本年度のさぬきアートプロジェクトは、地域材を生かしつつ、伝統的な構法を用いて民家を作りあげる三木町の設計・施工一体の建築会社「六車工務店＋六車誠二建築設計事務所」、通称「チーム六車」による展覧会を開催します。
　本展では、「現実×空想」をテーマに「チーム六車」の工房を企画展示室に再現。実際に建築で使用した図面や模型、家具等を工程ごとに展示すると共に、「チーム六車」の仕事を資料や映像で紹介します。
　さらにエントランスホールでは、鉋屑(かんなくず)を使用した五感で木を感じられるインスタレーション展示を行います。
　お誘い合わせの上、ぜひ御来館ください。

令和8年1月10日（土曜日）から2月15日（日曜日）まで

高松市 石の民俗資料館　企画展示室及びエントランスホール

一般300円（240円）、大学生200円（160円）、高校生以下無料
※（　）内は20人以上団体料金
・65歳以上の方は、長寿手帳等年齢を確認できるものの提示で観覧料免除
・身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳所持者は、手帳又は障害者手帳
　アプリ「ミライロID」の提示で観覧料免除
・高松市キャンパスメンバーズ制度に加盟する大学の学生は、学生証の提示で観覧料免除

高松市石の民俗資料館

高松市石の民俗資料館友の会

六車工務店
六車誠二建築設計事務所
　六車工務店の創業者である六車昭氏は、建築家の戸塚元雄氏らと共に「民家型構法」（地域材の活用、木を生かす伝統的な軸組等が特徴の構法）を香川県で実践し、それを引き継ぎ発展させたのが、ご子息で建築家の六車誠二氏と大工棟梁の六車俊介氏です。
　平成21（2009）年に「若杉活用軸組構法」による「仁尾の家」を発表、戦後植えられた若い杉を生かしたその構法は、建築専門誌「住宅建築」にも取り上げられ注目を浴びました。その後も香川を中心に様々な民家や建築物を手掛けており、令和元（2019）年には、「五名ふるさとの家」、「IDO（井戸）モール」など地域交流の拠点となる施設の建築にも携わりました。
　「山の循環を目指す」「その土地にある素材を無駄なくつかう、最少限の手数で無理なくつくる」その取り組みは、全国各地から注目され、県内外からその技術を建築関係者が学びに来たり、講師として講演会に招待されたり等しています。

ワークショップ「小さな木の家をつくろう！」

高松市石の民俗資料館
〒761-0121　香川県高松市牟礼町牟礼1810
電話：087-845-8484
FAX：087-845-5693
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