特別展「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.07」学芸員ギャラリートーク
2018年7月28日(土曜日)特別展「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.07/つながりかえる夏」の学芸員によるギャラリートークが2階展示室で行われました。
下道さんの作品シリーズ《torii》。
これは日本植民地時代の東アジア諸国に存在する鳥居の画像作品です。
建てられた国によって、現在も鳥居が残されていたり、すでに撤去されたものなど
さまざまな鳥居の写真が展示されています。
山城さんの作品《トーキングライツ》。
これは東日本大震災を体験した友人の話しを基に作られた作品です。
太鼓やガラス製のつぼ、大きなしゃもじや板など、さまざまな物が動いて
話したり歌う様子に、見る人は感情をゆさぶられます。
藤さんの展示スペースでは、膨大なおもちゃの数に圧倒される
お客様もいらっしゃいました。
この展示は市内の中高生に展示作業のお手伝いをしてもらい
1週間かけて完成した作品です。
日本のおもちゃだけではなく、海外のおもちゃも混じっています。
千葉さんの作品《卒業アルバムから》。
これらはすべて千葉さんの高校時代の同級生305人の肖像が描かれています。
もちろん千葉さん本人の肖像もあります。他にも《おひとつ積んでみませんか?》や
《おみくじ》など観覧者も参加できる作品を展示しています。
当館ボランティアスタッフによるギャラリートークを、
毎週日曜・祝日の午後2時から開催しております。
皆様のお越しをお待ちしております。
