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市長定例会見(令和7年4月8日)

更新日:2025年4月18日

日時・場所

日時:令和7年4月8日(火曜日)11時30分~12時05分
場所:防災合同庁舎3階 301会議室

報告事項

(1)レンタサイクル事業の見直しに向けた実証事業について
(2)まちづくり動画の配信について

報道発表資料

市長説明及び記者との質疑応答要旨

市長定例記者会見(令和7年3月28日)録


 報告事項の前に、「瀬戸内国際芸術祭2025の開幕」と「アーツカウンシル事務局『クリエイティブ・ポート高松』の設置」につきまして、少し、お話をさせていただきます。
 いよいよ、10日後の4月18日(金曜日)から第6回目となります「瀬戸内国際芸術祭2025」が開幕をいたします。
 今回の芸術祭は、18日(金曜日)から11月9日(日曜日)までの間で、春・夏・秋の3会期109日間、開催されるものでございます。3月27日時点で、37か国・地域の218組のアーティストが参加し、過去最多となる256作品が展示されるものでございます。
 本市におきましては、これまでと同様、「男木島」、「女木島」、「大島」、「高松港エリア」の4か所が会場となっております。各島では、地域の人々とアーティストが一緒に作品を作り上げるワークショップが開催されるなど、着々と準備が進んでいるところでございます。
 このほか、マザーポートであります高松港の周辺では、今回初めてとなりますけれども、インフォメーション機能を兼ね備えた作品の展示、いわば受付のところに作品自体を展開するということでございますが、その展示や、あるいは「国連難民高等弁務官事務所」との共催による写真展などが期間中予定されております。これまで以上のにぎわいや活気が生まれるものと大いに期待をいたしております。
 なお、オールシーズンパスポートにつきまして、4月17日(木曜日)、前日まで、お得な前売り価格で販売しておりますので、ぜひ、多くの方々に御利用いただきたいと存じます。
 間近に迫ってまいりました「瀬戸内国際芸術祭2025」の開催を、私自身も大変心待ちにしておりまして、魅力的なアート作品や美しい瀬戸内海の景観とともに、国内外から多くの方をお迎えできることを楽しみにしているところでございます。
 次に、4月1日(火曜日)から、専門人材による市民の文化芸術活動への伴走支援や助成、文化芸術活動に関する情報発信等を行うための専門組織といたしまして、アーツカウンシル事務局、「クリエイティブ・ポート高松」を、サンポートホール高松の「高松市文化芸術財団」内に設置をいたしました。
 この「クリエイティブ・ポート高松」の名称につきましては、本市が古くから人や物の交流拠点として栄えた港町であることにちなみまして、市民や本市を訪れる方々が、創造的に交流・発信していく新しい時代の拠点となることを目指して、「クリエイティブ・ポート高松」と名付けたものでございます。
 また、専門人材である、「プログラム・ディレクター」には、実践女子大学非常勤講師の「杉浦 幹男」氏に御就任いただいたところでございます。杉浦氏は沖縄アーツカウンシルを設立後、新潟市及び宮崎県で地域アーツカウンシルの設立に携わるなど、文化芸術に豊富な知識と経験をお持ちの方でございます。
 今後におきましては、サンポートホール高松を拠点といたしまして、市民が主体として行う文化芸術活動をより促進するために、専門人材による支援を行いますほか、本市の文化芸術に関する情報を集約したポータルサイトの整備や、ワークショップの開催などを予定しているところでございます。
 ワークショップ等の日程等の詳細につきましては、今後順次、お知らせをしてまいります。ぜひ、多くの方々に御参加いただきたいと存じます。
 それでは、報告事項に移りたいと思います。スライドを御覧ください。
 本日は、「レンタサイクル事業の見直しに向けた実証事業について」と「まちづくり動画の配信について」の2件でございます。
 本市では、中心市街地における近距離移動の利便性向上と、自転車の放置防止を目的として、平成13年度からレンタサイクル事業を開始しております。ただ、このレンタサイクル事業は、収支率が50%にも満たない状況が続いておりまして、令和6年度の「高松市外部評価」や「高松市包括外部監査」におきまして、その財政の健全化を求める御意見を頂戴しているところでございます。
 このため、レンタサイクル事業の民営化等も視野に入れながら、効果的な枠組みや官民連携の在り方などの課題を抽出することを目的として、「一般社団法人小豆島・瀬戸内エリアマネジメント協会」と「シナネンモビリティPLUS株式会社」、「株式会社JTB高松支店」、「株式会社ナイスタウン」の4者と連携して、4月15日(火曜日)からシェアサイクルサービスの実証事業を開始することといたしました。
 実証事業の期間は、4月15日(火曜日)の午前10時から令和8年3月31日(火曜日)、今年度末までの約1年間でございます。
 実証事業では、電動アシスト自転車50台を、「高松駅前広場地下」や「瓦町地下」のレンタサイクルポートのほか、「高松駅前広場」、「うみまち商店街」、「玉藻公園」、「高松市美術館」、「四国村バス停前」など、市内10か所のステーションに配置をいたすこととしております。
 料金は、電動アシスト自転車が15分ごとに200円で、12時間までの上限が2,000円となっております。
 実証事業期間中も、本市のレンタサイクルサービスは継続し、シェアサイクルとレンタサイクルの両方の利用状況を分析することで、レンタサイクル事業を民間主体の事業にスライドしていくための、課題の洗い出しを行ってまいりたいと存じます。
 続いて2件目は、「まちづくり動画の配信について」でございます。
 本市におきましては、「第7次高松市総合計画」において掲げる目指すべき都市像「人がつどい 未来に躍動する 世界都市・高松」とその実現に向けた取組を、市民の皆様により分かりやすくお伝えすることを目的として、「まちづくり動画」を制作し、本日から配信することといたしました。
 この動画は、「高松の未来をつくる こども市長ミライちゃん」というタイトルで、ドラマ仕立ての本編のほか、政見放送編、ミュージックビデオ編の3部構成となっております。このうち本編は、高松の未来のために8歳の小学生「ミライちゃん」が、本市のこども市長に立候補するため、「総合計画」を手にして、高松のまちを巡りながら、まちづくりの目標を見つけに行くというストーリーとなっております。
 また、政見放送編では、こども市長候補となった「ミライちゃん」が、まちづくりの目標を、「総合計画」に沿って説明する様子を、政見放送に見立てて制作したものでございます。
 このほか、ミュージックビデオ編は、本編の最後に流れるオリジナル曲を、「たか松BONSAI大使」の大里菜緒さんが歌いながら、本市の普段のまちの様子を紹介する内容となっております。
 これらの動画につきまして、本日4月8日(火曜日)午後1時から、市公式YouTube「高松ムービーチャンネル」におきまして、配信を開始いたします。
 また、本編につきましては、約30秒のショートバージョンも制作しておりますので、これから皆様には、ショートバージョンを御覧いただきたいと存じます。

