過去15年以内の施工実績とは、例えば令和6年度に公募する案件については、工期限が平成21年4月1日以降の実績で、かつ、しゅん工検査に合格しているものが対象です。下請実績の場合は過去7年以内ですから、工期限が平成29年4月1日以降の実績で、かつ、元請契約が発注者のしゅん工検査に合格しているものが対象です。業務委託についても同様です。

　設備工事において、電気工事及び管工事を一体として受注した場合は、電気、管両方の実績対象とします。ただし、入札参加条件において実績金額を明示している場合は、設計書等で電気、管の受注金額明細が必要です。建築物に付帯する設備工事（電気工事、管工事等）について、建築一式工事として発注されたものは、電気工事、管工事等の施工実績を認めないものとします。

　専門工事の場合、当該業種間の1次下請実績のほかに土木一式工事または建築一式工事の下請実績も可とします。また専門工事間の1次下請実績も可とします。