更新日:2024年11月18日
白杖(はくじょう)とは、目が見えない、見えにくいなどの視覚に障がいのある方が、歩行する際に使用する杖(つえ)のことです。
白杖には次の3つの役割があります。
(1)視覚に障がいがあることを周りの人に知らせる役割
(2)杖先からの触覚を通じて、路面の情報を収集する役割
(3)障害物に衝突するのを防ぐ役割
白杖は、視覚に障がいがある方の命を守る大切な道具です。
白杖SOSシグナルは、視覚に障がいのある方が、外出先で困ったことがあった場合などに、白杖を頭上50cm程度に掲げて、周囲の方にサポートを求める合図です。
白杖を頭上50cm程度に掲げている視覚に障がいのある方を見かけたら、進んで声をかけ、何に困っているのかを聞いて、必要なサポートをお願いします。
「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマーク
関係機関:岐阜市福祉部福祉事務所障がい福祉課
TEL:058-214-2138
FAX:058-265-7613
~白杖SOSシグナルを見かけたら~
※手や服をひっぱったり、白杖を持つ手に触れたりしないようにしてください。
駅のホームや路上などで視覚に障がいのある方が危険に遭遇しそうな場合は、白杖SOSシグナルを示していなくても、声をかけてサポートをお願いします。
視覚に障がいのある方は、歩道にある点字ブロックをたよりに歩行しています。
点字ブロックの上に物が置かれていたり、自動車や自転車などが停められていると、歩行の妨げになるだけでなく、ぶつかったり、自転車を倒したり、白杖を折ってしまったりするなど、大変な危険を招きますので、点字ブロックを障害物でふさがないようにしてください。