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令和元年度「強めよう絆」月間の取組(栗林小学校、屋島小学校、玉藻中学校、龍雲中学校)

更新日:2020年9月4日

令和元年度「強めよう絆」月間の各校での取組活動を紹介します。


 高松市の小・中学校において、いじめや人権について考えるため「強めよう絆」月間を設定し、児童会や生徒会活動を活用して集会を開く等、全ての児童生徒に「いじめは絶対に許されない」という意識を育成するための活動に取り組んでいます。

高松市立栗林小学校

 栗林小学校では、自分の大切さとともに他の人の大切さを認めることができるような人権感覚をもった児童の育成をめざし、様々な活動を実施している。その1つに、月2回実施している朝の活動「思い合いタイム」がある。
 「思い合いタイム」では、構成的グループエンカウンターを行うことで、自己理解、他者理解を促し、安心して語り合える支持的風土の人間関係づくりをめざしている。活動の後には、「友だちの新しい一面が分かってよかった」という児童の感想が見られた。また、年2回、子どもたちの人権意識を育み、高めるための「えがおいっぱい集会」を実施している。


【思い合いタイムの様子】


【えがおいっぱい集会での学級目標となかよし宣言発表】

高松市立屋島小学校

 屋島小学校では、やしまっ子人権・きずな宣言をもとに、4月からの取組や人権・絆月間を通して友だちやなかま、「人権」について考える「やしまっ子人権・きずな集会」を実施し、そのなかで楽しい学校づくりについて考える全校生による「やしまっ子スマイル会議」を行った。
 また、集会につないで、全校生がなかよくなるための取組を児童が提案し、「きになるBOX」に投稿できるようにした。その取組の一つとして5年生が音楽室で「きになるコンサート」を行った。一生懸命に演奏する姿を見て「今度は、自分たちもみんなのために何かやりたい。」と意欲を高めた児童が増えた。


【全校生による「やしまっ子スマイル会議」】


【楽しい学校にするための提案箱】


【5年生「きになるコンサート」】

高松市立玉藻中学校

 玉藻中学校の2年団ではテーマを「なかまづくり」と設定し、「互いに認め合い、支え合う関係づくり」をねらいとしたピアサポートを取り入れている。
 活動後の感想には「班の人から自分のイメージを教えてもらってうれしかった。」「自分では分からないことに気づくことができた。」とあり、自己肯定感が高まった印象をうかがうことができた。また、「友だちのいいところを見つけて伝えたい」「相手のことを知ろうとすることが大切」など、互いに認め合おうとする意欲も高まった。


【ワークシートへの記入】


【グループでの交流】

高松市立龍雲中学校

 龍雲中学校では、「人権を考える日」を設定し、午前中「人権集会」を開催し、各学年の代表者が人権学習の発表を行っている。そのなかで、代表の生徒たちは、それぞれ語ったり、感想を読んだり、会話劇をしたりと趣向をこらして、発表を行った。
 また、午後は、骨髄移植や骨髄バンクの「語り部」を講師に招いて、人権講演会を実施した。後半には、香川県第1号ドナー登録者で骨髄提供経験者も登壇し、経験談や骨髄バンクについてもお話してくださった。


【人権集会での発表】


【骨髄移植について、それぞれの立場からの講演】

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