「植田正治写真展 写真とボク」開幕
世界の植田、初の巡回展
特別展「植田正治写真展 写真とボク」が11月2日(火曜日)に開幕しました。
植田 正治は、生涯、ふるさとの山陰地方を拠点に、砂丘を舞台とした数多くの傑作写真を生み出しました。
砂丘にオブジェのように人物を配置した植田の演出写真は、海外でも「Ueda-cho(植田調)」として知られ、最も人気の高い日本人写真家の一人です。
2010年は植田 正治の没後10年にあたります。
日本で初めての巡回展となる本展は、初期から晩年に至る代表作約200点により、今なお新鮮な魅力を放ち続ける植田 正治の世界に迫ります。
ファッションデザイナー菊池武夫氏、来館!
11月6日には、記念対談「植田正治先生の思い出」を開催。
ファッションブランド“TAKEO KIKUCHI”を立ち上げたデザイナー菊池 武夫氏と、植田 正治に師事した写真家の瀬尾 浩司氏の対談です。
植田は菊池氏のデザインした服のファッション写真を手がけました。
植田の得意とする、砂漠に人物をオブジェのように配置した斬新な写真に、菊池氏はとても驚かれたそうです。
瀬尾氏は、植田 正治の唯一のお弟子さん。
植田 正治との劇的な出会いや、撮影の様子など、素顔の植田についてお話くださいました。
エントランス・ミニコンサート開催
11月3日には、関連イベント エントランス・ミニコンサートを開催しました。
演奏は、大山 晃さん(バリトン)と大山 まゆみさん(ピアノ)です。
「貝殻節」「高校三年生」や、NHK大河ドラマ「龍馬伝」のテーマ、今年生誕80周年を迎える武満 徹の歌曲など、植田 正治のモノクロームの世界や、懐かしい昭和の情景をテーマにしたプログラムでした。
「植田正治写真展 写真とボク」は12月5日(日曜日)まで開催中!
ギャラリートークや関連イベントも多数開催しております。
どうぞ、お越しください。
