更新日:2018年3月1日
公共事業における用地補償は、次のような手順で進めます。
事業を円滑に進めるため、説明会を開催し、地域の皆様に計画の概要、施行計画、用地取得の進め方等について御説明します。
土地所有者等との現地立会により、土地全体の境界を確認していただいた上で測量を行い、お譲りいただく面積を確定します。
土地は正常な取引価格をもって補償します。土地に建物等の物件がある場合は、調査し、必要な移転費用等を補償します。
対象となる方々に土地や物件等の補償額について個別に提示し、補償の内容について説明を行い、御了解をいただいた上で、契約書を取り交わします。
土地の所有権移転登記は、高松市が行います(登記費用は、負担していただく必要はありません。)。建物など物件の移転が完了したときは、現地を確認の上、土地を引き渡していただきます。
補償金は、土地の引き渡し完了後にお支払いします。ただし、移転先の用地の取得や建物契約等のために必要と認められる場合は、補償金の一部を前払いすることもできます。
土地及び建物等に係る各種の損失補償は、権利者の方々と十分協議させていただいた上で、任意契約によって行うことを原則としておりますが、協議によって解決しがたい事情があるときは、香川県収用委員会における審理を通じて解決させていただくこともあります。