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日本の巨大ロボット群像 -巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-

特別展

日本の巨大ロボット群像 -巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-

2024年4月20日(土曜日)~6月16日(日曜日)


初の巨大ロボットアニメ『鉄人28号』放映から60年。日本独自のジャンルである「巨大ロボットアニメ」のデザインと映像表現の歴史を紐解き、「巨大ロボットとは何か」を問いかける、かつてない展覧会!

『鉄人28号』(1963年)をロボットアニメの嚆矢として、その後『マジンガー Z』(1972年)の大ヒット、ロボットアニメの流れに新風を吹き込んだ『機動戦士ガンダム』(1979年)の影響下、現在に至るまで多数のロボットアニメが制作され、魅力的なロボットがデザインされてきました。日本独自ともいえる進化と広がりを見せてきたそのデザインの変遷には、空想上の荒唐無稽なロボットという存在に、映像的な「リアリティ」を与えるために、デザインや設定上での創意工夫が凝らされ、多くのファンを魅了し続けてきました。

本展では、近年までのロボットアニメにおけるデザインと映像表現の歴史を、それらの「リアリティ」形成において重要な役割を果たした設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証していきます。その上で「巨大ロボットとは何か?」を観覧者の皆さんとともに考えていきたいと思います。

展覧会みどころ

(1)巨大ロボットの「メカニズム」に注目!

「搭乗」、「合体」、「変形」は巨大ロボットアニメの、いわば「お約束」。玩具展開を前提としたデザインには工夫が凝らされています。が、そのデザインに隠された「メカニズム」には、それなりの合理性があります。本展では、そうしたメカニズムの魅力を、デザイン画やアニメ劇中の場面などから制作した造形物によってお伝えします。

(2)気分はパイロット?ロボットの「大きさ」を体感できる!

巨大ロボットの「大きさ」は、アニメ劇中にていかに表現されてきたか?1980年代になると、巨大なロボットは実用機械レベルに小さくなり、同時にその表現はリアリティを増します。現実にありそうなそうしたロボットたちの一部分(あるいは全部)を、劇中で設定されたとおりの大きさに引き延ばしたらどう見えるか?アニメの登場人物になった気分でご鑑賞ください!

(3)「内部メカ」にもえる!

架空のロボットが、あたかも本当に存在するかのように、「内部透視図」が描かれてきました。装甲の裏側、そして隙間にのぞくメカは、架空メカの「実体化」への欲望なのか、制作者のフェティシズムか?現在ではプラモデルや玩具でも当たり前のように再現されることが多くなったロボットの「内部」に注目します。

(4)メカニックデザイナー・宮武一貴による圧巻の巨大絵画を展示!

宮武一貴氏(スタジオぬえ)が、巨大ロボットをテーマとした描きおろしの巨大絵画を本展のために制作しました。美術館ならではの大画面で、宮武氏の描くロボットワールドを堪能してください!

また、宮武氏が所属する「スタジオぬえ」の仕事も特別展示で紹介します!

展覧会基本情報

会期:
2024年4月20日(土曜日)~6月16日(日曜日)

休館日:
月曜日(4月29日(月曜日・祝日)、5月6日(月曜日・振休)は開館、4月30日(火曜日)、5月7日(火曜日)は休館)

開館時間:
午前9時30分~午後5時(入室は閉館30分前まで)
(ただし、金曜日・土曜日は午後7時閉館)

会場:
美術館2階展示室

観覧料:
【一般】1,200円(960円)※65歳以上も一般料金
【大学生】600円(480円)※高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生証所持者は団体料金
【高校生以下】無料
※()内は20名以上の団体料金
※前売券は高松市美術館1階、高松市役所生協、ゆめタウン高松サービスカウンター、宮脇書店本店及び南本店にて4月19日(金曜日)まで販売(詳細な販売開始時期は各店舗にお問い合わせください。)
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料

主催:
高松市美術館

協力:
AIC、AICライツ、エイケン、エディット、KADOKAWA、キングレコード、クロスメディア、KOBE鉄人PROJECT、シグナル・エムディ、スタジオぬえ、創通、ダイナミック企画、東映、東映アニメーション、東北新社、トムス・エンタテインメント、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、バンダイナムコフィルムワークス、光プロダクション、ビックウエスト、フライングドッグ、Production I.G、メディアウェイブ、ライツ・イン

企画:
西日本新聞イベントサービス、ぴあ

企画協力:
廣田恵介、タルカス(五十嵐浩司)

お問い合わせ先:
高松市美術館
電話:087-823-1711

関連イベント

記念対談「80年代ロボットアニメの隆盛とガンダムの展開」

講師:
五十嵐 浩司(アニメーション研究家、本展ゲストキュレーター)、山口 洋三(本展監修者)

開催日時:
4月20日(土曜日)
午後1時30分~午後3時(開場午後1時15分)
対談終了後、講師が来場者の質問に答える時間を設ける予定です。

会場:
美術館1階講堂

定員:
150名

聴講料:
無料
当日、午前10時より1階受付にて整理券配布

内容:
当館で4月から開催する特別展「日本の巨大ロボット群像」の関連イベントとして、美術館で展示される「巨大ロボット」のオリジナルジオラマ作品を募集します。

募集作品内容:
「巨大ロボット」を題材とするジオラマ作品(サイズ:高さ35×縦35×横35センチメートル以内)

募集期間:
2024年3月1日(金曜日)~3月28日(木曜日)

展示期間:
特別展「日本の巨大ロボット群像」会期中
2024年4月20日(土曜日)~6月16日(日曜日)

対象:
どなたでも参加可能

定員:
先着20人(1人1点のみ)※要申込

応募方法:
2024年3月1日(金曜日)~3月28日(木曜日)までに「外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。巨大ロボットジオラマ作品募集 申込フォーム(外部サイト)」より申し込みください。
(お申し込みいただいた20人の方には詳しい内容を3月31日(日曜日)までにメールで通知します。)

エントランス・ミニコンサート「高らかに歌え!巨大ロボット賛歌」

開催日時:
5月18日(土曜日)
午後1時30分~午後2時

会場:
美術館1階エントランスホール

出演:
大山 晃(うた)、大山 まゆみ(ピアノ)

参加費:
無料、申込不要
当日会場にお越しください。  

内容:
高松琴平電気鉄道「ことでん」を題材に、SF劇画で香川郷土史を探求する「電磁車輌コトディーン」。ご当地SFとして2019年からユニークな展開を続ける同作品の軌跡を、原画、
グッズ、その他資料により辿る。

展示:
4月20日(土曜日)~6月16日(日曜日)

会場:
美術館中2階ロビー、ブランチギャラリー等

観覧料:
無料

対談(1)「~電磁車輌誕生~ コトディーン製作秘話を語る」

出演:
野口 二朗(野口会館主宰)、野口 哲哉(美術家)

開催日時:
4月21日(日曜日)
午後1時30分~午後3時(開場午後1時15分)

会場:
美術館1階講堂

定員:
150名

聴講料:
無料、申込不要

対談(2)「~コトディーンの世界~ 仮想現実ストーリーと郷土史」

出演:
野口 二朗(野口会館主宰)、真鍋 康正(高松琴平電気鉄道(株)代表取締役)

開催日時:
5月25日(土曜日)
午後1時30分~午後3時(開場午後1時15分)

会場:
美術館1階講堂

定員:
150名

聴講料:
無料、申込不要

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