『アートで遊ぼう』を開催しました
12月19日 こども鑑賞プログラム『アートで遊ぼう!』 (高松コンテンポラリーアート・アニュアルVol.00編)
『アートで遊ぼう!』は、小学3~6年生を対象にしたアート鑑賞プログラム。
毎回、特別展や常設展の担当学芸員のナビゲートで、展示を鑑賞したり、展示に関わる作品制作に挑戦したりします。
学芸員から作品や作家のお話を聞ける、子どもたちにとって貴重な機会です。
今回は、高松コンテンポラリーアート・アニュアルVol.00担当学芸員の毛利さんと展覧会をじっくり鑑賞しました。
まずは自己紹介。
「はじめまして」のお友達、ちょっとドキドキです。
紙と鉛筆を持って、展示室へ。
現代アート、どんな作品があるんだろう?!
壁一面の大きな映像作品(off-Nibroll《ブリリアント》)を鑑賞。
「いつもはできないことをしてみよう。床に寝転がって見てごらん。」と、毛利さんがいうと、みんなでゴロンと横になりました。
「天井から、しずくが降ってくるみたいだ~!」
今度は本物そっくりの犬…?(しばたゆり)
いったい何でできているのかな?
クンクン…ちょっと匂いも嗅いでみよう。
あれ、鼻がムズムズしてきた。
展示ケースの中に入って鑑賞できる作品(梅田哲也《分け方》)もあります。
靴を脱いで、みんなで展示ケースの中へ。
めったにできない体験に、わくわく!
この作品は、展示ケースの中から、外の天井、壁を越えてつながっています。
どんな仕組みになっているのかな?
よく観察していると、子どもたちはたくさんのことに気づきます。
「ここで動いているのは何だろう?」
「これはきっと重石にしているんだよ。」
「あっ、光った!」
好きな作品や、気になった作品。
ちょっと怖かった作品もあった今回の展覧会。
子どもたちは、鑑賞しながらメモをとったりスケッチしたりしました。
最後に毛利さんから、「今日メモした作品、どんなタイトルがついていると思う?
みんなはどんなタイトルを付けるか、おうちに帰ってからじっくり考えてみてね。」と、宿題が出ました。
みんなが考えたタイトルは、また次回教えてくれることでしょう。
ご家族にも、今日の感想をお話してくださいね。
『アートで遊ぼう!』は、引き続き参加者を募集しています!
小学3~6年生の皆さまのご参加、お待ちしております!
お申し込み:高松市美術館 電話:087-823-1711
※高松市美術館では、「せとうち美術館ネットワーク」に加盟し、瀬戸自動車道沿線の美術館による広域連携を図っています。
「せとうち美術館ネットワーク」では、加盟館の展覧会情報の発信やスタンプラリーなどの多彩な事業を行っていますが、その一つとして、小学5年生~中学生を対象に「子どものアート感想文」を募集しています。
みなさんも応募してみませんか。