【ショートバージョン動画の視聴】


 今後におきましては、「高松ムービーチャンネル」のほか、本市主催の講演やイベント等での放映、更には、市内企業が本市を紹介する際や、学校においてまちづくりを学ぶ際にも活用していただくなど、そのような形での活用も考えさせていただいているところでございます。様々な場面で、この動画を通じて、本市のまちづくりについて興味を持っていただき、周知をしてまいりたいと存じますので、周知方、よろしくお願いいたします。
 私からは、以上でございます。

記者質問

【記者】
 「新屋島水族館」が施設の改修工事のため、約2年間の休館に入った。地元の方々や観光客に親しまれてきた水族館の一時休館への思いと、リニューアルへの期待感は
【市長】
 「新屋島水族館」につきましては、平成18年のリニューアルオープン以降、屋島山上の来訪者の約3割が来館され、屋島山上の集客やにぎわい創出に御貢献をいただいている施設であるということでございます。
 平成18年のリニューアルオープンというのは、新しく、アクリル水槽の会社である「日プラ」さんが、経営権を引き継いでリニューアルしてきたところでございます。それから人気の施設として運営をしてきたわけでございますが、開館から55年が経過しておりますので、非常に水族館施設が老朽化しており、今後、屋島山上の持続可能な活性化を図る上でも、この水族館の施設をどうするかというのが、課題の一つであったということでございます。途中、廃館とかいろいろな話もありましたが、どうにか存続をするということとなりまして、この度公表されました、新屋島水族館の大規模なリニューアル案につきまして、中身を見てみますと、「世界基準の水槽デザインや展示を備えた施設へと生まれ変わる」と伺っているところでございます。
 将来的に、更なる屋島の活性化に資するものであり、世界的にいくつもアクリルパネルで、ギネスの登録を受けている日プラさんの水槽でございますので、屋島の活性化にも資するのではないかと、大いに期待をしているところでございます。
 また、水族館がリニューアルのために2年間ほど休館となります。その間に、子どもたちを始め、市民の皆様が海洋生物等に触れ合い、学び、また、屋島で自然や歴史などに接する機会が、水族館の休館によって減少するのではないかということが、懸念されるところでございます。また、休館するにしても、アメリカマナ

