高松市では、ICT・データの活用と産学民官の多様な主体との連携により、様々な地域課題の解決を図る「スマートシティたかまつ」の実現に向けた取組を推進しています。
　昨年2月に引き続き、本年も「スマートシティたかまつシンポジウム2019－デジタルイノベーションへの挑戦－」をスマートシティたかまつ推進協議会の主催で開催し、協議会会員企業・団体を含む約100名の市民の皆様に御参加いただきました。

　第1部のパネルディスカッションでは、「デジタルイノベーションへの挑戦－産学官連携のこれから－」をテーマに、スマートシティ先進自治体の産学官の関係者が一堂に会して、各地域での取組の成果や産学官連携の枠組み等について意見交換を行いました。
　また、第2部のワークショップでは、第1部のパネルディスカッションでの議論を踏まえ、「産学官連携を進める上での課題と解決策」についてグループディスカッションを行い、課題解決のアイデアを出し合いました。

　シンポジウム参加者へのアンケートでは、『「スマートシティたかまつ」において注力すべき分野・課題』として、「交通・都市計画」や「防災・減災」が多く挙げられました。
　また、『産学官連携を推進するために期待すること』として、【産】に対しては、「データ利活用に対する積極的な提案」、【学】に対しては、「ICT人材の育成等の新しい人材育成環境の整備」、【官】に対しては、「他自治体や企業・団体、教育機関等との連携の促進」や「自治体が保有する情報の積極的な発信・公開」をそれぞれ期待するという意見が挙げられました。

スマートシティたかまつシンポジウム2019
　―デジタルイノベーションへの挑戦―

令和元年6月1日（土曜日）　午後1時30分から午後5時30分まで

情報通信交流館　e-とぴあ・かがわ
（高松市サンポート2番1号　高松シンボルタワー タワー棟4・5階）

スマートシティたかまつ推進協議会

高松市

1　開会挨拶
　　　大西 秀人（スマートシティたかまつ推進協議会 会長・高松市長）
2　特別講演
　　「社会全体のデジタル化とその先の日本」
　　　平井 卓也 氏（IT・科学技術担当大臣）
3　第1部　パネルディスカッション
　　・コーディネーター
　　　佃　昌道 氏（高松大学・高松短期大学学長）
　　・パネリスト
　　　齋藤 勝 氏（会津若松市副市長）
　　　岡田 康裕 氏（加古川市長）
　　　大西 秀人（高松市長）
　　　難波 雅善 氏（会津大学准教授）
　　　羽生 和人 氏（綜合警備保障株式会社）
　　　田口 泰士 氏（株式会社STNet取締役）
　　　白木 渡 氏（香川大学副学長）
4　第2部　データ利活用ワークショップ
5　閉会
6　懇親会