更新日:2025年8月31日
高松市と特定非営利活動法人TICOは、国際協力事業「JICA草の根技術協力事業」として、「カンボジア国救急医療に係わる研修コース・試験制度の構築と市民への応急処置法の普及事業」を協働で実施しています。
カンボジアでは救急医療に関する最低限の資機材と技術がないため、適切な処置ができずに落命するケースが少なくありません。その上、カンボジアの実情に合った救急医療の研修プログラムや教材が未整備で、人材育成も進まないため、現地の医療従事者の救急医療に関わる研修へのニーズは極めて高い状況にあります。
また、一般市民の中には、怪我や火傷などの時に誤った処置を行う人が多く、正しい応急処置法を学ぶ機会が必要です。
令和7年度は、7月6日(日曜日)から11日(金曜日)までの期間、高松市消防局の職員をカンボジア国バッタンバン州へ派遣するほか、今年9月に当該事業が終了するの当たり、プロジェクトマネージャーによる事業の最終報告会を開催しました。
今年7月、救急医療支援の技術指導のため高松市消防局職員をカンボジア国へ派遣し、その市長への報告会を8月8日に行いました。カンボジア北西部のバッタンバン州の病院などを訪れ、医師等を対象に病院搬送までに必要な救急活動について実技指導を行うとともに、3年間の研修成果の視察を行いました。
派遣期間 令和7年7月6日(日曜日)から令和7年7月11日(日曜日)まで
派遣先 カンボジア国バッタンバン州
高松市では「JICA草の根技術協力事業」として、2022年よりカンボジアで救急医療支援を行ってきました。今年9月にこの事業が終了するに当たり、プロジェクトマネージャーより3年間の成果と振り返りを報告しました。
日時:令和7年8月31日(日曜日) 午前10時30分から正午まで
場所:高松市市民活動センター 会議室2