし観覧券は必要です)
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