先日開催された、「令和7年度第6回高松市営高松競輪 高松市長杯」において、一言御挨拶を申しあげました。
　高松競輪場は、今年で75周年を迎えました。長い歴史の中で、これまでに、最高位のレースであるGⅠを4回、GⅡを5回開催したほか、様々なレースを開催してまいりました。この間、415億円余を一般会計に繰り出し、公共施設の充実や市民福祉の増進を始めとした、本市の各種施策の推進に、大きく貢献してまいりました。
　一方、建物の老朽化等に伴い、現在、本市では競輪場の再整備事業を進めており、この7月から、スタンドの解体工事等に着手することとしております。そのため、5月31日をもって、現在の競輪場での開催を、一旦お休みすることとしました。
　これまで、長い間、御愛顧いただき、ありがとうございました。今後とも、高松競輪をどうぞよろしくお願いいたします。

　本日、公益財団法人松平公益会様への高松市市政功労者表彰状贈呈式を開催いたしました。
　松平公益会様におかれましては、大正14年1月の設立以来、公益事業を行う団体への支援・助成を通して、人材の育成や、文化の発展、高松松平藩の史跡保護などに積極的に取り組んでこられ、本市の振興と発展にも、多大なる御貢献、御支援を賜っております。
　こうした御功績に対し、松平公益会様の創設100周年に合わせて、市政功労表彰を行うとともに、感謝状を贈呈させていただきました。
　松平公益会様の今後ますますの御発展を、心から祈念申しあげます。

　本市の魅力を多くの方々に知っていただくため、東京事務所を設置している「WeWork」のイベントでシティセールスを行ってまいりました。
　会場となった「WeWork東京ポートシティ竹芝」は、JRとモノレールの浜松町駅からもアクセスが良く、様々な会員企業の利用があるそうです。私が会場に到着すると、既に多くの方が詰めかけてくださっており、本市に関するクイズで参加者の皆様の緊張感を溶きほぐした後、「歴史」、「海」、「音楽」をキーワードに、約80名の参加者に対し、本市の魅力をお伝えしました。
　参加者の方々からは、「高松にまた行きたくなった」、「再開発などダイナミックな動きを知れて良かった」といったお声をいただくなど、有意義なものとなりました。東京事務所を設置して1年、徐々にではありますが、本市のプロモーションに手応えを感じているところです。
　今後におきましても、様々な機会を捉え、本市の持つ様々な魅力のPRに努めてまいります。

　先週、今週と、米国の大学生の表敬訪問をお受けしました。
　先週お越しいただいたのは、コロラド州立大学で日本語を学ぶ皆様で、香川大学で行われる「アジア・アメリカ異文化交流短期受入プログラム」を履修するため来高されました。
　今週お越しいただいたのは、本市の姉妹都市であるフロリダ州セント・ピーターズバーグ市に所在するエッカード大学の皆様で、大学間協定を結んでいる香川大学で実施される「さぬきエコプログラム」を受講するため来高されました。
　来高された皆様には、本市の伝統文化や自然に触れることで、日本への理解を深めるとともに見聞を広めていただければと存じております。今回の本市での滞在が、何ものにも代えがたい将来の財産となることを願っております。

　皆様御承知のとおり、近年、梅雨前線や台風に加え、線状降水帯による局所的・集中的な豪雨が、毎年のように発生しております。また、昨年以降、元旦の能登半島地震に続き、日向灘を震源とする大きな地震が発生し、2度にわたり、南海トラフ地震臨時情報が発表されたところです。
　こうした中、今回の訓練は実践編として、水防本部を設置する状況を付与し、対応の流れを確認するとともに、浮き彫りとなった課題をまとめました。また、今回は本庁舎にある災害対策本部室だけでなく、保健所や総合センターとの連携や、消防局との情報共有など、全庁体制の訓練として実施しました。
　災害対応に当たっては、慌てず落ち着いて行動すること、状況を的確に把握し共有することが、肝要であると存じております。
　本日把握した課題を踏まえ、今後におきましても、日頃の備えを着実に行ってまいります。

　本日、令和7年第3回高松市議会(臨時会)が開かれ、私からは、議案の提案理由を説明しました。
　提出議案は、高松市市税条例の関係条文の整備について、去る3月31日に専決処分を行ったことの承認を求めるものと、監査委員の選任の同意を求めるもので、いずれの議案も、原案のとおり承認・同意されました。
　なお、本日の臨時会では、議長、副議長及び各常任委員会の正副委員長等が、新たに選出されました。新しい議会構成となりましたが、これからも、市政推進の車の両輪として議会との間で議論を尽くし、皆様の御理解を得ながら、円滑な市政運営に努めてまいります。

　先日開催された「高松ミュージックブルーフェス2025」のオープニングで挨拶を行うとともに、何組かの演奏を聞いてまいりました。
　高松ミュージックブルーフェスは、丸亀町商店街やサンポート高松のにぎわいを創出するとともに、人と音楽とアートの交流を目的として開催しているもので、今年で15回目を迎えました。
　今回は、過去最多の105組のアーティストが、「UTAU　音楽の風が流れ　そして歌が生まれる街へ」をテーマに、2日間にわたって、多様なジャンルの音楽で街全体を明るく包み込みました。
　本市では、現在、音楽分野でのユネスコ創造都市ネットワークへの加盟を目指しております。これからも、このような音楽イベントが引き続き街に活気や潤いをもたらしてくれることを、大いに期待しております。