子どものアトリエ あきやましんごさん
あきやま先生のお話を聞く子どものアトリエ「時間を絵にしよう!」
2011年8月3日(水曜日)
子どものアトリエ「時間を絵にしよう!」
香川県内の若手美術家あきやましんご先生を講師に招いてワークショップを開催しました。
今回の内容は時間という目に見えないものを想像して、絵に描こうというもの。
真っ白は画用紙の上にクレパスや色鉛筆、折り紙などを使って自分なりの“時間”を表現します。
最初は、なかなか理解できず苦戦していた子どもたちですが、展示室の作品を見たり、あきやま先生や博物館実習生のお姉さんたちと話していくなかで、手が動き出したようでした。
折り紙を貼り付けたり、歪んだ時計、文字を書き込む子!
四角い画用紙の形をはさみで変えてしまう作品まで。
みんなの想像力には驚かされました。
みんな、ひとりひとりの個性豊かな時間を描き出すことができました。
子どものアトリエ「白いくうきをつくろう」
午前の小学生低学年に引き続き、あきやま先生のワークショップはまだまだ続きます。
高学年は、立体に挑戦です!
もう一つの目に見えないもの「空気」を立体にして表現します。
使うのは白い画用紙だけです。
小谷元彦展でみた「ホロウシリーズ」、「ニューボーンシリーズ」という作品も白一色で出来た立体の作品でした。
先生と一緒にその作品の飾られた展示室に流れる空気を感じました。
講座室に戻って、自分の表現したい空気を博物館実習生のお姉さんたちとペアになって考えていきます。
白い画用紙を切ったり、丸めたり、ぐしゃぐしゃにしたり、それぞれの表したい空気が表現できました!
夏の涼しげな空気を感じられる作品もいくつかありましたね。
この日みんなが作った「空気の立体」と「時間の絵」は8月29日まで3階講座室前にて展示しています。
是非、見に来てくださいね!
