更新日:2018年3月1日
浜ノ町10(浜ノ町公園)
「われは ここに生まれ ここに遊び ここに泳ぎ ここに眠るなり しづかなる 瀬戸内海の ほとりに」
平成8年8月4日(村山籌子命日)
詩人、童話作家として知られる村山籌子は、“岡内千金丹本舗”の長女として高松市に生まれた。水任流を身につけ、水泳が得意であった籌子は瀬戸内海をこよなく愛し、死の直前、高松の父母の墓の隣りに自作の詩を彫り付けた石を立ててほしいと遺言を残した。それにしたがって、夫・村山知義(画家・劇作家・演出家)が立てたのが、現在、宮脇町姥ヶ池墓地にある墓碑。
この文学碑は、籌子没後50年を記念して、高松市・水任流保存会・高松葵ライオンズクラブにより建立。碑の裏面には遊泳の卒業證書が刻まれている。