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庵治産地石製品

更新日:2018年3月1日

庵治産地石製品

高松市の東部に位置する五剣山の麓、牟礼町、庵治町で採掘される良質な花崗岩は「庵治石」と呼ばれています。採石の歴史は、遠く平安時代にまでさかのぼり、江戸時代に高松藩の御用丁場となったことから急速に発達しました。彫刻家イサム・ノグチに絶賛されたことで世界的にも高い評価を得て、現在も200社程度の業者が軒を連ねます。

庵治石の特徴

庵治石の特徴は、地肌がとってもきめ細かいこと。庵治石を構成する石英・長石・雲母などの結晶がとても小さいのです。その粒子の大きさにより、庵治石は細目(こまめ)・中細目(ちゅうこまめ)・中目(ちゅうめ)などと分類されます。
中でも細目(こまめ)は小さな黒雲母の数が多く、磨き揚げると石の表面に二重のかすり模様がみられます。これを「斑(ふ)が浮く」といいます。また他の石に比べて非常に堅く緻密なため、細かな細工も可能なため、墓碑墓石、石像、石灯籠、石臼といった伝統的なものだけでなく、近年は照明器具やテーブルウェア、雑貨などにも幅広く使われています。

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