ティー、イルカなど大型動物も含めて130種の生き物の飼育をしていかなければならないことを考えますと、水族館だけで対応するのは難しいということで、本市としても放っておけないような大きな課題があると受け止めているものでございます。
 こうしたことから、先月末に屋島水族館と本市の間で連携協定を締結いたしまして、両者で引き続き、屋島の持続可能性のある、活性化を図ることにしたものでございます。具体的には、連携協定では屋島山上の集客でありますとか、にぎわい創出に資する水族館の存続に向けまして、「ふるさと融資」という、金利が一部無利子化される融資があり、その「ふるさと融資」の制度を活用した支援を行いますとともに、休館中におきましても、市民の皆様が、海洋生物等に触れ合い、学ぶことができるように、市中央卸売市場の青果棟が、瀬戸内町から移転をいたしましたので、旧青果棟の施設を活用した「出張水族館」を、新屋島水族館とともに提供してまいりたいと思っております。
 このような形で、屋島の水族館が休館中であっても、市民の皆様に水族館を楽しんでいただけるよう、屋島水族館のリニューアルがより魅力的なものになるように、市としても全面的に協力をしてまいりたいと思っておるところでございます。
【記者】
<高松市中心市街地活性化基本計画について>
 4月から第4期基本計画がスタートしましたが、4期目にかける市長の思いと、第3期までの振り返りをお願いします
【市長】
 「高松市中心市街地活性化基本計画」というのは、高松の中心部であります、中央商店街あたりの活性化を踏まえまして、特に大きな事業としては、丸亀町の再開発事業等を中心にやってきたわけでございます。この間、いろいろな課題があって苦労もございましたけれども、おおむね第3期までの事業につきまして、順調に進んできているのではないかと思います。
 人口減少等もございますので、そう簡単に通行量が増えたり、目標どおりにはなかなか難しいところはございましたが、丸亀町の再開発事業もA・B・C、G街区が完成し、活気を呈しているというところでございますし、アリーナができ、サンポートの開発等で人通りも増え、にぎわい等も戻ってきていると感じています。
 特に、想定以上に活気を呈しているのが、インバウンドの方が、非常に増えてきているということもあろうかと思っております。もちろん、コロナ禍で落ち込んで、ほぼゼロに近くなったわけでございますが、それから急回復を見せて、特に高松市の中心市街地が活性化してきているというのが、最近目に見えて分かってきたところでございます。
 こういう状況を受けまして、第4期の計画ということでございますが、丸亀町といいますと、D・E街区の再開発事業に着手するということもございますので、全体状況の進行状況も勘案しながら、しっかりと取り組んでまいりたいと思っております。
 ただ、これからは人口減少が更にに激しくなりますので、中心市街地のハード整備だけではなく、ソフト事業も十分に勘案をしながら、時代状況に合った形で、施策を展開していけたらと思っております。
【記者】
<高松市中心市街地活性化基本計画について>
 第4期の目標では、中心市街地の宿泊者数が、年間で96万1千人と掲げているが、一方でホテルなどの宿泊施設が不足しているのではないかという懸念もある。この点についての考え
【市長】
 県立アリーナができまして、サザンオールスターズのコンサート等を中心としたビッグイベントが行われるときには、その前後の宿泊が非常に多くなりまして、高松のホテルだけでは足らなくて、近隣の地域のホテルまで埋まってきているという状況もあったと聞いています。ホテル事業が、大分ひっ迫している状況はあろうかと思います。そういう意味では、宿泊施設の充実といったものを、早急に検討していかなければならないと思っておりますし、それだけホテル需要があるということでございますので、供給を促すことができるような、何らかの支援措置の考え方も検討する必要があろうかと思っております。
【記者】
<レンタサイクル事業の見直しに向けた実証事業について>
 シェアサイクルサービスの実証事業を通して、どのようなことを見ていきたいか
 また、今後のレンタサイクル事業の展望は
【市長】
