高松アオハルめぐり（広報高松10月号掲載）

　力強い掛け声と、小気味よく鳴り響く鳴子の音色。さぬき高松まつりのフィナーレを飾る「総踊りAWARD2023」で、圧倒的な演舞で観る人を魅了し、自由連の部で、見事、大賞に輝いた「香川大学よさこい連＂風華＂」。

　＂風華＂は、今年で結成10周年を迎えた香川大学のよさこいサークルで、約110人の学生が所属し、年間を通して、地域のイベントで踊りを披露するほか、県外の祭りにも積極的に参加するなど、精力的に活動しています。

　また、「日本一小さな香川県から日本一元気なお祭りを」をコンセプトに＂よさこい＂の魅力を伝える「YOSAKOI高松祭り」を平成28年に立ち上げ、県内外から参加チームを募集し、中央公園や商店街で演舞を披露し、地域を盛り上げています。

　週に3回、大学の運動場やサンポートエリアでメンバーが汗を流し、熱心に練習に励む＂風華＂。

　代表の古川剛大さんは「人数が多いこともあり、みんなの意見を一つにまとめながら、目標に向かって踊りを完成させることが大変です。でも、メンバー全員が熱い思いを持って踊っているので、総踊りAWARD2023で大賞を受賞できて本当に嬉しいです」と、はつらつとした笑顔で語ってくれました。

　大学の文化祭や12月に開催される第5回YOSAKOI高松祭りに向けて、さらに踊りに磨きをかけています。

　迸るエネルギーと若さ溢れる力強い＂風華＂の演舞を、ぜひ一度ご覧ください。