防災係

　消火活動は消防局情報指令課からの「出場指令」をうけて、各消防署・出張所から直ちに消防車両が現場へ出場します。 　「出場指令」があれば庁内の隊員はどのような作業をしていても、消防車両を瞬時に出場させて火災現場へ向かいます。 　消防車両が現場に到着すると、出火建物直近や消火栓・防火水そうに部署し、放水が開始されると同時に、出火建物の消火や延焼防止を行います。

　最近の都市構造や生活環境の中には、消防の活動を阻害する多くの要因が存在しており、消火活動の困難さと複雑化をまねいています。 　そこで各隊員は、常日頃から管轄エリアの建築物や道路状況の把握に努めています。消防水利、狭い道、老朽化した建物、一方通行、工事現場などを細かくチェックしていざという時に備えています。

　消火活動に必要な消火栓や防火水そうから消防車が取水し、放水します。実際の消火活動でいつでも的確にすばやくできるよう日々訓練を行っています。

　学校や幼稚園、保育所などに庁舎や車両の説明や火災をおこさないための注意や心構え又、消防署内での各係における仕事の内容等を児童、園児にわかりやすく説明しています。