更新日:2019年1月24日
指定区分 市指定無形文化財
指定年月日 昭和54年11月27日
所在地 水任流保存会(高松市玉藻町4-10)
解説
水任流泳法は、高松藩祖松平頼重公が讃岐へ移封された直後から、讃岐は海辺の国なれば水練は武道の一班として藩士に修練させようと、翌寛永20年(西暦1643年)、今泉八郎左衛門盛行に命じて大的場堀溜海岸で藩士に伝習させた。毎年夏には、大的場水練所において藩主の上覧が行われ、藩の水練として奨励した。
明治維新以後、星野平次郎が、大的場において行われていた御当所流泳法を、古典の「善游者任水」と言う言葉より、「水府流水任游泳術」と名付けた。
優雅な游を特徴として、横体泳ぎに使う煽足(あおりあし)は、現存する日本泳法13流派の中でも独特のものである。また、この泳法には、肱抜手游(ひじぬきておよぎ)・棒抜手(ぼうぬきて)游・両熨斗(りょうのし)游など、立体・横体・平体の泳法がある。特に肱抜手游は、他流で言うところの御前游(藩主の前で披露するもの)であり、水任流最高の游である。
~ 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 ~
このページは、文化財課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎7階
電話:087-839-2660 ファクス:087-839-2659
(高松市埋蔵文化財センター)
住所:〒760-0017 高松市番町一丁目5番1号
電話:087-823-2714 ファクス:087-823-2715
(高松市歴史資料館)
住所:〒760-0014 高松市昭和町一丁目2番20号(サンクリスタル高松4階)
電話:087-861-4520 ファクス:087-837-9114
(高松市石の民俗資料館)
住所:〒761-0121 高松市牟礼町牟礼1810番地
電話:087-845-8484 ファクス:087-845-5693
(高松市香南歴史民俗郷土館)
住所:761-1402 高松市香南町由佐253番地1
電話:087-879-0717 ファクス:087-879-1818
(高松市讃岐国分寺跡資料館)
住所:〒769-0102 高松市国分寺町国分2177番地1
電話:087-874-8840 ファクス:087-874-8840
(菊池寛記念館)
住所:〒760-0014 高松市昭和町一丁目2番20号(サンクリスタル高松3階)
電話:087-861-4502 ファクス:087-837-9114
<文化財課>
電話:087-839-2660
ファクス:087-839-2659