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平成30年度高松市男女共同参画週間事業を開催しました!

更新日:2018年9月7日

平成30年6月23日(土曜日)から6月29日(金曜日)まで、平成30年度高松市男女共同参画週間の各種行事として、以下の催しを行いました。たくさんの御参加ありがとうございました。

記念講演会

「女性・男性・家庭の視点で考える防災~大地震でも生き延びる~」
 講師:国崎(くにざき) 信江(のぶえ) 氏 
   (株式会社危機管理教育研究所代表、危機管理アドバイザー)
 日時:平成30年6月29日(金曜日) 13時30分~15時
 場所:高松市防災合同庁舎(危機管理センター)3階 301会議室
 
 講師として御登壇いただいた国崎信江氏は、国や自治体の防災関連の委員を歴任されており、危機管理アドバイザーとして、全国各地での講演活動など、幅広く御活躍されています。また、被災地での支援活動もされており、今回は、これまでの御経験を交えながら、高松市で想定される南海トラフ巨大地震についてのお話や、防災分野における男女共同参画の重要性について、具体例を挙げてわかりやすく御講演いただきました。

 高松市における南海トラフ巨大地震の様々な角度からの被害想定をもとに、どうすれば生き延びられるか、そのためには、行政だけに依存するのではなく、各自が自助・共助を意識し、取り組むことが大事であると述べられました。
 また、災害への備えとしては、防災訓練での男女の役割分担や救助・搬送方法の問題点を挙げられ、女性や高齢者でも対応可能な手段や方法も含め、災害時の状況を具体的に想定し、より簡単で効率的に救助を行えるような工夫や知恵を出し合い、皆が共有することが必要であると述べられました。避難所の運営についても、女性用物資の配布、ギャラリーやカフェスペースの開設等、実際に女性の視点が避難所の運営に役立った事例を挙げられ、男性・女性それぞれの視点をもとに、男女が共に避難所を運営することが必要であると述べられました。
 さらに、自助・共助を向上させるためには、日々の生活、家庭生活にその意識を定着させていくことが大切であり、特に家庭における防災力向上には女性の関わりが大事であるため、例えば、家具を固定する前に配置を見直すことや、インテリア小物の素材を変えるなど、家庭で実践できる具体的な防災対策についても多く御紹介いただき、男女共同参画の重要性について語られました。
 本講演会は、防災についての意識を高めると共に、防災分野における男女共同参画の重要性について考える、大変学びある機会となりました。

女性弁護士による法律講座・相談

演題:「泣き寝入りしない!家庭内紛争
     ~DV、モラハラ、性的虐待 あなたの権利を守るために~」
講師:相本(あいもと) 茉樹(まき) 氏 (弁護士)
日時:平成30年6月27日(水曜日)
   ・第Ⅰ部(講座) 13時30分~14時50分  ・第Ⅱ部(相談) 15時~17時

場所:高松市男女共同参画センター

 講師として御登壇いただいた相本茉樹氏は、平成22年に弁護士として登録され、現在、市内の「高松まちかど法律事務所」に在籍され、御活躍されています。
 今回は、「泣き寝入りしない!家庭内紛争~DV、モラハラ、性的虐待 あなたの権利を守るために~」をテーマに、第Ⅰ部法律講座、第Ⅱ部個別相談の2部構成で開催し、弁護士の立場からの貴重なアドバイスを、具体例を交えてわかりやすくお話いただきました。

パネル展

今年度は、市内2箇所において、それぞれテーマを設けて開催し、啓発グッズの配布も行いました。

・パネル展1  テーマ 「男女共同参画」
  場所:高松市男女共同参画センター
  期間:平成30年6月23日(土曜日)~6月29日(金曜日)

・パネル展2  テーマ 「女性と防災」
  場所:高松市防災合同庁舎(危機管理センター)1階 たかまつ防災プラザ
  期間:平成30年6月25日(月曜日)~6月29日(金曜日)


パネル展1 「男女共同参画」


パネル展2 「女性と防災」


啓発グッズ

お問い合わせ

このページは、人権・男女共同参画推進課が担当しています。

〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎7階

電話:087-839-2292

ファクス:087-839-2291