 高松市のレンタサイクル事業は、放置自転車対策として、放置自転車を回収して、取りに来られなかった自転車について、ある程度改修して、レンタサイクルとして貸し出すことから始まったものでございます。現在、850台稼働をしている状況でございまして、料金が1日で200円ですので、それほど大きな収入にはならず、収支がどうしても半分程度、50%程度にしかならない、レンタサイクル事業は、赤字が続いているということで、監査で指摘されているところでございます。
 これをどうにかしようということで、観光客の皆様方にとっては、レンタサイクルもいいけれど、例えば坂道は大変だし、高齢者が多いということで、電動アシスト自転車の需要も非常に高くなるということでございますので、電動アシスト自転車に切り替えられないかということで考えていました。また、高松市のレンタサイクルが、小豆島に置きっぱなしにされていたという事例もございまして、現状のレンタサイクルと、電動アシスト自転車のシェアサイクルを合わせたような形で、将来的には、民営化することも含めてシェアサイクルに移行できないかということを目的といたしまして、実証事業をやってみようということになりました。
 シェアサイクルの電動アシスト自転車の50台を、10か所に置きながら、併せてレンタサイクルも同じような形で稼働していく。その中で、これまでのレンタサイクル利用者が、どの程度シェアサイクルに移行するのか、あるいは、シェアサイクルとセットにすることによってどういう変化がみられるのか、利用状況がどうなっていくのか、そのあたりを今回の実証事業で、約1年かけて分析をした上で、民営化の方向でいけるかどうかの判断をしてまいりたいというものでございます。
【記者】
 宿泊税について、全国各地でも導入が始めり、県内でも小豆島で導入の検討が始まっているが、高松市における宿泊税の必要性や動きについての市長の考え
【市長】
 宿泊税については、全国で、特に大都市観光地を中心として、導入例が増えてきているところです。県内においても小豆島が独自で検討を始めたということですし、香川県においても、県内市町と一緒に検討を始めたいということでございまして、それについて本市といたしましても、一緒になって積極的に前向きに検討してまいりたいと考えています。
【広聴広報・シティプロモーション課】
 レンタサイクルの件で、1点訂正をさせていただきたいと思います。
【交通政策課】
 レンタサイクル事業の市長の発言の中で、高松市のレンタサイクルの利用料金が「6時間200円」という御紹介がございましたが、正確には、「24時間200円」が本市のレンタサイクル利用料金でございます。訂正をさせていただきます。
【記者】
<レンタサイクル事業の見直しに向けた実証事業について>
 現在のレンタサイクルの利用状況と民営化を含めた検討のスケジュールについて
【市長】
 850台のうち、稼働率はどのくらいですか。
【交通政策課】
 850台の稼働率について、正確に把握はしてございませんが、延べ利用者数で申しあげますと、令和5年度が約16万3千件、コロナ禍前となる令和元年度は、利用者数は、約30万3千件でしたので、減ってきているという状況です。
 民営化に向けたスケジュールですが、現在のレンタサイクル事業の業務委託期間が、直近で令和7年度末と令和8年度末にそれぞれ終了する契約がございますので、そのような期間も踏まえながら、今後、見直し時期を検討してまいりたいと考えております。
【市長】
 まずは民営化し得るのかどうか、実証事業の結果を見て判断した上で、しかるべき時期に移行するということになろうかと思います。
【記者】
 トランプ関税についての市長の受け止めと、市内経済影響等の懸念はあるか
【市長】
 トランプ大統領が新たな関税を科するということに、世界経済が非常に混乱状況に陥っているかと思っております。
 あのような思い切ったこと、極端なことが実際に起こりうる、アメリカが発信元となって起こるということに、正直言ってびっくりしたというのが感想です。
 日本経済も巻き込まれて、株価が乱高下している状況ですが、早く何らかの形で落ち着いて、方向性は見出していただきたいと思うところです。
 このような状況が起こりましたので、早速本市といたしましても、相談窓口等々について市内業者の皆さんに周知すべく、今日の朝からホームページで相談窓口の設置等について、情報を提供させていただいているところです。もちろん市としても相談を受け付けていますが、窓口を紹介したり、あるいは商工会議所にも相談をしたり、対応をしていきたいと思っております。
 いずれにいたしましても、国も既に動き出していますが、日本としてアメリカに対して、しかるべきことを言うべきであろうと思っていますが、国の積極的な対応を期待したいと思っております。
