更新日:2024年8月1日
高温・多湿な夏場は、腸管出血性大腸菌やカンピロバクターなどの様々な細菌による食中毒が発生しやすい時期です。
食中毒に気をつけて!!
食中毒は、レストランなどの飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生する危険性がたくさん潜んでいます。
家庭での食事づくりには、『食中毒予防の三原則』を守り、下の「6つのポイント」をきちんと行い、家庭からの食中毒をなくしましょう。
食中毒予防の三原則
1.菌をつけない(清潔)
2.菌を増やさない(迅速・冷却)
3.菌をやっつける(加熱)
食肉には腸管出血性大腸菌(O157やO111など)やカンピロバクター、卵にはサルモネラ、魚介類には腸炎ビブリオなどの食中毒菌が付着していることがあるので、取り扱いや保存方法に注意し、十分な加熱をしましょう。
また、若年者や高齢者など抵抗力の弱い人は腸管出血性大腸菌O157等に感染後、重症化しやすいので、生又は加熱不十分な食肉を食べないよう注意してください。
全国的にカンピロバクターによる食中毒患者数が多くなっています。カンピロバクターは腸管出血性大腸菌O157と同じく、生肉や加熱不十分な食肉を食べることで感染することがあります。そのほか、生肉を触った手や、生肉に触れた包丁、まな板などの器具を洗浄、消毒せずに調理を続けてしまうと、ほかの食品にカンピロバクターをつけてしまうことがあります。
手や器具は、作業が変わるたびに洗浄、消毒しましょう。
カンピロバクター食中毒予防について(Q&A)(平成28年6月2日更新)(外部サイト)
カンピロバクター食中毒って知っとる?(高松市公式動画サイト)(外部サイト)
食中毒予防の基本は手洗い!!
石けんを泡立て、手の甲・指先・爪の中・指の間を十分に洗う。
すすいだ後、ペーパータオルや乾いた清潔なタオルなどでふく。
(※目安は、食品の中心部の温度が75度で1分間以上の加熱)
家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(PDF:579KB)