【記者】
 昨年度、車いすの中学生が私立高校の進学に際して、建設的対応がないまま入学を断られるという事案があった。県が私立高に対して聞取り調査を始めていることに対する、市長の所感
【市長】
 この私立高校の問題の所管は県ですが、市といたしましても、小・中学校の問題でも同じような形が起こりますが、それはきちんと当事者と学校が相談をして対応しているというところでございます。
 いずれにいたしましても、それぞれの生徒が望むような教育が受けられる環境で、当事者間で十分な話し合いが行われることに、教育委員会等も入りながら、相談をしていくということが大事ではないかと思います。
【記者】
 高松空港の計器着陸装置の高カテゴリー化に向けて、国が調査を実施することになったことについての市長の受け止め
【市長】
 非常に喜ばしい報道であったと思っております。高松空港の着陸率は、それほど悪くはないと言いますが、天候状況により、条件付き運航が非常に多く、他県の近隣の空港等を見ましても、あと高松空港だけという形でもございますので、ぜひとも早く「カテゴリーⅢ」を導入していただきたいというのが、私どもの願いでございましたので、それに向けて調査が始まるというのは、非常に喜ばしいことであると思っております。
【記者】
<レンタサイクル事業の見直しに向けた実証事業について>
 実証事業では、利用料金が15分200円と、現在の24時間200円から考えると、すごく高額になっているかと思うが、他の民間事業者の電動アシスト自転車のシェアサイクルに合わせたのか、また、ポート数が増えてこまめに乗り降りできるようになるとか、この料金設定の理由について
【市長】
 レンタサイクル事業は今のままです。放置自転車を活用してやっている通常の事業は、24時間200円という料金のままです。一方、シェアサイクルは、電動アシスト自転車を新たに、民間のやっている事業を高松市に導入しようというものでございまして、15分200円で運用するということです。それぞれ並行して運用していくことで、レンタサイクルの料金が、シェアサイクルの料金になるわけではないです。
【記者】
<レンタサイクル事業の見直しに向けた実証事業について>
 電動アシスト自転車であれば、15分200円でも利用が見込めるかどうか調べたいという趣旨か
【市長】
 レンタサイクルが一方でありながら、電動アシスト自転車の需要が、15分200円でどの程度あるのか、そのあたりを調べたいということです。今までレンタサイクルを利用していた人が、電動アシスト自転車にシフトするのかどうなのか。電動アシスト自転車の需要がどの程度あるのか、そのあたりを調べたいということです。
【記者】
<たかまつごみ出しサポート事業について>
 昨年度末まで、高齢者世帯に向けた有料のごみの戸別収集の実証事業を、庵治町や牟礼町、古高松地区、木太町で行っていたが、利用実績と今後の展開についての考え
【市長】
 「たかまつごみ出しサポート事業」でございますけれども、昨年6月から牟礼総合センター管内と、本年1月からは、新たに木太町エリアを追加して、3月末まで実施をしてきたところでございます。
 想定といたしましては、80人くらい利用者がいるのではないかと想定していましたが、実際は、現時点での登録件数は古高松地区で4件、牟礼地区で1件、計5件にとどまっております。
 対象要件が要介護2以上、料金も大型料金のごみ料金と同様と一回につき510円でありますとか、要件を結構高めに設定していたせいもあるかと思いますが、あまり利用はなかったということと、そのあたりの周辺状況も踏まえて検討して、今後どういう展開にしていくのか、少なくとも要件緩和、料金設定を考えていかなければならないと思っております。
 一方で、こういう厳しい料金設定にしたのは、各コミュニティを単位として、介護保険の総合事業の訪問型サービスBというのがあり、生活支援の一環でごみ出しサービスを地域で行う事業がありますので、そういう地域の自助・互助の事業を制約しないようにある程度要件を厳しく設定をしたということもございますので、各地域コミュニティでの事業の進行状況とも勘案をしながら、どういうごみ出し支援を高松市としてやっていくのか判断してまいりたいと思っております。

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